2019年11月1日、鹿島アントラーズは聖地カシマスタジアムに浦和レッズを迎え、2019年J1第30節を戦いました。
9月中旬以降、試合をするごとに選手が負傷離脱していき、その後1か月近くを鹿島は若手中心のメンバーで戦う苦しい日々を過ごしてきました。
彼らのプレーはパーフェクトではなかった。
それでも、必死にタスキをつないだ若鹿達の苦労を、戻ってきたメンバーがしっかりと受け止め、チームがより一体となることが出来た試合だったと思います。
2019年J１第30節・鹿島VS 浦和レッズ戦の記録を残しておきます。
- 2019年J１第30節・鹿島VS 浦和レッズ戦の試合結果、及びスターティング＆交代メンバー
- 2019年J1第30節終了時点の順位表
- 2019年J１第30節・鹿島VS 浦和レッズ戦の試合内容と選手の感想
- 鹿島の今後について
- まとめ
2019年J１第30節・鹿島VS 浦和レッズ戦の試合結果、及びスターティング＆交代メンバー
鹿島 1－0 浦和
後半27分：セルジーニョ
スターティングと交代メンバー
GK 1クォン スンテ
DF 5チョン スンヒョン
6永木 亮太
27ブエノ
28町田 浩樹
MF4レオ シルバ
20三竿 健斗
25遠藤 康→後半20分18 セルジーニョ
41白崎 凌兵→後半49分37小泉 慶
FW8土居 聖真
15伊藤 翔→後半28分36 上田 綺世
三竿とレオシルバのボランチ
経験豊かな伊藤翔
決定力抜群のセルジーニョ
彼ら自身が己の存在意義を示すために、躍動していました。
2019年J１第30節・鹿島VS 浦和レッズ戦の動画ハイライト
セルジーニョの得点シーンは久々に鹿島らしい攻撃が繋がったプレーでした。
サイドを抉り、ゴールラインぎりぎりまで持ち込み、左右に振って、こぼれ球に詰めて・・・。
2019年J1第30節終了時点の順位表
鹿島は第30節終了時点で1位！
勝ち点で並んでいるFC東京も、勝ち点1差の横浜FMも、ピッタリと着いてきた。
ついてくればいいさ。
鹿島はあと4勝するから！
2019年J１第30節・鹿島VS 浦和レッズ戦の試合内容と選手の感想
レギュラー陣が続々と負傷から復帰したのは朗報なのですが、試合勘がどうなのかが心配でした。
それと、予定よりも早い復帰なので、再離脱だけは避けて欲しいと思っていました。
浦和戦で再び負傷して今季絶望よりは、しっかりと治して31節の川崎戦から4試合フルに出て欲しいと思っていました。
期待と不安でいっぱいの浦和戦でした。
前半序盤、浦和に勝利のチャンスがあったとすれば、ファブリシオと柏木のシュートだったと思う。この2本のどちらかが入っていたら、序盤で失点したら鹿島の選手たちは焦りを感じたでしょうから。
前半中盤、エンジンが温まった鹿島の両ボランチがその存在を際立たせ始める。
特に、白崎が別人のように良さを発揮している。
左SBに入った町田と相性が良いのかもしれない。
前半終盤、鹿島ペースですが、ゴールには至らない。
後半序盤、一進一退。前半は眠っていたように見えたファブリシオがこの時間帯に暴れ始めるが、決定的な仕事はさせない。
後半中盤、遠藤からセルジーニョへ交代。
鹿島の勢いが増すかと思いきや、浦和が攻勢強める。
後半27分、浦和の攻勢が続く中で、鹿島がDFラインからパスを繋いでいき、最後はセルジーニョが仕留めて鹿島が先制！
鹿島先制後、浦和も必死に攻めてくるが、主導権を握った時の鹿島は強い！
後半39分、事件発生。永木、大槻組長にド突かれる・・・。
色々な意見が出ているが、ハッキリしているのは「監督が相手選手に暴力」は前代未聞でしょう？シャレで言っていた組長がシャレにならない。
後半終盤、上田が決めきれないなど、相変わらず鹿島の詰めの甘さは気になるが、この日の守備陣は鉄壁。
試合終了、鹿島が1－0で勝利！
タイトルへ一歩前進。
ブエノの姿勢！これこそONE FAMILY
永木が大槻監督に倒された時、誰よりも早く、そして激しく、現場に駆け付けたのはブエノだった。
正直、カード出されるのではないか？
と思う位に激しく浦和陣営に詰め寄った。
普段、柔和な雰囲気を崩さないブエノの鬼の形相が、鹿島の選手たちの気持ちを一層引き締めたのでないでしょうか？
試合後のブエノのコメントが泣かせるので貼っておきます。
味方が倒されれば、僕は絶対に行く。助けに行く。味方はみんなファミリー。永木のために行きました
左SB町田！もしかして新境地を開くかも？
この試合で始めて起用されるわけではない。
今までも何度か起用されており、それなりに結果は出している。
でも、この日の町田を見ていて思ったのは、物凄く連携がスムーズになっているということです。
白崎や三竿との連携が良く、サイド攻撃がチャンスにつながっていた。
前半序盤にパスミスでピンチを招いたり、まだまだ位置取りが覚束ない面もありましたが、町田がSBで経験を積むことは、鹿島にとっても、そして来年のオリンピックを目指す彼にとっても、きっと大きな財産になるに違いない！
また、小池が来季も鹿島に残るのか判りませんが、彼にとっても大きな刺激にはなるはずです。
鹿島の今後について
いよいよシーズンも大詰めです。
残り4試合。
2017年以上に余裕がない状態での首位です。
ですが、あの悔しさを知っている選手がいるからこそ、きっと、今年こそはやってくれると信じています。
我らサポーターは、ただ、応援するのみです。
■鹿島アントラーズの今後の試合予定
- J1第31節 11/9(土) 14：00 ホーム VS 川崎F
－－－日本代表の試合が予定されています－－－ - J1第32節 11/23(土) 14：00 アウェイ VS 広島
- J1第33節 11/30(土) 14：00 ホーム VS 神戸
- J1第34節 12/7(土) 14：00 アウェイ VS 名古屋
- 天皇杯準決勝 12/21（土）場所・時間未定 VS 長崎
- 天皇杯決勝 1/1(元旦) 国立・時間未定 VS 神戸or清水
鹿島は元旦に国立にいるはず！
まずは、リーグではずっと勝てていない川崎を倒すことが、優勝への第1関門だと思います。
まとめ
ここまで来たら他所を気にしても仕方ない。
2位と3位は直接対決を残しているから・・・なんて、勝ち点を皮算用しても仕方ない。
鹿島があと4つ勝てば、タイトルは我らの手に戻ります！
2年前の悔しさを晴らしてくれ！
三竿、笑ってくれ！！
優勝へ突き進め、アントラーズ！！！
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