2025年9月20日、鹿島アントラーズは浦和レッズのホームである埼玉スタジアムへ乗り込み、2025年J1第30節を戦いました。
浦和とは4年に渡りリーグ戦連続ドロー決着(7試合連続)となっています。
浦和ってのは余り調子が良くない時でも、相手が鹿島となると異常なまでに燃え上がって挑んでくるのは、嬉しいともいえるし、面倒くさいともいえるし・・・。
ただ、今回だけは事情が違うんです!
この試合に鹿島は勝てば優勝へグッと近づくし、浦和は大きく後退します。
一方浦和が勝つとタイトル争いに生き残るし、鹿島は他の状況次第で一歩後退となってしまいます。
両者の想いは似てるのですが、タイトルへ向けて自ら一歩を進めたいと言うモチベーションは鹿島の選手が上だったし、サポーターの後押しも熱かったことが、最後までゴールを守る力になったように感じています。
8戦ぶりに鹿島勝利で白黒ハッキリした
2025年J1第30節(アウェイ)鹿島VS 浦和戦の記録です。
- 2025年J1第30節(アウェイ)鹿島VS 浦和戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- 2025年J1第30節(アウェイ)鹿島VS 浦和戦の試合内容と感想
- 2025年J1第30節(アウェイ)鹿島VS 浦和戦を視聴して感じたこと
- リーグ戦3061日ぶりに埼玉スタジアムで勝利!
- まとめ
2025年J1第30節(アウェイ)鹿島VS 浦和戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 1-0 浦和
前半14分 鈴木 優磨
スターティングと交代メンバー
GK1 早川 友基
DF3 キム テヒョン
22 濃野 公人
25 小池 龍太
55 植田 直通
MF6 三竿 健斗
18 エウベル⇒後半0分27 松村 優太
20 舩橋 佑⇒後半0分13 知念 慶
77 チャブリッチ⇒後半40分23 津久井 佳祐
FW9 レオ セアラ⇒後半33分17 ターレス
40 鈴木 優磨⇒後半45分7 小川 諒也
好調だった田川がどうやら怪我・・・
樋口は謎のベンチ外・・・。
この大一番で手痛いところでしたが、選ばれた選手達がキッチリと仕事をしてくれました。
2025年J1第30節(アウェイ)鹿島VS 浦和戦の動画ハイライト
鹿島の得点シーンは優磨の読み勝ちでした。
ただ、スローで観るとそれほど余裕がある感じではなく、迫りくる相手を気にせず、逆足でキッチリと枠内に決めたのは素晴らしい技術なのだと思いました。
鹿島としては、レオセアラやチャブリッチにそれぞれ1回ずつビックチャンスがありましたので、そのどちらかを決めきっていたら、もう少し楽な展開になったとは思うのですがねぇ・・・。
2025年J1第30節(アウェイ)鹿島VS 浦和戦の試合内容と感想
色んな因縁はあれど、鹿島としてはタイトルへ突き進むためにはどうしても勝利が必要な一戦でした。
それを選手達が一番判っているはずなので、きっとやってくれると信じてサポーターは応援するだけでした。
前半総括:開始早々に火が着いた!
開始直後の前線へのロングボールに対し、渡邊凌磨と競り合った植田がファウルを取られました。こんなモンでファウルを獲ってしまったらこの先この主審はどういう基準で笛を吹くのか・・・
というレベルでの笛でした。
しかし、取られた植田はほとんど抗議せず、怒りを滲ませる表情で守り付き、他の選手も冷静に壁を作りました。
そしてFKは小池の右をすり抜けてゴールに飛びましたが、早川が見事に横っ飛びでセーブしました。
防ぎぎった瞬間、植田にはすさまじい火が着いたでしょうし、早川の見事なセーブは、昨年のアディショナルタイムでの悪夢を振り払うことに成功したように思いました。
序盤はがっぷりと組んだ両チームでしたが、得点は鹿島に生まれます。
鹿島の右サイドが連動して動くことで相手にGKへのバックパスを選択させ、そのパスの行き先をイメージした優磨が巧みにスペースにプレスを仕掛けたことで、ベテラン西川のミスを誘発させて鹿島が見事に先制!
その後は鹿島が前線からプレスを仕掛け、浦和は掻い潜って主に鹿島の右サイドを中心に崩していく展開が繰り広げられ、その構図は前半が終わるまで続きました。
正直、同点弾を食らっていてもおかしくないシーンは幾つかありました・・・。
後半総括:代表選手「早川」が立ちはだかった!
この日の鬼木監督は攻めの姿勢を見せました。
攻めの姿勢で守備を立て直せる選手交代をしたことで、前半のような右サイドの崩壊は防ぐことは出来ました。
そして鹿島は、チーム戦術だった「GK(前線)のビルドアップから圧を掛ける」を徹底したことで、チャンスを得ます。
しかしモノに出来ず!
浦和の圧力はかなりのモノであり、知念を投入していても苦しい時間が続いていただけに、レオやチャッキーには決めきって欲しかった。
最後は獅子奮迅の働きを見せていた優磨が足を攣って交代しましたが、ピッチに居る11人の気持ちとゴール裏に陣取っていたサポーター達の声が、最後まで鹿島のゴール前に立ちはだかりました。
試合終了:複数得点と無失点を大切に!
激しいガッツポーズをしたのは「神様」の活躍でチームを救った早川だけであり、他の選手は、それぞれの仕事をやり切ったという控えめな喜びだけだったのは、まだ何も手にしていないのだから良かったと思います。
2025年J1第30節(アウェイ)鹿島VS 浦和戦を視聴して感じたこと
終わってみれば浦和にシュートを17本も打たれていました。
生粋の点取り屋が居たら、かなり拙い結果になっていたかもしれません。
この日の浦和戦を見ながら感じたことを3つほど・・・。
- レオとチャッキーのどちらかには点を期待
- 舩橋の成長を心から期待したい
- テヒョン、少しお疲れか?
以上の3つです。
レオとチャッキーのどちらかには点を期待
シュート力と技術力を兼ね備えた2人を前線に配置しているのだから、やはり二人のどちらかには1試合で1点は決めて貰わないと苦しい展開が続くことになる。
おそらく、レオにしてもチャッキーにしても、今の鬼木アントラーズが掲げている前線からプレスで嵌めて・・・は、得意なプレーではないのだろう。
それでも、真面目な性格(だからアントラーズに合うのだが)ゆえに与えられたタスクを一生懸命こなしてくれる。
その反面、本来の彼らの良さが出し切れていないのも確かだ。
レオを活かすなら、とにかくゴール前に張らせてなりふり構わずボールを届け続ける方が点が入る気がするし、チャッキーは守りに戻らせるよりも、相手の守備のギャップを常につかせてスペースにボールと共に突っ走らせる方が、これまた得点の可能性が高いように思う。
でも・・・
チームが目指しているゴール地点はそこでは無いから、やらないのでしょうが、それでもシーズン最終盤でタイトルを争いをしている時だからこそ・・・。
なんて思ったりしますがどうなのだろうか?
かえってバランス崩れてぐちゃぐちゃになるのかなぁ。
舩橋の成長を心から期待したい
右SHのチャブリッチと右SBの濃野と言った、攻撃に力を針が振れているような選手と組んでいると、チームが前掛かりになっている時には舩橋の良さが見事に出る。
溜めにしても、パスにしても、シュート意識にしても!
ところが、前半の20分過ぎくらいから始まった浦和の猛攻タイム。
一度、後手に回り始めると、舩橋は「消えてしまう」のだ。
良くも悪くも、濃野のように競り合って負けてピンチを作るとか、指示が無いと連動した守備が苦手でプレッシャーすら掛けられないチャッキーのように、悪目立ちすらしなくなる。
崩壊している右サイドには確かに居たはずなのに、炉辺の石ほどの存在すら出せないのは彼の課題だと思う。
それがメンタルなのか?経験なのか?そのあたりは私には判らないが、彼の覚醒なくしてタイトル奪還はなかなかに厳しいと感じます。
テヒョン、少しお疲れか?
韓国代表としてアメリカに遠征し2試合に出場(途中出場とフル)している。
それにもかかわらず、戻ってすぐに湘南戦でフル出場して無失点に貢献し、この日の浦和戦も無失点に貢献してくれた。
関川が怪我で離脱してから出場期間を掴み、あっという間に代表選手にまで上り詰めているテヒョンのハングリー精神とポテンシャルは本当に凄い。
もしかすると、今の鹿島で海外移籍の可能性が一番高い選手の一人になっていると言っても過言ではない。
そんな頼りがいのある我らが左CBのテヒョンだが、流石に少々疲れ気味にも思う。
おそらく、頭で思う程に身体が動いていないのではないだろうか?
時間にしたらコンマ何秒の話だと思うが、瞬間的に出遅れることで、相手を追いかけるような形になってしまうことが湘南戦、そして浦和戦と見受けられた。
そうなると、どうしても「手」が使わなくてはならなくなる。
どちらの試合においても、PKやカードが提示されるようなファウルにはなっていないが、これから先の大一番を考えるとやはり怖い。
浦和戦から中2日でセレッソ、また中2日で名古屋と対戦する。
疲れは溜まる一方だろう。
無失点中のCBを替えるのはリスクを伴いはするが・・・
監督やスタッフにはしっかりとテヒョンの状態を見極めて欲しいと思います。
リーグ戦3061日ぶりに埼玉スタジアムで勝利!
7試合連続でのドローに決着がついたと湧き上がりましたが、ふと埼玉スタジアムでの勝利はいつ以来なのかと調べてみたら、実は7試合ドローなんてかわいいモノではありませんでした。
2017年5月4日第10節、金崎が決勝点を決めて1-0で勝利した試合が最後でした。
ジーコと共に~2017年J1第10節 鹿島VS浦和 振り返り~ - lands_end’s blog
8年も前の記事を読み返したら、随分と拙い内容で・・・
まあ、鹿島への愛だけは変わっていない笑
それにしても懐かしい・・・スンテや昌子が全盛期の頃でした。
ちなみに、埼玉スタジアムでの勝利ということならば・・・
2019年9月4日のルヴァン準々決勝第1戦での勝利が直近になります。
ジーコと共に~2019年ルヴァン準々決勝第1戦(アウェイ)・鹿島VS 浦和レッズ戦!鹿島が3発決めてアウェイで先勝を飾る!!~ - lands_end’s blog
僅か8分間で3得点して、小躍りしていたのを覚えています。
この勝利からのカウントでも2208日ぶりになるので、本当に長いこと埼玉スタジアムで凱歌を上げていなかったのだと改めて思い知りました。
次の勝利はこんなに空けてはいけない!
まとめ
シーズン残り8試合となりました。
今は鹿島に風が吹いています。
前節に続いて、上位陣が勝点を伸ばせず、鹿島が首位に立ちました。
しかし勝点差僅かに3です。
得失点を考えると京都とは差はないモノだと考えるべきで、鹿島としては残り8試合を自からの力で押し切ってタイトルを掴むしかないのです。
今こそ、2017年の口惜しさを知る選手達が奮起する時です!
あの時に流した涙が無駄ではなかったことを証明してください!!
頑張れアントラーズ!
シーズン最後に笑いましょう!!
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