2022年4月6日、鹿島アントラーズはアビスパ福岡のホームに乗り込み、2022年J1第7節を戦いました。
昨年、ホーム&アウェイ共に完敗した相手ですが、何度も負けられません。
今の勢いが本物か、確認できる良い相手と思っていました。
- リーグ5連勝を達成出来るか?
- 上田の3戦連発はなるか?
- 昨年のリベンジを果たせるか?
等に注目して観戦しました。
福岡の守備の固さは相変わらずで、苦戦を強いられましたが、エースの一撃と守護神の手がチームを首位へ導いてくれました。
2022年J1第7節(アウェイ)鹿島VS 福岡戦の試合結果をまとめておきます。
- 2022年J1第7節(アウェイ)鹿島VS 福岡戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- 2022年J1第7節(アウェイ)鹿島VS 福岡戦の試合内容と感想
- 2022年J1第7節終了時点の順位表
- 今後の鹿島について
- まとめ
2022年J1第7節(アウェイ)鹿島VS 福岡戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 1-0 福岡
後半26分 上田 綺世
敵味方問わず、このシュートを観ていた人全員が思ったはず。
「そこから打って決められるのかよ・・・」と。
スターティングと交代メンバー
GK1クォン スンテ
DF2安西 幸輝
5関川 郁万
6三竿 健斗
32常本 佳吾
MF7ファン アラーノ ⇒後半37分20キム ミンテ
11和泉 竜司⇒後半44分10 荒木 遼太郎
14樋口 雄太
17 アルトゥール カイキ⇒後半31分27松村 優太
33仲間 隼斗⇒後半18分27 松村 優太
FW18 上田 綺世
40鈴木 優磨 ⇒後半44分19染野 唯月
和泉をセンターハーフに、さらにその前にアラーノを配置したので、攻撃の面での不安を感じたが、和泉をセンターに置くことで前への推進が生まれるとは・・・。
2022年J1第7節(アウェイ)鹿島VS 福岡戦の動画ハイライト
上田のゴールは本当に凄い。
ほぼノーステップで、あの距離をあのスピードでねじ込める日本人は居ないと思います。
そしてスンテ!
まさに指先に神が宿った感じでした!!
2022年J1第7節(アウェイ)鹿島VS 福岡戦の試合内容と感想
この試合からリーグ戦は4試合もピトゥカがいない。
でも、怪我していた土居も戻ったし、皆で勝利を掴むのだ!
前半総括:流石に堅守の福岡!
鹿島の布陣は心配したほどノッキングを起こすこともなく、攻守にわたってバランスが取れている印象でした。
しかし、堅守の福岡は流石です。
最後のところで自由にやらせてくれず、鈴木のシュートも安西のシュートも、身体を寄せられたことでGKが対処出来たように感じました。
前半終了間際の杉本のシュートはスンテが防いで事なきを得ました。
後半総括:エースと守護神が魅せてくれた!
開始早々の鈴木のゴールはクロスバーに阻まれ、その後も攻めてもなかなか決定機まで至りません。
イヤな空気が立ち込める中で、エースがやってくれました。
和泉からパスを受けた上田が、相手が寄せ斬る前にミドルを放つと、ゴール右隅へ飛び込んで鹿島が先制!
その後は一転して福岡が攻勢を仕掛けてきます。
特に、左サイドの田中が脅威でした。
しかし、金森に合わせたクロス、直接狙ったシュート、どちらもは守護神が防いでくれました。
そして終了間際・・・
我らが守護神の指先に神が舞い降りました。
クロス気味の金森のシュートが鹿島ゴールへ向かいますが、決死の覚悟で身体を後ろに投げだしたスンテの指先はボールを弾き、戻った関川がクリアしてゲームセット!
試合終了:大の字になるスンテに駆け寄る息子たち!
終了の笛と共に倒れ込んだスンテに、守備陣の息子たちが駆け寄り抱き起すシーンは本当に素晴らしかった。
和泉が覚醒するかも
前節の清水戦後の記事では、和泉のポテンシャルを上手く引き出してくれ!と監督に勝手に懇願したところ、見事に引き出してくれました。
センターハーフに配置された和泉は、この日も精力的にピッチを駆け巡り、攻守に渡って汗をかいてくれましたが、いつもと違ったのは動きのベクトルがゴールへ向いていたことです。
上田のシュートの際も、パスを上田の出した後、ゴール前のスペースに走り込んだからこそ、相手のDFがひきつけられました。
もしもあれが、サイドに流れていたら、上田の前の壁はもう少し寄せていただろうし、多かった気がします。
和泉と上田でこじ開けたゴールだったような気がします。
これぞ守護神!
前半終了間際のセーブ、そして後半も何度もセーブし、時に鬼のような表情で味方守備陣を鼓舞し、緊張感を保たせたことが、最後のシーンに実を結んだように思います。
FKを跳ね返した後、ピッチにはスンテの声が響きます。
「上げる!上げる!!」
この声に鹿島の選手達は見事に反応して綺麗なラインを保って前に出ます。
福岡の選手達は半ばあきらめたのか動きが鈍い。
ただ一人、金森だけがこぼれ球を全力で広いゴール前に蹴り込みます。
この時点で、ラインコントロールに福岡のほぼ全ての選手が掛かっていて触ればオフサイドでしたが、ボールはなんとゴールへ・・・。
懸命に書き出したボール・・・
駆け寄ったのは鹿島の選手3人で、福岡の選手は反応出来ず、ゲームセット!
1試合通して、声を出し続けたスンテの勝利だったと思います。
2022年J1第7節終了時点の順位表
ついに首位に立ちました。
まだ、7試合しか消化しておりませんが、首位に立つと言うことは、若いチームにとっては自信に繋がるはずです!
今後の鹿島について
次はホームに戻り、横浜FM戦です。
ここ数年は鹿島が勝利していますが、難敵です。
勝って、首位堅守!
- 4月10日(日)15時 第8節(ホーム)VS横浜FM
- 4月13日(水)19時 ル第4節(アウェイ)VS C大阪
- 4月17日(日)15時 第9節(ホーム)VS名古屋
- 4月23日(土)15時 ル第5節(ホーム)VS大分
- 4月29日(金祝)16時 第10節(アウェイ)VS C大阪
- 5月3日(火祝)15時 第11節(ホーム)VS磐田
- 5月7日(土)14時 第12節(アウェイ)VS広島
- 5月14日(土)15時 第13節(ホーム)VS札幌
- 5月18日(水)19時 ル第6節(アウェイ)VS G大阪
- 5月21日(土)17時 第14節(アウェイ)VS浦和
- 5月25日(水)19時 第15節(ホーム)VS鳥栖
- 5月29日(日)15時 第16節(アウェイ)VSFC東京
※ル=Jリーグカップ
マリノス、名古屋、セレッソ・・・
シーズン序盤の山が続きます。
まとめ
ピトゥカの行為に対してチームは、リーグ4試合、ルヴァン2試合を欠場させるという決断に至りました。
正直、とても、とても、痛いですが、今の鹿島ならきっとやってくれる!
今度のマリノス戦では、誰がヒーローになるだろうか?
とても楽しみです。
首位は渡さん!
アントラーズが勝つ!!
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