2020年12月19日、鹿島アントラーズは聖地カシマスタジアムにセレッソ大阪を迎え、2020年J1最終節を戦います。
2020年は色んな意味で死ぬまで忘れない一年になった。
出来れば、来年は鹿島の優勝だけが記憶に残る年になって欲しいのだが・・・。
ACLを狙う鹿島は5位である。
対戦相手のセレッソは4位で、ACL挑戦権を争う名古屋は3位だ。
上位に行くには鹿島はとにかく勝つしかない。
何としても勝利し、来季へ繋げなくてはいけない。
2020年J1第最終節・鹿島VS セレッソ大阪戦を前に思うことをまとめました。
- 2020年J1第最終節・鹿島VS セレッソ大阪戦の予想スターティングメンバー
- 対戦相手の「セレッソ大阪」について
- 鹿島がセレッソに勝利する鍵
- まとめ
2020年J1第最終節・鹿島VS セレッソ大阪戦の予想スターティングメンバー
前節の清水戦から鹿島は1週間のインターバルがありました。
対するセレッソは中2日です。
だから、試合開始から全力で襲い掛かって欲しい。
しかし・・・
トップチームの選手にコロナ陽性者が再び出たとチームから発表された。
個別練習をしているので、おそらく、怪我で離脱中の選手で間違いないが・・・。
怪我で離脱ってのは、エヴェなのか?そうなのか?
いやそんなはずは無いと願いつつ、必勝の願いをこめたVS セレッソ大阪戦の予想スターティングラインナップです。
2トップは、エヴェラウドと上田。
エヴェラウドの鼻の手術後の状態が気になるし、コロナの報道も気になるが、多分、彼は大丈夫!いつものパワフルなプレーをしっかりと見せてくれるはず!!
上田・・・、エヴェから学べるものは全て学んでくれ。
2列目は、左に土居、右にアラーノ。
アラーノが躍動すればチャンスは生まれるはず!
ボランチは、レオと三竿!
鹿島のボランチといえば今はこの2人以上の選手はいない!
頼んだよ!!
SBは、左に山本、右に小泉。
永戸や杉岡、広瀬もいるけど、勝っている時の布陣は敢えて動かさず!
CBは、犬飼と町田。
前節の終了間際の町田のプレーはお粗末だった。
気合を入れ直してくれ!
GKは・・・沖。
誰もがスンテの雄姿を見たいとは思っているけど・・・。
対戦相手の「セレッソ大阪」について
毎年、毎年、タイトル争いに絡んでくる強豪チームになってきた。
正直、何ゆえにロティーナで継続しないのか謎ですが、その不思議な決定が、逆に選手達が監督のためにと奮起することにもなりかねないので注意が必要です。
とはいえ、あまり、苦戦したり、痛い思いをした記憶はないのですが・・・
セレッソ大阪の今季の状態
4位/勝点59
18勝5分9敗
45得点36失点
我が鹿島が
5位/勝点58
18勝4分11敗
54得点43失点
セレッソは昨年に続き今年も堅守健在です。
川崎が28、名古屋が29、そして広島と共に36と、少ない失点数です。
それだけに、不用意な失点は絶対に避けなくては!
鹿島アントラーズとセレッソ大阪の全戦績
これまで52試合対戦しています。
鹿島 28勝
C大阪18勝
引分6
鹿島の勝率53.8%
鹿島から見て77得点、59失点です。
相性は悪くありません。
またセレッソの18勝のうち11勝が彼らのホームであり、カシマスタジアムでは7勝しかだけです。
苦手意識はあるはずなので、心理的にも突きたい!
直近約3年間における、鹿島のVS セレッソ大阪戦の対戦結果
2017年以降の約3年間の記録です。
ちなみに、セレッソは2015,16年はJ2で戦っていたので、2017年より前の記録は2014年になります。
2017年、鹿島の対セレッソ戦全2戦:1勝1敗
ホームで負けた試合を、終了後にスタジアムをどんよりとした空気が覆っていました。
(動画ハイライトあり)2017年4月8日 J1リーグ1st第6節
鹿島0-1 セレッソ大阪
(ホーム)
大型補強でリーグ連覇を目指したシーズンでしたが勢いに乗れず、勝ったり、負けたりを繰り返す序盤の中でも、もっとも酷い試合でした。
ちなみに、レアンドロの初出場試合でしたが、元セレソンの輝きは殆ど感じられず。
↓こちらは試合後のブログ記事です。
ひたすら嘆いています。
(動画ハイライトあり)2017年8月26日 J1リーグ2nd第1節
鹿島1-0 セレッソ大阪
(アウェイ)
鹿島得点者:後半43分レアンドロ
ホームでの試合とは一転し、レアンドロの右足が輝きを放って勝利を得ました。
最後の鈴木のシュートミスは・・・当時はご愛嬌と思ったけど、結局はあのような詰めの甘さが最後の最後に得失点差でタイトルを失うことになったと思います。
↓下記の記事内にハイライト動画があります。
勝った試合の記事は筆が進みます。現金なものです。
2018年、鹿島の対セレッソ戦2戦:2勝
2018年の思い出は第14節のアウェイの試合です。
試合前日にエース金崎の鳥栖移籍が報じられ、放心状態でテレビ観戦していました。
(動画ハイライトあり)2018年7月25日 J1リーグ第14節
鹿島2-0 セレッソ大阪
(アウェイ)
鹿島得点者:後半12分鈴木優磨、後半15分土居聖真
10番金崎の突然の鳥栖移籍がショックで落ち込んでいたら、前半終盤には昌子が足首を痛めて離脱して、悪夢だと呟いていましたが・・・
金崎と2トップを組んだ2人の男が、惜別弾を放って勝利を飾りました。
↓下記の記事内にハイライト動画があります。
前へ歩みだした鹿島を称える記事になっています。
(動画ハイライトあり)2018年10月31日 J1リーグ第31節
鹿島1-0 セレッソ大阪
(ホーム)
鹿島得点者:後半7分小田逸稀
鹿島はこの試合の3日後にACL決勝第1戦を控えていたので、CBは昌子と犬飼を出場させましたが、それ以外のメンバーは若手中心で組み、闘将・小笠原に託しました。
終始、押されていましたがスンテのナイスセーブで失点を防ぐと・・・、後半、CKに小田が見事に合わせて1-0で勝利。小田がJ1初得点を上げました。
やはり、鹿島は小笠原あってこそ!そう再認識した試合でした。
↓試合後のブログ記事
初のACL決勝を前に、勢いをつけてくれた若鹿たちを賞賛する記事になっています。
2019年、鹿島の対セレッソ戦全2戦:2勝
対セレッソ戦を振り返ると、無失点で勝利した試合が多いことに気付きます。
近年の相性は悪くありません。
(動画ハイライトあり)2019年6月14日 J1リーグ第15節
鹿島2-0セレッソ大阪
(ホーム)
鹿島得点者:後半5分セルジーニョ、後半27分白崎 凌兵
怪我人が多くベストメンバーが組めずに苦戦しましたが、スンテが必死に守ったゴールを、後半効果的な時間帯に得点を重ねて勝利しました。
ちなみに名古の初出場試合でした。
↓下記の記事内にハイライト動画があります。
(動画ハイライトあり)2019年10月6日 J1リーグ第28節
鹿島1-0セレッソ大阪
(アウェイ)
鹿島得点者:前半6分犬飼
永木と白崎の即席ボランチを助けたのは早々の犬飼の先制点でした。
その後は守護神スンテの真骨頂!
1-0で勝ちきり、ついに首位に立ちました!
↓下記の記事内にハイライト動画があります。
2020年、鹿島の対セレッソ戦全1戦:1勝
ダブルを達成することで、来年も心理的に優位に立てるので、絶対にホームでは勝って欲しいです。
(動画ハイライトあり)2020年9月20日 J1リーグ第17節
鹿島 2-1 セレッソ大阪
(アウェイ)
鹿島得点者:前半32分ファン アラーノ、後半1分エヴェラウド
鹿島得点は和泉のシュートが決まらなかったこぼれ球を押し込んだものです。
鹿島が3点目を取って試合を終わらせられるはずが出来ず、アディショナルにグダグダになった嫌な思い出が・・・。
↓下記の記事内にハイライト動画があります。
2017-20年の約3年間の鹿島VS C大阪の対戦成績
7戦して6勝1敗です。
セレッソには相性も良いですし、6勝のうち5勝が無失点です。
相性の良さを全開にして欲しい。
鹿島がセレッソに勝利する鍵
セレッソが鳥栖と戦った前節の試合を観ていましたが、チャンスは作っている。
ただ、決定力は今1つに感じたが、波に乗せたらあぶない。
また、柿谷は好調とは言えないが、それでも、ゴール前でのアイデアはやはり侮れないと感じました。
色々と思うことはありますが、勝利の鍵は以下の3点だと思います。
- 不用意な失点をしないこと!
- 清武と坂元の2枚を抑え込むこと!
- 豊川に凱旋弾を決めさせないこと!
失点数が少ないセレッソなだけに、やはり不用意な失点をすると試合が難しくなってしまいます。
まずはセーフティにプレーして欲しい。
そして、清武と坂元の2枚を押さえ込んで自由にプレーさせないこと。
この2人で16アシスト(1人8ずつ)しているので本当に危険です。
最後に豊川を乗せないこと。
鳥栖戦で怪我をしたような情報もありますが、出てくると思ったほうがいい。
実は2017年にホームで戦った際は、当時セレッソに在籍していた山村に凱旋弾を決められて0-1で敗れた苦い思い出がありますので、あんな思いは二度としたくない。
まとめ
ラスト90分だ!
このメンバーで戦えるのはあと90分しかないのだ!
だから、プレーは熱く、頭は冷静に・・・
このメンバーで一年戦ったことを誇りに思えるように・・・
勝って締めくくって欲しいです。
鹿島は勝つ!
勝って来季へ!!
行け、アントラーズ!!!