2022年5月29日、鹿島アントラーズはFC東京のホームに乗り込み、2022年J1リーグ第16節を戦います。
FC東京戦での個人的な見所は次の3点です。
- 前節の悔しさを勝つことで晴らす
- 32度?35度?猛暑に対しどんな手を打つ?
- 控えの突き上げはいかに?
中3日での3連戦3試合目になります。
その疲れにトドメを刺すような猛暑予想が出ています。
スタジアムで観戦しても下手したら熱中症になるレベルなので、選手の身体が心配です。
2時間くらい開始時間を遅らせられないのだろうか・・・。
勝利を願う2022年J1第16節(アウェイ)鹿島VS FC東京戦を前に思うことをまとめます。
2022年J1第16節(アウェイ)鹿島VS FC東京戦の予想スターティングメンバー
荒木の長期離脱が発表された。
仲間、松村、そしてエヴェラウドの合流が待ち遠しい。
2022年J1第16節、鹿島の対FC東京戦スターティング予想・・・
TOPは上田と鈴木
上田はこの後は代表に合流するので、鹿島で点を獲って気持ち良く行って欲しい。
優磨はくれぐれも怪我をしないでね。
2列目は、左にカイキ、右に和泉
前節はビックチャンスを2発決めきれなかったがカイキの調子は悪くない。
今度はやってくれるはず!
和泉はあちこちのポジションを命じられて大変だと思うけど、前を向いてボールをガンガン運ぶ姿が見たい。
ボランチは、ピトゥカと樋口
最近、途中でピトゥカを替えることが多いのが気になる。
ベストのコンディションになっていないのか?
SBは左に安西、右に常本
安西、いつもエンジン全開お疲れさまです。
東京戦でもよろしく!
常本は前節に腰を痛めたようだが大丈夫かな?
CBは、関川&三竿
CBやDF陣だけで守る訳では無いが、鳥栖戦の4失点は悔しいはず。
東京戦では頼むよ~
GKは、スンテ
経験値がある選手だから、きっと切り替えは出来ているはず。
FC東京戦でゴールマウスに「スンテの壁」を築いてください!
対戦相手の「FC東京」について
2017年の開幕戦までは、正直、酷い目に遭ったと言う印象は少なかった。
でも、2017年の開幕戦・・・
前年2冠の勢いに加えてオフに大型補強を敢行し、前座となるXEROX SUPER CUPで浦和に快勝したアントラーズは、誰が見ても優勝候補の筆頭だった。
どこかで舐めていたと言われればそうかも知れないが、勝って当然と思っていたホーム開幕戦で、まさかのオウンゴールによる0-1の敗戦は心身に堪えました。
ちなみに、その年はアウェイでも、過密3連戦の最終戦で体力的にいっぱいいっぱいだだったので、勝てる試合を落としたのも悔しかった。
あの年以来、どうもFC東京には嫌な想いが強い。
そう言えば、かつてFC東京戦で観た中島は「Jではカテゴリーが違う」と感じ、その後、海外に渡って活躍しているのを見て、あの時感じた感覚は間違っていなかったと思っていたのだが・・・。
今、何してるんだろう?
2021年度のリーグ順位と成績
鹿島 4位/勝点69 21勝6分11敗 62得点36失点
東京 7位/勝点59 16勝11分11敗 43得点35失点
※2021年度のJ1は20チームで戦っています。
3試合を残して退任した長谷川監督には驚いた。
どうして最後まで指揮しなかったのか・・・。
2022年度のリーグ順位と成績
鹿島 1位/勝点30 9勝3分3敗 26得点18失点
東京 6位/勝点22 6勝4分5敗 15得点13失点
新潟を指揮したアルベル プッチ オルトネダ氏を招聘した東京・・・
数字から見ても守備が改善している。
若手の起用が上手いイメージだが・・・。
FC東京のキーマンと鹿島勝利の鍵は?
鹿島サポとしてはレアンドロとの初対決に興味が向くが、今年はコンスタントに出場していないようなので、対戦出来るのかは謎だ・・・。
ゴリゴリ系のFWを封じられるか?
4得点のアダイウトン、2得点のオリヴェイラ・・・。
どちらも今年の鹿島のDF陣が苦手にしているフィジカル強めの選手になる。
とくにオリヴェイラには色々と痛い目に遭わされてきた。
三竿と関川の2人はもちろん、ピトゥカや右SBの常本との連携も重要になると思う。
スペースを与えて前を向いて自由に打たせないことを意識すれば、自ずとシュートコースは限定されるのでスンテの網に掛かると思う。
森重・木本の2CBをぶち抜け!
やはり森重の経験値は侮れない。2点も獲っているし。
そして木本は昨年セレッソから名古屋に移籍した時は思うような結果が出ていなかったが、今年はCBでしっかりと結果を出している。
FC東京の失点は福岡の10失点に次いで2番目に少ない13失点である。
間違いなく守備は固いけど・・・
上田のキャノン砲ならどんな城壁でも大丈夫!
ガンガン打ってくれ!!
鹿島勝利の鍵は前半のチャンスで獲りきること!
浦和戦、そして鳥栖戦と、鹿島は前半に複数得点を決めるチャンスはあった。
しかし、決めきれないで時間が経つと相手が対処し始めるし、序盤の勢いが落ちたところでひっくり返され・・・
押し込まれ、失点(または危ないシーン)が増えてくる。
だから、前半30分までに複数得点をとること!
今年の鹿島の変化には、各チームが対策を取りつつも、それを上回る勢いと破壊力を見せている。
上田と鈴木、そしてカイキには期待しかない!
番外編!アルベル プッチ オルトネダ監督について
FC東京の監督に就任した際、キャリアの大半を育成年代の指導に携わって来たと話していたし、実際バルサのアカデミーコーチをしていた経歴もあるので、勝手にFC東京としては長期計画なのかと思っていたら・・・。
2022年の新潟はJ1昇格を狙える位置に浮上している。
どうやら、選手を育てる力は間違いないようだ。
そうなると・・・
来期以降のFC東京は手強くなるし、何より、若手の才能を見抜いてサプライズ起用するかも知れないので、試合経験の少ない若手が出てくるときは要注意だと思う。
セレッソのあいつにも痛い目に遭わされたので・・・。
鹿島アントラーズとFC東京の全対戦戦績
これまで51試合の対戦があります。
鹿島 27勝
東京 13勝
引分 11
鹿島からみて95得点、70失点です。
全対戦成績では鹿島勝率が52.9%です。
総合では鹿島が圧倒しています。
FC東京戦の特徴は、乱打戦かな。
点も獲るが獲られます。
50試合以上戦っているチームとしては、最も鹿島の得点率が高いです。
一方で失点率は川崎が群を抜いていますが、FC東京はマリノス等と同率で2位の失点率となっています。
まあ、チームカラーという事もあるのでしょうが、スンテを中心にした守備陣の踏ん張りが、勝利を手繰り寄せることになるかも!
2021年度の対FC東京戦の試合記録
昨年の対戦はリーグ戦2試合のみです。
ちなみに、2016年以降の6年間、リーグ戦以外での対戦が一切ありません。
それはそれで、面白い記録です。
首都圏に拠点を置くチーム同士なのに・・・。
2021年J1第15節(ホーム)
3-0で勝利
出遅れたシーズンでしたが、ようやくシーズン初の連勝!
試合内容も良かった。CKから町田がドーン、松村が粘り腰で追加点、最後はエースが仕留める完勝でした。
↓ハイライト動画を含む試合の記事はこちら
2021年J1第33節(アウェイ)
2-1で勝利
試合後の記事で、守備には若干の難があるが、得点の仕方を見る限り、カイキは使い続ければ凄い点取り屋に化けるかも知れないと書いていました。
2022年、その感想が現実になりつつある気がします。
この試合内容としては、ACL出場権獲得のために、チーム一丸となって必死に戦っている時期ならではの勝ち方だったと思います。
↓ハイライト動画を含む試合の記事はこちら
まとめ
次のFC東京戦を終えれば、1週間後に天皇杯2回戦、さわに1週間空いてルヴァン・・・
少しは身体をメンテナンス出来るし、戦力の底上げも出来るし、怪我明けや、ここまで試合にあまり出ていない選手を加えて、チーム戦術の熟成に時間が使えます。
だから、身体は疲れているでしょうが、頑張って足を前に出して欲しい!
サポーターとしては、何処に居ても、手を叩き続けますから!
勝つぞ!
アントラーズなら勝てる!!
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