2025年2月にスタートしたJ1リーグも、残すところあと5試合となりました。
今シーズンのアントラーズは、2016年のリーグ制覇以来のタイトル奪還に向けて、川崎フロンターレを率いていた鬼木監督を招聘し新シーズンを迎えました。
開幕戦こそ湘南に手痛い敗戦を食らったが、その後は少しずつチーム状態を改善し、5月にかけて7連勝を飾るなど首位争いの主役を演じ、19節の折り返しは首位で通過しました。
後半戦開始で一気に他クラブを突き放したいところでしたが・・・
まさかの4戦勝ち無し(しかも3連敗あり)を演じてしまい、リーグが近年稀に見る混戦模様になる主要因を作ってしまいました。
それでも!
課題だった9月にチームは再浮上!!
見事に首位に返り咲くとその後はガッチリと首位をキープし、シーズン最終盤を迎えることになりました。
ラスト5試合は本当に難敵揃いですが・・・
2025年の鹿島は絶対に優勝する!
ラストスパートに必要なことを、これからの観戦時に振り替えるために幾つか記しておきたいと思います。
前線メンバーが最大火力の時は必ず得点を!
今年の鹿島の前線は実力者揃いであり、他チームからしたら脅威のはずである。
鈴木優磨を筆頭に、現時点で得点王であるレオセアラの得点力、高いシュート技術を誇るチャブリッチ、経験豊富なエウベル、抜け出しは天下一品の田川、出場するごとに進化する松村・・・。
特にエウベルが加入してからは、優磨、レオ、チャッキー、エウベルの4枚がスタメンで出場することが多く火力十分なメンバーでスタートし、一気に相手に打ち倒すようなシーンが増えてきました。
一方で、逆に言うとこの4人が揃っていて1ゴールどころか1アシストも出来ないようだと、途端にじり貧になってしまうのが最大の悩みどころであり、弱気の攻撃をしようものならカウンターを食らって肝が冷えるシーンも多発しています。
それでも、優勝争いのライバルとの得失点などを考えると、勇気を奮って攻撃を仕掛けて欲しいと願います。
時々、狙いに狙いすぎて、観ている方もイライラする展開になるのだけは、ラスト5試合では是非とも避けて欲しいと思います。
キムテヒョンの復調と言うか進化に期待
昨シーズンから鹿島のCBは植田と関川の2枚看板で支えて来たのだが、流石に勤続疲労が気になるなぁ~と思っていたら・・・
14節で関川が負傷し、長期離脱となってしまった。
替わって起用されたキムテヒョン。
昨シーズンは鳥栖でプレーしており、そのプレーを見た上で「FD」が獲得したので、やってくれるとは思っていました。
が、鹿島のCBはそう簡単に務まるモノではないので不安も感じていました。
しかし!
彼は凄かった!!
関川の離脱を感じさせないくらいの活躍で、植田とともに鹿島のDFラインを支えてくれました。リーグ前半を鹿島が首位で折り返すことが出来たのは、テヒョンの奮闘なくしては有り得なかったと思います。
その活躍が認められ、韓国代表のアメリカ遠征メンバーに選出され、試合に出てプレーしたことは鹿島サポーターとしてはとても誇らしいことです。
さらに、遠征から戻ると休むことなくリーグ戦に出場し、9月全勝のチームを支えてくれたことには漢気を感じました。
ただ・・・
アメリカ遠征から戻ってからのキムテヒョンですが、疲れなのか、何かズレが生じているのか、彼の苦手なプレーを研究され突かれているのか、試合中に何度か「危うさ」を感じさせるシーンが散見されるようになりました。
CBが「危うさ」を孕んでいるといると、SBは上がりづらくなるし、ボランチもリスクを回避したパスを選択しがちになってしまい、時に鹿島の攻撃が停滞、または慎重過ぎると感じる要因の一つになってしまっているのは確かです。
残り5試合!
キムテヒョンの進化が鹿島の優勝には必要だと感じています。
新旧10番の2人に期待
1人は現10番の柴崎、もう一人は前10番の荒木。
2人とも今年は決して満足出来る結果ではないはずだ。
それでも、アントラーズが10番を預ける決断をした選手なのだ。
彼らが2025年のリーグ戦初得点を上げる時が、アントラーズが優勝へ向かってラストスパートへの笛を鳴らす時だと思う。
もう技術的にとか、体力的にとか、コンディションが・・・
などは関係ない。
強い気持ちで、アントラーズに最後の階段を上がらせてください。
まとめ
第34節の神戸戦、第35節の京都戦。
この2試合に勝つために、2025年は必死に練習をしたきたのだ!
その強い気持ちをピッチで弾けさせて欲しいと思います。
サポーターは
ただひたすらに、応援し、背中を支えるのみ!
頑張れアントラーズ!
シーズン最後に笑いましょう!!
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