2020年11月29日、鹿島アントラーズは聖地カシマスタジアムに浦和レッズを迎え、2020年J1リーグ第30節を戦います。
「4つの決勝戦」と宣言しながら、「最初の決勝戦」で大敗を喫してしまったアントラーズですが、果たして中3日でどう建て直してくるだろうか?
相手は1週間の準備期間があるが、こちらは中3日の上に、コロナの影響でまともに練習が出来なかった選手がいる状況です。
どんな布陣、どんな戦術、どんな交代メンバーで挑むのか?
ある意味、ザーゴの真価が問われる一戦です。
2020年J1第30節・鹿島VS 浦和レッズ戦を前に思うことをまとめました。
- 2020年J1第30節・鹿島VS 浦和レッズ戦の予想スターティングメンバー
- 対戦相手の「浦和」について
- 鹿島が浦和に勝つための「鍵」はこれ!
- まとめ
2020年J1第30節・鹿島VS 浦和レッズ戦の予想スターティングメンバー
コロナで隔離されていた選手が戻る前提で予想してみる。
2トップは、土居と上田。
上田の成長に期待したい。
2列目は、左にエヴェラウド、右にアラーノ。
荒木は出れるならベンチからだと思う。
ボランチは、難しい・・・。柏戦はレオも三竿も低調だったが・・・。
やはりレオと三竿しかいないか。
SBは、左に杉岡、右に広瀬。
あくまでも杉岡が出れるのであればだが・・・。山本は体力的には厳しいと思う。
逆に言えば、このタイミングで杉岡が出れないとちょっと考え物です。
CBは、犬飼と奈良を継続で。
町田や関川と言う手もあるが、敢えて犬飼と奈良のコンビで見たい。
GKは、沖。
柏戦の4失点はどれも防ぎようがなかったとは思う。
対戦相手の「浦和」について
2017年以降、リーグは低迷しているが、ACLでは2017年にアジア王者、2019年はファイナリストと、潜在的な力はあるチームです。
今期もリーグ戦ではパッとしないが・・・。
監督が退任すると言うニュースが流れていたので要注意です。
浦和レッズの今季の状態
9位/勝点45
13勝6分11敗
42得点47失点
(※30試合消化)
一方の鹿島は
5位/勝点52
16勝4分11敗
48得点43失点
(※31試合消化)
順位では差がありますが、試合数を考えるとそれほどの差はない。
心して掛からないと!
柏戦の二の舞はごめんだよ。
鹿島アントラーズと浦和レッズの全戦績
これまで80試合対戦しています。
鹿島 38勝
浦和 28勝
引分 14
鹿島の勝率47.5%
鹿島から見て116得点、99失点です。
Jリーグ開幕当初はどちらかと言えばお得様でしたが、20世紀末から21世紀初頭にかけては五分の相手となり、2011年以降、鹿島はホームで殆ど勝てなくなりました。
そして2016年末からは再び鹿島が優勢になっています。
まあ、ライバルと言うか・・・
気合の入る相手であることは間違いない。
直近約3年間の鹿島VS 浦和の結果
過去約3年間の両チームの対戦結果をまとめておきます。
2017から2年間は鹿島サポーターの笑顔は止まりませんでした。
2017年対浦和戦、4戦:4勝
このシーズンは鹿島にとって最高の1年となりました。
対浦和戦年間4勝!
何度やっても負ける気がしませんでした。
(動画ハイライトあり)2017年2月18日 ゼロックス
鹿島3-2 浦和
(中立地)
鈴木のブレイクが間近だと感じさせるシーズン開幕でした。
↓下記の動画はある意味貴重かも知れません。
ショッキングピンクとイエロー・・・
改めて見ても、いったい何の戦隊モノのテレビだよ・・・って感じです。
↓当時の記事はこちら
(動画ハイライトあり)2017年5月4日 J1リーグ第10節
鹿島1-0浦和
(アウェイ試合)
鹿島得点者:前半25分金崎
ここぞの時に決めるエース金崎!こういう男は鹿島に必要な存在です。
↓当時の記事はこちら
(動画ハイライトあり)2017年9月20日 天皇杯4回戦
鹿島4-2浦和
(アウェイ試合)
鹿島得点者:前半7分・後半6分金崎、後半29分中村、後半45分土居
2017年の中で、もっとも負ける気がしない試合でした。
↓下記のリンク先記事内にハイライト動画があります。
(動画ハイライトあり)2017年11月5日 J1リーグ第32節
鹿島1-0浦和
(ホーム試合)
鹿島得点者:後半35分レアンドロ
痺れるような試合を制し、優勝に一歩近づいたと思ったのですが・・・。
※下記のリンク先記事内にハイライト動画があります。
2018年対浦和戦全3戦:1勝2敗
この年の後半から浦和が盛り返してきます。
天皇杯での敗退は本当に悔しかった!
(動画ハイライトあり)2018年5月5日 J1リーグ第13節
鹿島1-0 浦和
(ホーム試合)
鹿島得点者:前半25分金崎
金崎は本物のエースだった。
2020年はエヴェラウドが結果をもたらすFWになっています。
※下記のリンク先記事内にハイライト動画があります。
(動画ハイライトあり)2018年10月20日 J1リーグ第30節
鹿島1-3浦和
(アウェイ試合)
鹿島得点者:前半38分西
西のセクシーボレーが気持ち良すぎて・・・
冷静さを失ったのか、そこから失点を重ねて敗退。
すでにACLに重心が傾いていたのかな。
※下記のリンク先記事内にハイライト動画があります。
(動画ハイライトあり)2018年12月5日 天皇杯準決勝
鹿島0-1浦和
(ホーム試合)
凄まじい過密日程の中で戦った1戦でした。
リーグとACLの過密度合いをなんとかしないといかん。
※下記のリンク先記事内にハイライト動画があります。
2019年対浦戦全4戦:2勝2敗
1年間での試合数が多い相手だよ。
その分、嫌なことや良いことなど記憶に残る試合も多いけど。
(動画ハイライトあり)2019年7月31日 J1リーグ第16節
鹿島1-1浦和
(アウェイ)
鹿島の得点者:後半32分伊藤翔
この試合の前日、鹿島の親会社がメルカリになることが発表されました。
最後の最後に、興梠にドーンとされた嫌な思い出の試合です。
※下記の記事内にハイライト動画があります。
(動画ハイライトあり)2019年9月4日 ルヴァンカップ準々決勝第1戦
鹿島3-2浦和
(アウェイ)
鹿島の得点者:前半35分ブエノ、38分土居、43分名古
3点とって楽勝ムードと気が緩んだのか、あやうく同点にされるところでした。
↓下記の記事内にハイライト動画があります。
(動画ハイライトあり)2019年9月8日 ルヴァンカップ準々決勝第2戦
鹿島2-2浦和
(ホーム)
鹿島の得点者:後半21分犬飼、42分伊藤翔
先制されて追いつき、突き放されて追いつき、なんとか引き分けに持ち込んで準決勝進出。
↓下記の記事内にハイライト動画があります。
(動画ハイライトあり)2019年11月1日 J1リーグ第30節
鹿島1-0浦和
(ホーム)
鹿島の得点者:後半27分セルジーニョ
数多く発生していた負傷者が戻った試合でした。
セルジーニョの決定力に助けられた。
↓下記の記事内にハイライト動画があります。
2020年、鹿島の対浦和戦全1戦:1敗
コロナの中断開け、鹿島が一番どん底にいる頃に対戦しました。
調子が上がらないけど、浦和相手なら気合が入るかと思ったのですが・・・。
(動画ハイライトあり)2020年7月12日 J1リーグ第4節
鹿島0-1浦和
今は不動の大黒柱のエヴェラウドが唯一ベンチ外だった試合です。
鹿島のサッカーが酷すぎるというよりは、解説者が何度か触れていたが、やろうとしていることは判るが、仕上げのパスやシュートがきちんと出来ていない。
そんな状態だった頃の試合です。
↓下記の記事内にハイライト動画があります。
2017-20年の約3年間の戦績
浦和とは対戦数が多いので、年度ごとにまとめておきます。
- 17年4戦4勝
- 18年3戦1勝2敗
- 19年4戦2勝2分
- 20年1戦1敗
12戦して7勝2分3敗!
この数年間は鹿島が勝ち星を先行させています。
ですが、簡単な相手ではありません。
過去に嫌な思いを何度もしているので、油断せずにぶち倒して欲しい!
鹿島が浦和に勝つための「鍵」はこれ!
色々と思うことはありますが、次の3つがポイントになると思います。
- レオナルドと興梠にフリーで打たせない
- 鹿島の攻撃はクロスに活路を見出せ
- 最後は勝ちたいという強い気持ち
レオナルドと興梠にフリーで打たせない
レオナルドが11点、興梠が9点獲っています。
興梠も凄い奴だ。
なんだかんだで2桁に達しそうだ。
この2人がターゲットになっているが、山中とマルティノスがそれぞれアシスト5を記録しているので、ボールの出所に厳しく当たり、受け手にもしっかりとマークをつければ、そう簡単にはやられないはず!
鹿島の攻撃はクロスに活路を見出せ
浦和の失点の3割はクロスからです。
エヴェラウドの頭、上田の動き出し、そこ目掛けてバンバン上げたい。
そう考えると、SBは小泉ではなく広瀬になるのかと・・・。
最後は勝ちたいという強い気持ち
データ上、色々と考えられることはあるけど、シーズン残り3試合です。
前節はあんな大敗を喫しているし、コロナの影響で選手の状態は万全ではない中ですから・・・
やっぱり、最後の最後は「勝ちたい」「勝つ」という強い気持ちだと思います。
1つ1つの競り合いに全力で挑む。
そうすることでこぼれ球が鹿島に転がるはずです!
まとめ
柏戦の後、ザーゴ監督がコメントしていましたが、ホームで圧倒できないのはおかしい。
監督が言うと、他人事みたいに聞こえ、ちょっと疑問に感じますが、訳し方の問題だと思うことにする。
ただ、言っていることは正しい。
かつて他チームからはカシマスタジアムに行くのはイヤだなぁ・・・と言う声を聞くことが出来ましたが、近年、そのような声を聞くことは殆どありません。
ホームで強い鹿島を!
ラスト3戦を、これからの強い鹿島の布石にして欲しいです。
鹿島は勝つ!
闘志を見せろ、アントラーズ!!
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