2022年5月21日、鹿島アントラーズは浦和レッドダイヤモンズのホームに乗り込み、、2022年J1リーグ第14節を戦います。
浦和レッドダイヤモンズ戦の見所は以下の3点です。
- 中2日の安西・上田・樋口のコンディションは?
- 休養十分の鈴木・ピトゥカ・カイキのパフォーマンスは?
先日、ルヴァンカップグループステージの1位勝ち抜けが決まる裏で、川崎に首位を奪い返されてしまった。
チャレンジャーとして首位にプレッシャーを掛けるには、勝ち続けるしかない!
2022年J1第14節(アウェイ)鹿島VS 浦和レッズ戦を前に思うことをまとめます。
2022年J1第14節(アウェイ)鹿島VS 浦和レッズ戦の予想スターティングメンバー
ルヴァンから中2日の選手もいるが、ここまでスタメン起用している選手はそのまま継続すると思われる。
勝利を願う2022年J1第14節、鹿島の対浦和戦スターティング予想・・・
TOPは上田と鈴木
浦和の守備をこじ開けてくれ!
2列目は、左にカイキ、右に和泉
ここ数試合を観ている限り、カイキは上り調子なので間違いない。
和泉も得点こそないが、豊富な運動量でピッチのあちこちに出没して攻守のキーマンの1人になっているので、監督は起用するだろうなぁ。
ボランチは、ピトゥカと樋口
個人的には中村の成長に期待しているのだが、ピトゥカと樋口のコンビに割って入るには相当な覚悟と変化が必要かな。
SBは左に安西、右に常本
安西、お願いだから、怪我しないでね!
常本はそろそろ攻撃で違いを出して欲しい。
CBは、関川&三竿
ルヴァンで三浦に決められたのは関川が着ききれなかったのもあるので、心を引き締めて浦和戦では抑え込んで欲しい。
GKは、スンテ
完全休養を取ったので、身体の節々のメンテナンスが出来たはず!
対戦相手の「浦和レッドダイヤモンズ」について
このブログでも何度か書いたが、福田の実家が近所だったり、堀や本吉が親の教え子だったので、人生の歯車がそちらに転んだら、今頃、埼玉周辺に住んでいたのかも知れませんし、鹿島サポの中ではかなり浦和に対してある種の思い入れがある方だと思っています。
それだけに、鹿島と浦和の試合において、人権や差別に関わるような案件でもめた時は、とても悲しくなります。
また、浦和はリーグ創設以来のオリジナル10の仲間であり、鹿島とは何度も激しい戦いを繰り広げてきた相手でもあります。
そして、ジーコが「鹿島にとって浦和」は「日本で最大のライバル」と評しているので、やはり絶対に負けられないという思いもあります。
それから、浦和のアウェイでは、鹿島サポはいつも片隅に追いやられる。
その小さな一角から掻き消されながらも必死に声援を送り続ける訳だが、その一角からの声がスタジアムを包み込む瞬間がある。
それは鹿島が勝利した時です。
鹿島サポの声援で埼玉スタジアムが満たされる「あの瞬間」は、他のアウェイスタジアムでは味わえない勝利の快感だと思う。
なんてことを浦和に対してはいつも思っています。
2021年度のリーグ順位と成績
鹿島 4位/勝点69 21勝6分11敗 62得点36失点
浦和 6位/勝点63 18勝9分11敗 45得点38失点
※2021年度のJ1は20チームで戦っています。
DFで大崩れはしないが、コンスタントに得点を取れない印象でした。
それでも、天皇杯を制しているので、やはり地力はあるのだろう。
2022年度のリーグ順位と成績
鹿島 2位/勝点28 9勝1分3敗 21得点13失点
浦和 15位/勝点13 2勝7分4敗 14得点13失点
昨年に引き続き、守備は決して悪くない。
ただ、コンスタントに得点を重ねることが出来ず引分け「7」で順位を落としている印象である。
前節のマリノス戦では3失点後に3得点してドローに持ち込むなど、地力はあるチームなので怖い相手だ。
浦和レッズのキーマンと鹿島勝利の鍵は?
浦和戦のキーマンと鹿島が勝利するためのポイントは・・・
江坂に注意!
先のマリノス戦に出場しなかったので、怪我でないとしたら、休養十分で危険な選手だと思う。
得点はそれほど量産する訳ではないが、浦和の攻撃の中心選手だと思う。
マリノス戦ではユンカーの個人技が爆発した印象。戦術とは思えない。。。
自由にプレーする余地を与えない、タイトな守備を期待したい。
浦和の強固な2CBをこじ開けろ!
ショルツと岩波の2枚を、上田のキャノン砲がぶち破ると信じている。
仮に破れなくても、こぼれ球を鈴木、樋口、和泉が狙えばチャンスは来る。
それとセットプレーでのカイキ!
カイキのヘディング時の身体の使い方なら、きっと競り合いに勝てる!!
鹿島勝利の鍵はセットプレー!
2022年シーズン序盤の浦和は、得点を最も多く取っている攻撃も、失点を最も多く喰らっている攻撃の、どちらもセットプレーです。
そして鹿島は、最も多く失点を喰らっているのはセットプレーからです。
攻撃に関しては上田やカイキがいるのでクロスや中央からこじ開けた点が多いが、樋口がいるのでセットプレーも一つの得点源です。
セットプレーをシッカリ防ぎ、拾ったボールを素早く前線に繋いで仕留めるか、FKやCKで樋口のキックをカイキか上田が叩き込めば、きっと、点は獲れる!
鹿島アントラーズと浦和レッズの全対戦戦績
これまで83試合の対戦があります。
鹿島 40勝
浦和 29勝
引分 14
鹿島からみて122得点、101失点です。
全対戦成績では鹿島勝率が48.2%です。
オリジナル10の仲間なので対戦数は多く、清水と並んで2位です。
ちなみに1位は名古屋で89試合戦っています。
鹿島の勝利数は多いですが、互いに優勢の時期を繰り返している感じで、今はどちらにバランスが傾くのか・・・という時期に感じています。
直近3年間だと(リーグ6:カップ2)
全8戦:4勝2分2敗
鹿島が少し優勢です。
浦和の場合、相手の順位が何位とか、調子が悪いとか関係なく、鹿島戦では異様なほどのアグレッシブさと勝負への拘りを見せるので、それを上回る勝利への拘りを持って挑んで欲しいです。
2021年度の対浦和戦の試合記録
昨年の対戦はリーグ戦の2試合のみでした。
ザーゴ時代にアウェイで敗戦、相馬時代にホームで勝利しています。
2021年J1第7節(アウェイ)
1-2の敗戦!
スコア以上の差を感じた試合でした。
浦和も4戦勝ちなしだったのに、鹿島はそれを上回る酷いパフォーマンスでした。
沖、常本、関川、町田、永戸のDFラインだけの問題ではないが、追い込まれた時、気持ちがめげた時に、締める人が居なかった。
本当に、スンテか、CBに1人ベテランがいればなぁ。
敗戦で怒りが湧かないのは久しぶりだった。
↓ハイライト動画を含む試合の記事はこちら
2021年J1第35節(ホーム)
1-0で勝利
点差は第7節と同じく1点差ですが、鹿島の解消でした。
見事なまでに勝利への気持ちが上回り、また守備がしっかりオーガナイズされ、スンテの叱咤激励が若いCBを支え、無失点での勝利に繋がっていました。
・・・この時の記事を読むと、私はスンテの退団を覚悟していたようだ。
2022年も居てくれて良かった~。
↓ハイライト動画を含む試合の記事はこちら
まとめ
浦和戦から3試合が、今年のタイトル争いの行方に大きく関わると思う。
アウェイ浦和戦、中3日でホーム鳥栖戦、中3日でアウェイFC東京戦、いずれも難敵ぞろいだが、タイトルを獲るなら・・・
勝つしかない!
アントラーズを信じる!!
↓オススメの鹿島アントラーズブログランキングはこちらへ!