いくら調子が良くてもいつかは躓いて勢いが落ちてくるはずと思っていた川崎Fですが、今シーズンはまったく手綱を緩めることなくリーグを独走し続け、今シーズンの優勝をほぼ手中に収めてしまった。
でも、だからこそ、カシマスタジアムでは絶対に勝ちたい。
近年、まったく勝てなくなってしまった川崎Fに対し、今こそ勝利を上げれば今後の対戦での大きな自信にもなります。
シーズンたった2敗の川崎に、連敗という苦味を味わってもらいましょう。
鹿島の誇りをかけて、勝利を!
2020年J1第27節・鹿島VS川崎F戦を前に思うことをまとめました。
- 2020年J1第27節・鹿島VS川崎F戦の予想スターティングメンバー
- 対戦相手の「川崎フロンターレ」について
- 鹿島が川崎にかつためのポイントは「失点」を防ぐこと!
- まとめ
2020年J1第27節・鹿島VS川崎F戦の予想スターティングメンバー
さて・・・
メンバー選考は本当に難しい。
エヴェラウドが一番輝く配置を考えたVS 川崎フロンターレ戦の予想スターティングラインナップ・・・。
2トップは、上田と土居。
トップに上田で、土居は1.5列目が良いかと。
2列目は、左にエヴェラウド、右にアラーノ。
エヴェラウドの長距離砲も脅威になるはずです。
アラーノは名古屋戦の悔しさを晴らして欲しい!
ボランチは、三竿とレオ!
レオは感覚が空くと、逆に動きが鈍ることがあるのが心配です。
SBは、左に永戸、右に小泉。
広瀬はプレー出来るなら途中交代で良いかと。
CBは、犬飼と町田。
町田が成長してきたように感じるので期待したい。
GKは沖。
頼むよ。
誰が出ても、気持ちは1つ。
勝利のみ。
対戦相手の「川崎フロンターレ」について
2017、18年とリーグを連覇し、20年は他チームを寄せつけない圧倒的な強さで首位を独走しており、かつて「シルバーコレクター」と呼ばれた面影はどこにもありません。
リーグは26試合で僅かに2敗。
カップ戦を含めた31試合でも僅かに3敗。
恐ろしいチームに成長してしまいました。
鹿島が再びタイトルを狙うには、彼らに勝たなくてはなりません!
川崎フロンターレの今季のリーグ戦の状態
1位/勝点68
22勝2分2敗
70得点22失点
我が鹿島が
6位/勝点48
15勝3分10敗
43得点37失点
2敗しかしていないことも凄いが、今年の川崎の凄さは得失点です。
1試合平均得点2.7点
1試合平均失点0.8点
点は獲るけど、点は獲られない。
こりゃあ、首位を独走するわけです。
鹿島アントラーズと川崎フロンターレの全戦績
これまで48試合対戦しています。
鹿島 17勝
川崎 22勝
引分 9
鹿島の勝率35.4%
鹿島から見て72得点、79失点です。
とにかく勝てない。
惜敗ではなく、手も足も出ない印象が強くなっている。
直近約3年間の鹿島の対川崎F戦の記録
2017年~2020年の約3年間の対戦記録のまとめです。
書いていると・・・悲しい気持ちになります。
2017年、鹿島の対川崎F戦全2戦:2敗 1得点6失点
2017年1月1日の天皇杯決勝で劇的勝利を収めた同じチーム相手とは思えないほどの完敗を喫してしまいます。
一度でも引き分けていれば、この年の鹿島は優勝したのですが・・・。
(動画ハイライトあり)2017年5月19日J1第12節
鹿島0-3川崎F
(ホーム)
鹿島にもチャンスはありましたが、結果は0-3の完敗でした!
この試合で見た川崎のパスサッカーに、嫌な予感を感じたことを覚えています。
(動画ハイライトあり)2017年8月13日第22節
鹿島1-3川崎F
(アウェイ)
鹿島得点者:後半42分鈴木
前半終了間際にクリアに飛び込んだ西がオウンゴール(仕方ない)、後半は華麗に追加点を決められ万事休す。終了間際に優磨が一矢報いてくれました。
※下記のリンク先記事内にハイライト動画があります。
2018年、鹿島の対川崎F戦全4戦:1勝2分1敗
前年に優勝を奪われ、今年こそはリベンジを!
とファミリー全員で勝利を誓ったのに・・・。
第9節のアウェイでの惨敗は涙も出ませんでした。
(動画ハイライトあり)2018年4月21日J1第9節
鹿島1-4川崎F
(アウェイ)
鹿島得点者:後半19分永木
前半終了間際の失点と、1点返した直後の小田の凡ミスが全てでした。
小田のあのパスは確かに酷かったけど、それを決めた直後の中村の過剰な喜びには侮辱を感じた。
※下記のリンク先記事内にハイライト動画があります。
(動画ハイライトあり)2018年9月5日ルヴァン準々決勝第1試合
鹿島1-1川崎F
(ホーム)
鹿島得点者:前半19分西
川崎のサブメンバーにまで戦い方が徹底されていることを感じた試合でした。
ホームなのに、引き分けが精一杯でした。
※下記のリンク先記事内にハイライト動画があります。
(動画ハイライトあり)2018年9月9日ルヴァン準々決勝第2試合
鹿島3-1川崎F
(一応アウェイ:等々力が使えず味スタ)
鹿島得点者:前半28分・37分山本、後半27分セルジーニョ
山本の得点時の鹿島の選手の喜びが・・・
選手たちも川崎戦へ強い想いをもって挑んでいることを感じました。
天敵の家長が居なかったことのですが、それでも久々の川崎戦勝利に、しこたまビールを飲んだ・・・。
※下記のリンク先記事内にハイライト動画があります。
(動画ハイライトあり)2018年10月7日J1第29節
鹿島0-0川崎F
(ホーム)
季節外れの30℃越えの暑さの中で、選手は辛そうでした。
この試合のMVPは、小林のPKを止めたスンテ!
最悪だったのは、鹿島ファミリーに嫌われている村上レフェリー。
暴力行為を見逃すし、鹿島有利になりそうになると笛を吹いて止めるし・・・。
※下記のリンク先記事内にハイライト動画があります。
2019年、鹿島の対川崎F戦全4戦:1勝2分1敗
どうしてもリーグでは勝てない。
どうしてこんなに苦手になったのだろうか・・・。
(動画ハイライトあり)2019年3月1日 J1リーグ第2節
鹿島1-1川崎F
(アウェイ)
鹿島の得点者:前半21分伊藤翔
FKを中村に決められ(彼のゴール後のパフォーマンスは過剰で侮辱に感じ、私は嫌いです)厳しい試合になったが、内田と伊藤の見事な連携で同点にした。
思い返すと、この試合の内田は日本復帰後の最高の出来だったかも。
※下記のリンク先記事内にハイライト動画があります。
(動画ハイライトあり)2019年10月9日ルヴァン準決勝第1試合
鹿島1-3川崎F
(アウェイ)
鹿島得点者:前半10分白崎
連戦によって、両ボランチに加えてセルジまで失っていては苦手な川崎相手にどうにもならず。
上田を1トップに据えたが、流石に荷が重たかったようだ。
※下記のリンク先記事内にハイライト動画があります。
(動画ハイライトあり)2018年10月13日ルヴァン準決勝第2試合
鹿島0-0川崎F
(ホーム)
大岩監督がいったい何をしたかったのか?
理解不可能な試合になりました。
観るべきポイントは、スンテの奮闘のみ。
※下記のリンク先記事内にハイライト動画があります。
(動画ハイライトあり)2019年11月13日 J1リーグ第32節
鹿島 0-2 川崎F
(アウェイ)
チャンスを外しまくった果てに決められて敗戦。首位陥落。
大岩監督は本当に勝ち運の無い人でした。
※下記のリンク先記事内にハイライト動画があります。
2020年、鹿島の対川崎F戦全2戦:2敗
今年も川崎に勝てません。
コロナによる中断の再開戦が川崎だったのも因縁を感じてしまいます。
(動画ハイライトあり)2020年7月4日 J1リーグ第2節
鹿島 1-2 川崎F
(アウェイ)
鹿島得点者:前半32分オウンゴール
コロナの影響で過密日程になることから、交代枠が5人に増やされてリーグ再開となりました。交代の仕方で、ザーゴの手腕の良さは感じられました。
それにしても、判りやすいオフサイドでの失点でしたが、試合全体を通して観れば、試合後の感想に現れています。
「鹿島の攻撃は網に掛かるが、川崎の攻撃には網すら仕掛けられない。」
※下記のリンク先記事内にハイライト動画があります。
(動画ハイライトあり)2020年8月5日2020ルヴァンカップGS第2節
鹿島 2-3 川崎F
(ホーム)
鹿島得点者:後半39分、48分伊藤 翔
川崎戦はいつも同じパターンで敗れている印象です。
鹿島が良いプレーを見せてる間に点を獲れないでいると、ポンポンと失点してしまいます。
終盤の翔さんの意地がせめてもの救いでした。
※下記のリンク先記事内にハイライト動画があります。
2017-20年の約3年間の戦績
12戦して1勝4分7敗!
(2017年元旦の天皇杯決勝戦は除く)
とにかく酷いのは失点です。
12戦で23失点です。
勝利、または引分けの試合は、無失点、または1失点の時です。
しんどいデータが残っていますが、明日の試合は鹿島が勝つ!
絶対に勝つ!!
鹿島が川崎にかつためのポイントは「失点」を防ぐこと!
そんなことは誰でも判っていると言われそうですが・・・。
データ上、失点を防ぐ戦いが出来れば、勝ち点を獲れることは明確です。
2020年の川崎の3敗は、全て無得点で敗れています。
そして、過去約3年の鹿島の成績は12戦して1勝4分7敗ですが、1勝4分の全てが1失点か無失点の時の結果です。
つまり、川崎のリズムを崩し、気分良くプレーさせず、点を獲れずに焦りを感じさせることが出来れば、鹿島にも十分に勝機ありです。
逆に言えば、先のマリノス戦のように早い段階で複数失点したら、川崎ペースで終わってしまうことになります。
まとめ
マリノス戦から10日空いたことが、どちらのチームにとって好結果をもたらすのか?
コンディションは両チームともに万全のはずです。
逆に緩みすぎていないことが心配です。
明日の試合、鹿島が今年行ってきたサッカーをどこまで見せることが出来るか?
そして、自分たちのサッカーに固執せず、勝利に拘ってプレー出来るか?
明日は、勝利以外は不要!
鹿島は勝つべき時に勝つ!!
戦え、アントラーズ!!!
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