2022年5月25日、鹿島アントラーズはホームのカシマスタジアムにサガン鳥栖を迎え、2022年J1第15節を戦いました。
一夜明けたが、まだ頭の中が整理できない。
このやり場のない「モヤモヤ」はどうしたらいいのか?
試合前の注目は・・・
- ホームでキッチリ勝利
- レネ監督の選手起用
- 小泉と樋口の対決
などに注目していましたが・・・
途中から全て吹っ飛んでしまいました。
ラスト1プレーで勝点2を失った2022年J1第15節(ホーム)鹿島VS 鳥栖戦の試合結果をまとめておきます。
- 2022年J1第15節(ホーム)鹿島VS 鳥栖戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- 2022年J1第15節(ホーム)鹿島VS 鳥栖戦の試合内容と感想
- 2022年J1第15節終了時点の順位表
- 鹿島の今後について
- まとめ
2022年J1第15節(ホーム)鹿島VS 鳥栖戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 4-4 サガン鳥栖
前半31分 田代 雅也
前半38分 宮代 大聖
後半4分 小泉 慶
後半7分 樋口 雄太
後半23分 上田 綺世
後半47分 土居 聖真
後半49分 染野 唯月
後半52分 田代 雅也
スターティングと交代メンバー
GK1 クォン スンテ
DF2 安西 幸輝⇒後半44分19 染野 唯月
5 関川 郁万⇒後半44分15 ブエノ
6 三竿 健斗
32 常本 佳吾 ⇒後半36分8 土居 聖真
MF11 和泉 竜司
14 樋口 雄太
17 アルトゥール カイキ
21 ディエゴ ピトゥカ ⇒後半36分7 ファン アラーノ
FW18 上田 綺世
40 鈴木 優磨
スタメンの11名を変えないのは判る。
中3日空いているのだから。
でも、後半3失点目をしてからが遅い。
- 冷静なのか?
- 確変を起こすのが苦手なのか?
どっちなのだろう?
2022年J1第15節(ホーム)鹿島VS 鳥栖戦の動画ハイライト
追い込まれたところからひっくり返したのに・・・
何で負けに等しい気持ちを味わうのか・・・。
悔しいなぁ。
2022年J1第15節(ホーム)鹿島VS 鳥栖戦の試合内容と感想
・・・・・。
試合後、ずいぶんと長い事固まっていた。
確実に勝ち試合だった。
お祭り騒ぎだった。
なのにどうして?
鈴木優磨の絶叫が耳に残ったままだ。
前半総括:小泉に抑え込まれた前半
前半に関しては鈴木優磨が抑え込まれた。
得意のサイドへの展開すらさせて貰えないほどに。
更には隙を見つけるや、ゴールライン際まで切り込まれてアシストされた。
また、小泉だけではなく、予想通り鳥栖の選手達の出足に苦しんだ。
常に追い掛けてくる、そのプレッシャーが微妙にパスの精度を狂わせ、余裕があるのに安易なクリアをして2次攻撃を食らった。
鹿島としては、前半のチャンスに点を獲りきれなかったのが痛い。
特にピトゥカのシュートと、鈴木のボール奪取からペナルティで上田が詰めた2回は、どちらか決めておきたかった。
後半総括:サッカーの神様はいたずら好き!
後半5分までは絶望の淵に立たされていた。
あと何失点食らうのか?と。
でも、樋口の反撃弾を切っ掛けに、鹿島のエンジンにようやく火がともった。
上田、土居、染野・・・
決めるべき人、決めて欲しい人、が点を獲って、確実に勝ち試合だった。
でも、最後の最後に勝点2が零れ落ちた。
試合終了:強烈な脱力感・・・
2017年最終戦のスコアレスドローでタイトルを逃した悔しさが、この試合に活かせなかったのは残念だ。
3つのトップは強烈な無念とともに
この日の試合で勝点1を積み上げたことで、アントラーズは首位に立った。
上田も1得点上げて、得点ランク1位になった。
鈴木はなんと3アシストを記録して、アシストランク1位になった。
なのに・・・
これほどまでに無念さを味わうとはなぁ。
選手達がより一層、勝利とタイトルへの想いを強くしたのであれば、この日の悔しさは無駄にはならないと思う。
今は、こんな風にしか言えない。
ラストプレーについて
そもそも和泉がファウルしたとか、CKにしたとか、失点に至る要因はいくつもある。
でも、失点を喫したワンプレーだけを取り上げると、失点したのにはいくつかの要因があったと思う。
一つ目は、GKの問題。
残念ながらスンテの2つのミスがあったと思う。
ポジショニングというより、チームメイトへの声掛けや指示出しに集中してしまい、キッカー(ボール)から目を外したこと。
そして、ニヤにストーンになる人が居ないのに気付かなかったこと。
二つ目は、鈴木や三竿達がみんな互いの声掛けあいに集中しすぎて、キッカーへの意識が薄れていたこと。
三つ目は、スタメンのDF4人のうち3人が交代していて、いつもとは違うメンバーで組んでいたことによる連携不足。
四つ目は、浮かれすぎたこと。
私はこの中でも一つ目と四つ目が決定的だったと思う。
GKというポジションでチームの大黒柱なのであれば、やはりあの失点には相応の責任は生じると思う。
そして、逆転弾は本当にドラマチックだったが、チーム全体が浮かれてしまった。
誰か一人でも、冷静に、試合再開に入る人が居れば、声掛けをする人が居れば、と思います。
それでもスンテを変える必要はない
理由は一つ。
0-2になったあとから、スンテはチームに声を掛け続けていた。
- 「声を出そう」
- 「だいじょーぶ」
どれだけ、選手もサポーターも心の支えになったことか!
大黒柱であることに間違いはない!
レネ監督の選手起用・・・
やはり謎だ。
推測すらさせてくれない監督だ。
スタメンの固定は、中3日空いていれば問題ないと思う。
謎なのは交代のタイミングと選手選択だと思う。
ハーフタイムで思い切って安西を変えるかと思ったが変えず・・・
3点目を獲られても特にアップを急がせることもせず・・・。
表情からは焦りも、怒りも、落胆も伺えない。
終盤になって動き出したとおもったら、常本を下げて染野は判る。
でも、関川を変えてブエノにしたのはパワープレーなのか?
和泉は確かに器用な選手だけど、和泉をSB(最後はCBも兼ねたのか?)に移したことがあの最後の失点の要因の一つにも繋がっていると思うと複雑だ。
今、アントラーズは首位にいる。
就任して僅か10試合程度ではあるが、チームを首位に押し上げた事実がある!
でも、不安が尽きないのは、最近アントラーズが戴冠していないから、こちらが弱気になっているからだろうか?
チームは補強するのか?
ヨーロッパのサッカーシーズンが終わりを告げた。
選手に声を掛けるのであればこのタイミングになる。
アントラーズはどうするのだろうか?
CBの補強はするのだろうか?
点を獲って勝てる試合は増えた。
明らかにサッカーが変わった。
でも、守りの脆さは抱えたままだと思う。
三竿と関川は良くやっている。
やっているが、圧倒するオーラはまだない。
控えに関して言えば・・・
ブエノは不安定だし、林にいたってはベンチ入りすらまだだ。
となると・・・
- 年齢はともかく代表経験豊富なあの男か?
- 血を流すことが大好きだったあの男か?
- 外国籍は保有人数の関係からも現実的ではないか?
タイトル確保には守備陣の補強は必要だと思う。
もしくは逆転の発想で、攻撃の選手の質と幅を広げて、この日の鳥栖戦のような試合でも殴り勝つスタイルを極めるのか?
2022年J1第15節終了時点の順位表
本当に、こんなにモヤモヤする首位奪還は記憶にない。
それでも、首位だ!
得失点差も悪くはない!!
鹿島の今後について
次節もまた中3日で迎えることになるが、次の試合はナイトゲームではなく昼の試合になる。
そして・・・
本日時点での日曜日の東京の気温であるが・・・
この通り、30℃を超える予想となっている。
身体のメンテナンスをしつつ、必要ならばスタメンの入れ替えも考えるべきだと思うのだが・・・。
レネ監督は変えないだろうなぁ。
- 5月29日(日)15時 第16節(アウェイ)VSFC東京
- 6月1日(水)19時 天皇杯2回戦(ホーム)相手未定
- 6月4日(土)18時 ルプレーオフS第1戦(アウェイ)VS福岡
- 6月11日(土)15時 ルプレーオフS第2戦(ホーム)VS福岡
※一部で声出し解禁! - 6月18日(土)18時 第17節(ホーム)VS京都
- 6月26日(日)18時 第18節(アウェイ)VS名古屋
- 7月2日(土)18時半 第19節(アウェイ)VS柏
- 7月6日(水)19時 第20節(ホーム)VS C大阪
- 7月10日(日)14時 第21節(アウェイ)VS札幌
- 7月17日(日)18時 第22節(ホーム)VS神戸
※ル=Jリーグカップ
お祭り騒ぎのママで勝利しなかったことで、逆に気持ちが引き締まったはず。
次のFC東京戦ではしっかり勝ち点を掴んで欲しい。
まとめ
それにしても・・・
未だに頭の中で最後のシーンが繰り返される。
スンテや優磨はもっと悔しい想いをしているに違いない。
だからきっと・・・
この先は今まで以上にやってくれるに違いない!
選手達を
アントラーズを
信じてる!!
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