本・雑誌
日曜日の夕刊(著:重松清)を読んだ! この本は、重松さんの作品の中で未読だった1冊でした。かなり前に古本屋さんで見つけて購入していたのに、何故か『読み終えた箱』に入っておりました。収納の仕方を再考しないとダメみたいです。 12の短編からなる1…
ビブリア古書堂の事件手帖第5巻(著:三上 延)を読んだ! 鎌倉にある古書店の美人店主・栞子と、大学卒業後に職がなく、縁あって古書堂でアルバイトを始めた青年・大輔。彼ら2人が古書に纏わる様々な謎や陰謀を解いていく小説です。 今回読んだのは、当シ…
夜明けの街で(著:東野圭吾)を読んだ! 読み終えて、『うむぅ・・・』と黙ってしまうような1冊であった。主人公の渡部と同年代で、テーマがテーマなだけに、読んでいる最中から尻がモゾモゾと落ち着きませんでした。 間違いなく、面白い本である。しかし…
遁げろ家康(著:池宮彰一郎)を読んだ! 歴史小説を読みたくなり、本棚から取り出したのはこの本でした。既成の『家康』像を完膚なきまでにぶち壊してくれたこの本、多くの歴史小説の中でもっとも好きな本です。 読み終えたので、感想をまとめます。
春から夏、やがて冬(著:歌野晶午)を読んだ! 歌野さんの作品は、どうしても『葉桜の季節に~』の衝撃が強すぎて、読む前から読み手が作品のハードルを上げてしまうために、中々満足感を得られず、読後の評価も辛いものに成りがちです。まあ、あれだけの名…
風よ、万里を翔けよ(著:田中芳樹)を読んだ! 小説家の書く歴史小説にどっぷりと浸かるきっかけになったのは、田中氏のこの作品を読んでからだと思います。 史実に即して・・・とまではいきませんが、歴史上の人物や出来事を上手く料理して、万人に受けるよ…
YOU!(著:五十嵐貴久)を読んだ! 近所の古本屋さんに、ポップつきでこの本が置かれていた。曰く 『SM●Pの真実を知るのに最適な一冊!』『ジャ●ーズ事務所とはこんな場所です!』 私は、昨年日本を騒がせたアイドルグループのファンではありません。彼らと…
真夏の方程式(著:東野圭吾)を読んだ! 本書はガリレオシリーズの第5弾作品です。前回までの4作品も、なかなか面白かったので期待しつつ古本屋で購入しました。 読後の感想日記です。
吉良忠臣蔵(著:森村誠一)を読んだ! 面白い本はないかなぁ・・・とブックオフを物色している時に見つけました。 私の忠臣蔵の知識は乏しいです。年末になれば必ずドラマ放送がある日本人好みの話しであり、浅野の遺臣が主君の仇討ちを果たした事件である…
きらきらひかる(著:江國香織)を読んだ! この本を読むのは初めてではありません。10代後半に始めて読んで以来、人生の節目節目に読み返している。10回は読んでないと思う。でも5回以上は読んでいる気がする。私が本を複数回読み返すのは、自分が年齢を重…
精霊の守り人(著:上橋菜穂子)を読んだ! 昨年、NHKでドラマ『精霊の守り人』第1部が放映され、2017年1月からは第2部がスタートすることもあり、『精霊の守り人』の原作を読んでみることにしました。 実は、今まで、まったく知りませんでしたが、『守り人…
生存者ゼロ(著:安生正)を読んだ! 最近、同じ作者の本ばかり読んでいたので新しい作者の本にチャレンジしてみることにした。今回の本は、『第11回このミステリーがすごい!』の大賞、に輝いている。ミステリーとの事なので、敢えて、裏表紙の解説を見な…
ガラス張りの誘拐(著:歌野晶午)を読んだ! かつて読んだ歌野さんの作品『葉桜の季節に君を想うということ』が凄く良かったので、古本屋でセールに出ていた歌野作品を幾つか買ってみました。因みに、『葉桜の~』は2003年に発表されていて、この『ガラス張…
ダッシュ!(著:五十嵐貴之)を読んだ! 2016年最後の読書感想文は、五十嵐さんの作品となった。年末の慌しい時に、頭を使う難解な本は読みたくなかったので、スッキリ、楽しく読める1冊を求めていたら、この『ダッシュ』になった次第である。決して、今年1…
自分がブログを書き始めたきっかけは、読んだ事のある本や漫画を記録しておくことでした。過去に読んだ事のある本や漫画を、読んだことを忘れて何度も買ってしまう抜けた失態を繰り返してしまったため、『何とかせねばならない』と思ったわけです。 その改善…
星に願いを―さつき断景―(著:重松清)を読んだ。 年の瀬がせまり、今年は色々あったなぁ・・・と振り返っているときに、ふと、この本のことが頭に浮かんだので読み返しました。 この本は、読書感想文としてまとめるのはかなり手強いのですが、頑張ってまと…
2005年のロケットボーイズ(著:五十嵐貴久)を読んだ! この作者の作品は、ギャグが満載の笑える楽しい作品か、『リカ』見たいに半端ない怖さを秘めた作品か、どちらかだと勝手に思っている。本書は、2005年と年号があることから、最高に面白かった『1985年…
カカシの夏休み(著:重松清)を読んだ。この本は、『カカシの夏休み』、『ライオン先生』、『未来』の3作品で構成されています。それぞれのお話について、読後の感想をまとめてみたいと思います。 この本を読むのは実は2回目なのですが、『良い本』だよ。…
完全なる首長竜の日(乾緑郎)を読んだ! 先日、地上波で放映していた『~リアル~完全なる首長竜の日』の映画を録画して鑑賞しました。原作の小説はいったい『どんなモノ』なのか気になり、購入して読んでみました。『このミステリーがすごい』で大賞に輝い…
民王(著:池井戸潤)を読んだ! 年末が近づき、諸々と慌ただしい季節になってきたので、軽い気持ちでサッと読めそうな本が良いな~と思って、この本をチョイスしました。読んでみて、そのチョイスはどうやら正解だったようです。 気楽に読める『民王』の読…
送り火(著:重松清)を読んだ。 友人の死を見送った帰りの電車の中で、どうしてもこの本を読み返したくなった。家に帰り、本箱から探し出した時は既に真夜中でしたが、朝まで一気に読みました。 どうして、友人を見送った帰りに読みたくなったのか?
ジェノサイド(著:高野和明)を読んだ。 古本屋に行ったら、『今人気の本10冊』とポップが貼られて並べられていた。手に取って裏表紙の解説を読むと、サイエンス系ミステリー?の様だった。正直、あまり得意な分野では無いけども、読書の視野を広げようと購…
ソロモンの偽証(著:宮部みゆき)を読んだ! 2015年に映画化され、2016年には地上波で放映された。録画はしたが、敢えて観ない様にしていた。だって、ミステリーは結末を知ってしまったら、読む気が失せてしまうもの。ただし、映像の場合には観る気は失せな…
半落ち(著:横山秀夫)を読んだ! 何でいまさら、半落ちを!?と思われるかもしれない・・・。実は、今まで全く読む機会がなかったのだ。面白い、凄い、という評判は聞いていたけど、、、食わず嫌いでもなく、本当に機会がなかったのだ。
ようこそ、我が家へを読んだ!(著:池井戸 潤) 読書感想文の再開第三弾は、池井戸潤です。 半沢シリーズを読んで感じていたが、この人の文章はリズミカルで好きです。 この本は、ドラマ化もされているようなのですが全く見ていないため、 本の結末は判らな…
あすなろ三三七拍子を読んだ!(著:重松清) ブログ再開後の読書感想文第二弾は、重松清の本になった。 ここ数年、もっとも気に入って読んでいる作家の一人です。 今回の「あすなろ三三七拍子」を読んだ感想と、オススメ度合いをまとめます。
真田三代を読んだ(著:火坂 雅志)。 私がブログを書き始めたきっかけは、古本屋で本探しをしている時に、「この本を読んだか?読んでないか?」が判らなくなり、同じ本を何度も買ってしまう失態を繰り返したことが切っ掛けである。(ボケ防止ではないけれ…
人間失格(著:太宰治/新潮文庫)を読んだ! 一気に太宰を読もうと思い・・・。まとめ買いした第2弾です! (粗筋) 5つの構成からなる小説。
走れメロス(著:太宰治/新潮文庫)を読んだ!なぜに今更と言われても困るのだが、、、。実はここ数年、昔々に小学校等の授業で読んだ小説を再読してみたいと思っていたのです。なぜなら、走れメロスにしろ、坊ちゃんにしろ、こころにしても、筆者たちが小学…
イノセントゲリラの祝祭(著:海堂尊/宝島社文庫)を読んだ!結構自分的に嵌りつつある桜宮シリーズ第4弾として、読んでみた。 (感想)厚生労働省のモンスター白鳥から、桜宮病院に一通の招待状が届く。厚労省主催の「医療関連死モデル事業会議」に、白鳥自…