2019年9月4日、鹿島アントラーズは浦和レッズのホームに乗り込み、2019年ルヴァン準々決勝第1戦を戦いました。
チーム目標として掲げている4冠制覇のために大切な一戦です。
ホーム&アウェイ制のカップ戦を勝ち抜くため、今まで蓄積してきた経験値をフルに活用して戦って欲しいと願っていました。
試合は、前半と後半で全く別のチームになってしまいましたが、なんとかアウェイで3発決めて勝利することが出来ました。
2019年ルヴァン準々決勝第1戦(アウェイ)鹿島VS 浦和レッズ戦の記録を残しておきます。
- 2019年ルヴァン準々決勝第1戦(アウェイ)鹿島VS 浦和レッズ戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- 2019年ルヴァン準々決勝第1戦(アウェイ)鹿島VS 浦和レッズ戦の試合内容といくつか気になった点
- 鹿島の今後について
- まとめ
2019年ルヴァン準々決勝第1戦(アウェイ)鹿島VS 浦和レッズ戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 3-2 浦和レッズ
前半35分:ブエノ
前半38分:土居 聖真
前半43分:名古 新太郎
後半13分:興梠 慎三
後半15分:槙野 智章
スターティングと交代メンバー
GK 1 クォン スンテ
DF 5 チョン スンヒョン
26 小池 裕太 →後半32分
27 ブエノ
37 小泉 慶
MF 4 レオ シルバ
6 永木 亮太
30 名古 新太郎 →後半42分
41 白崎 凌兵
FW8 土居 聖真 →後半39分
15 伊藤 翔
8分間で3点獲る鹿島ってのはあんまり記憶に無い。
それにしても・・・
よりによって興梠と槙野に点を献上するとは!
こいつらを乗せると厄介なので、同点にされるのではないかと冷や冷やしていましたが、何とか凌いだ印象です。
2019年ルヴァン準々決勝第1戦(アウェイ)鹿島VS 浦和レッズ戦のハイライト
私的には鹿島の3点目を名古が決めた時に、ゴール前に駆け込んでいた伊藤が、クロスを上げた小池に俺の前も空いていただろ!とジェスチャーしているシーンが印象的でした。
点が入ったから良しとするのではなく、もっと良くなる様に試合中であっても互いの意見をぶつけあう姿勢・・・。
今のチームは「The鹿島」になっていると感じました。
2019年ルヴァン準々決勝第1戦(アウェイ)鹿島VS 浦和レッズ戦の試合内容といくつか気になった点
両チーム共に過密日程の中での一戦のため、選手のやりくりに頭を悩ましながら挑んだ一戦となりました。
前半序盤、両チーム共に身体が重そうに感じる。ターンオーバーしているのだが・・・。
前半中盤、主導権は浦和が握りつつあったが、鹿島のDF陣が固く、決定機までは作らせていない。鹿島はカウンター狙いか?
前半35・38・43分、ブエノの先制点後、前掛りになった浦和の隙を突いて瞬く間に鹿島が差を広げた。
前半終了、正直、サポーターも今日は比較的楽に勝てそうだと感じてしまった。
後半序盤、浦和の選手の目の色が違う。前半終了時の俯いた雰囲気がない。
後半7分、浦和が先に動く。興梠投入で鹿島の中盤から後ろがバランスを乱され始める。
後半13分、ブエノが足を滑らせて対応が遅れると武藤にシュートを打たれる。スンテが必死に止めるが、誰もゴール前に戻っておらず興梠に難なく流し込まれる。
後半15分、CKでの寄せが甘くなりヘディングを放たれる。これもスンテが必死に止めるが、浦和の選手が怒涛の寄せを見せて最後は槙野が押し込む。
後半中盤、鹿島も攻め返すが、前半の余裕が無くなり力むためかシュートが決まらない。
その後、鹿島としては温存したかった三竿、セルジーニョ、犬飼を投入せざるを得ない展開になる。
後半終盤、スンテが必死に防ぎ、浦和に3点目を献上しない。
試合終了、鹿島がアウェイで3点獲って先勝を飾る。
反省点だらけの試合にはなったが、優位な条件で第2戦に望める。
ブエノ!全てを糧にして成長を続けてくれ!!
何度も言われているが、本当に凄い身体能力だと思う。
先制点でのヘディングもそうだが、何度もゴール前で届かないと思ったのに身体が伸びてきて相手ボールを跳ね返すプレー等、本当に凄い。
反面、試合中にしでかすミスがそのまま失点に繋がっているのも事実である。
ガンバ戦でもロングキックに真っ直ぐ後ろ向きに下がってバランスを崩し、アデミウソンに決められているし、清水戦でも無理に盛り上がってボールをロストするとカウンターを喰らいドウグラスに決められた(オフサイドにはなったが)。
そしてこのレッズ戦でも、武藤とのマッチアップで足を滑らせたことでシュートを放たれてしまい失点に繋がっている。
ミスしても良いけど、失点に直結する場面でのミスを少しずつ減らして欲しい。
まあ、たぶん、本人が一番判っているのだと思う。
昨日の試合終了時、ブエノはまるで負け試合の後のように、俯いて硬い表情をしていました。
昌子の言葉じゃないけど、失点に直結するミスをした分だけ成長してくれれば良いと思います。
小池・・・右足はそんなにダメなのか?
左足は本当に凄い。
昨日の3点目の起点になった動き出し、ボールの持ち方、土居へのマイナスクロスなど本当に完璧だ。
でも、昨日の試合を見ていて「浦和は左を切っている」と感じました。
左に抜け出せず、右に抜け出した場合、ビックリするくらい消極的になるのは何故だ?
確かにパスの精度も格段に落ちるとは思うが・・・。
右でもプレーの幅を広げられれば、より左の武器が活きると思うのだが・・・。
彼の真骨頂である左で世界を渡り歩く気なら、こんな言い方はしたくは無いけど、Jリーグのクラブレベルで対応されてしまっていてはダメだと思う。
対峙するDF陣が左を呼んで対応したとしても、それを上回るパフォーマンスを見せるレベルまでとことん極めるしかない。
そう思いました。
土居はどうやら無事らしい!
昨日の試合終盤に土居が負傷退場したので心底肝が冷えたのですが、どうやら軽症だったようです。
(鹿島の有料メルマガを書いている人のツイッターにコメントがありました)
負傷交代した土居聖真選手ですが、ピンポイントで当たった痛みが強かっただけで、どこかを捻ったなどはないようです。試合後はいつもの様子でした。
— Shigeru TANAKA (@gel_tanaka) 2019年9月4日
頼むから、長期離脱はしないでくれよ。
鹿島の今後について
ルヴァンカップ準々決勝は終わっていない。
半分の90分が終わっただけだ。
残り90分、聖地カシマスタジアムでしっかりと戦い、準決勝へ駒を進めて貰いたい。
■鹿島アントラーズの今後の試合予定
- ルヴァン準々決勝 9/8(日) 18:30 ホーム VS 浦和
―――9月上旬には日本代表の試合が2試合―――
★キリンチャレンジカップ★ - 9/5 19:20 パラグアイ戦
会場はカシマスタジアムです。カシマファミリーの活躍に期待。
★カタールワールドカップアジア2次予選 - 9/10 21:20(日本時間)ミャンマー戦(アウェイ)
- J1第26節 9/14(土) 19:00 ホーム VS FC東京
- ACL準々決勝第2戦 9/18(水)19:00ホームVS広州恒大
- 天皇杯4回戦 9/25(水)19:00ホームVS横浜FM
- J1第27節 9/28(土) 15:00 ホーム VS 札幌
- J1第28節 10/6(日) 15:00 アウェイ VS C大阪
――この後はルヴァンの準決勝や日本代表戦がありリーグは約2週間休み――
勝負の9月はまだまだ序盤です。
まとめ
目の前の試合を一戦、一戦、勝ち抜いてください。
僕らも一戦、一戦、必死に応援します。
戦いましょう。
勝ちましょう。
行け、アントラーズ!
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