2021年9月26日、鹿島アントラーズはセレッソ大阪のホームに乗り込み、2021年J1リーグ第30節を戦います。
先の川崎戦において、残り10分まで予定のプラン通りに戦い、勝ちが見えていたのにひっくり返されたショックは、正直、数日で癒えるものではない。
だからと言って、終わったことをクヨクヨ悩んでいても、やぶれかぶれになって試合に臨んだり、早々に上位進出を諦めてしまっては、サポーターの心が離れてしまいます。
鹿島が鹿島であり続けるためにも・・・
次のセレッソ戦は勝たないとダメだ。
2021年J1第30節(アウェイ)鹿島VS C大阪戦を前に思うことをまとめます。
2021年J1第30節(アウェイ)鹿島VS C大阪戦の予想スターティングメンバー
川崎戦から中3日なので、痛めていたりしない限りは、ターンオーバーは必要ないと思います。
変えるとすれば若手の登用ですが、個人的には、来季を見据えてお試しをする時期ではないと思います。
勝利を願うVS C大阪戦の予想スターティングラインナップ・・・。
トップは、土居と荒木
上田の様子を見る限り、外しても良いのかと思いました。
また、エヴェラウドを遠征から外して染野(怪我でないなら)を連れて行くのはどうでしょうかね。
2列目は、左に和泉、右にアラーノ
得点力は本当に寂しい限りだが・・・和泉の献身性は捨てがたい。
ボランチは、ピトゥカと三竿!
レオをベンチに入れて使わないなら、永木を連れて行ってくれ!
SBは左に安西、右に広瀬
常本の状態が判らないので、安西と広瀬で!
川崎戦での2人の出来は悪くなかった。
CBは、町田と関川
関川が川崎戦のように「クール」に戦えるなら、彼の身体の強さと縦パスのセンスの良さを利用したい。
GKは、沖
ただし、控えにスンテを入れて、沖とチームを鼓舞して欲しい!
対戦相手の「セレッソ大阪」について
昨シーズンの最終戦、最後までACL出場権の椅子を掛けて戦い、最後の最後にホームで引分て涙した相手です。
良い状態だったのに、監督は変えるし、選手も流出させるしで、案の定、昨年のようなパフォーマンスを発揮出来ないまま監督は解任となった。
ただ・・・
先頃、電撃復帰した乾は要注意だ!
今のところ、スペインで活躍した唯一の日本人選手であり、大きな怪我をして日本に戻って来た訳ではない。
油断せず、警戒して欲しい!
2020年度のリーグの順位と成績
C大阪 4位/勝点60 18勝6分10敗 46得点37失点
鹿島 5位/勝点59 18勝5分11敗 55得点44失点
いつかは抜けると思っていたら、最後まで抜き切ることが出来なかった印象です。
2021年度のリーグの順位と成績
鹿島 7位/勝点50 15勝5分10敗 50得点31失点
C大阪 11位/勝点39 10勝9分11敗 39得点39失点
攻撃陣は良くなかった昨年よりも振るわず、昨年の堅守も失ってしまえば、この順位になることは仕方ないと思う。
セレッソ大阪のキーマンと鹿島勝利のキーとなるプレーは?
鹿島が勝利するためには、以下の点がポイントになると思います。
相性の悪い大久保を抑えこむ!
ガンバのパトリック、川崎の家長と続き、セレッソの大久保にも正直あまり良い印象がない。
彼に点を獲られて・・・痛い想いをした記憶がある。
30試合対戦し、なんと13ゴールも獲られている。
幸い、彼が出場した時の対鹿島の対戦成績は9勝8分13敗であり、点を獲って勝利に繋がっているとまでは言えないが、要注意なのは間違いない。
右SHの坂本選手に注意!
まだ若い選手なのに、今シーズン6ゴール5アシストを上げています。
ちなみに昨年は2ゴール8アシストなので、2年連続で結果が出ている選手である。
右SHとなると鹿島の左サイドの選手の働きが鍵になりそうです。
和泉、カイキ、安西、永戸・・・
頼むよ!
鹿島はセットプレーを制すること!
鹿島もセレッソもセットプレーは重要な得点パターンであり、そして失点パターンでもある。
ちなみに鹿島は先の川崎戦でもセットプレーから同点弾を喰らっている。
カイキの直接FKも狙って欲しいし、ピトゥカの左足からの正確なキックを町田の頭に届ければ、活路は見いだせるような気がします。
鹿島アントラーズとセレッソ大阪の全対戦戦績
これまで54試合の対戦があります。
鹿島 29勝
C大 18勝
引分 7
鹿島からみて79得点、60失点です。
全対戦成績では鹿島勝率が53.7%です。
トータルの結果では鹿島が圧倒している。
ただ、昨年の最終戦のイメージが悪すぎるので、きっちりと相手のホームでも勝ってシーズンダブルで嫌な想い出を振り払って欲しい。
2020年度の対C大阪戦の試合記録
昨年のセレッソ戦は色々と考えさせられる試合になりました。
2020年J1第17節(アウェイ)
アラーノとエヴェラウドのアベック弾と沖の再三にわたるビッグセーブで6連勝を達成しました。
ですが、終了間際のレオのハンド疑惑とか、セレッソの瀬古の蛮行がイエローカードしか出ないとか、審判の質を改めて問われる試合でもありました。
↓動画ハイライト付きの記事はこちら
2020年J1最終節(ホーム)
勝てば3位でACL出場権が手に入る一戦で・・・
先制されてしまい何とか追いつくものの、終了間際の上田のヘッドは無情にも決まらず試合終了。
沖や上田が泣いて悔しがった姿が印象的でした。
↓動画ハイライト付きの記事はこちら
2021年度の対セレッソ大阪戦の試合記録
2020年シーズンの最終節の悔しさを晴らすべく、気合十分でのぞんだ前半戦でした。
2021年J1第16節(ホーム)
先の鳥栖戦での逆転負けのショックを引きずらず、荒木や常本たち若い力が躍動し、「戦術小泉」も機能して、鹿島に勝利をもたらしてくれました。
↓動画ハイライト付きの記事はこちら
まとめ
先にも触れましたが、今シーズンはまだ8試合も残っていて、決して3位が不可能になった訳ではありません。
今のチームに一番必要なのは、勝つことで得る自信と、勝ち続けることで得る勝者のメンタリティだと思いますので、最後の最後まで必死に戦い抜いて欲しいです。
ただひたすらに
勝利を!
突き進め、アントラーズ!!
↓オススメの鹿島アントラーズブログランキングはこちらへ!