2022年9月10日、鹿島アントラーズは京都サンガのホームに乗り込み、2022年J1リーグ第29節を戦います。
京都サンガ戦での私の注目点は次の3点です。
- 天皇杯から中2日だがメンバーは?
- タイトルを諦めない姿勢で臨むのか?
- 名古の復活はあるか?
岩政体制となってから、チームの雰囲気は悪くない。
試合後に「監督について行く」と発言が多く聞かれるし、先日の天皇杯神戸戦では、終了の笛が鳴るとすぐに監督とピトゥカが熱く抱擁を交わしていた。
監督・コーチ陣と選手の間の距離感は消えた。
一方で、リーグ戦はまだ福岡戦での勝利だけなのも事実である。
来期を見据える雰囲気もあるが、個人的には勝利に、そして最後までタイトル獲得に拘って戦って欲しいと思う。
勝利を願う2022年J1第29節(アウェイ)鹿島VS 京都戦を前に思うことをまとめます。
2022年J1第29節(アウェイ)鹿島VS 京都戦の予想スターティングメンバー
天皇杯準々決勝から中2日となるので、多少はメンバーを入れ替えるような気がする。
特に鈴木は天皇杯で膝を打撲しているようなので、もしかすると無理をさせないかもしれない・・・。
2022年J1第29節、鹿島の対京都サンガ戦スターティング予想・・・
2TOPはエヴェラウドと土居
先の天皇杯で鈴木が序盤から膝を気にしていたのが心配なので、京都戦はスタメンから外れるような気がします。
2列目は、左にカイキ、右に仲間
現状はこの2人のスタメンがベターだと思う。
カイキのヘッドに期待したい!
ボランチは、ピトゥカと樋口
ピトゥカと樋口・・・鹿島にとって宝物の2人だが、本当にこの位置、この配置がベストなのだろうか?
もっと輝く場所があるような気がする。
SBは左に安西、右に広瀬
安西が縦にも横にも仕掛けるようになれば「幅」が出るのだけどなぁ。
広瀬はキック精度が戻りつつあるので、エヴェやカイキの頭にピンポイントで入れてくれれば点になるよ!
CBは、関川&三竿
現状はこの2人しかいない・・・
関川、サイドからのクロスの対応を頼むよ!
GKは、沖
監督の言葉通りなら、沖になるのだろう。
ただ、この先ずっとリーグは沖にするのかは?だ。
対戦相手の「京都サンガ」について
曺監督と言えば湘南、湘南と言えば機動力、曺監督の湘南と言えば「相性悪い」など、
悪いイメージが強い曺監督(人柄でなくて!)だ。
今シーズン、ホームで対戦した時も「かなり手を焼いた」印象である。
ただし、走るチームを作ってはいない。
京都の平均走行距離は112.8キロで20チーム中12位だ。
(鹿島は113.2キロで10位です。ちなみに1位は鳥栖の121.1キロ、2位はマリノスの118.3キロである)
所属する選手の能力に合わせてチーム作りをしているので、やっぱり能力のある監督なんだなぁ・・・と思います。
それから、京都も天皇杯ベスト4に残っており、鹿島も京都も準決勝で勝てば、決勝で対戦することになるので、リーグ戦でしっかりと勝って、鹿島はやり難い・・・という印象を残しておくことは大事かな。
2021年度のリーグ順位と成績
鹿島 4位/勝点69 21勝6分11敗 62得点36失点
京都 J2を2位でフィニッシュ
※2021年度のJ1は20チーム、J2は22チームで戦っています。
京都はJ2で優勝したジュビロと共に、頭一つ抜け出していた感じでした。
2022年度のリーグ順位と成績
鹿島 4位/勝点45 12勝9分7敗 41得点36失点
京都 13位/勝点29 7勝8分11敗 25得点29失点
残留圏から脱するために、相当なモチベーションで向かってくるだろう。
そして、策士である監督が色々と罠をしかけているだろう。
なんとか食い破って、勝利して欲しい。
京都サンガのキーマンと鹿島勝利の鍵は?
シーズン序盤の京都であれば、鍵は「ストップ・ザ・ウタカ」だったけど、9点獲ったらピタッと止まってしまったのが不思議である。
その結果・・・
チームとして「こいつ」「ここを」押さえれば~という点が見えにくくなったとも言えるが、「これ」という点がないとも言える。
トヨに注意しよう!
京都に移籍してなかなか結果が出なかった豊川が、前節の神戸戦で得点と言う結果をだしているので、要注意だと思う。
恩返し弾を喰らうのは勘弁して欲しい。
(そもそも恩返し弾と言う言葉は、私は嫌いだ)
守備では空中戦に注意せよ!
京都の得点の半数以上がセットプレーとクロスからである。
もちろん空中戦だけではないだろうけど、仮にGKは沖にするのであれば、彼のウィークポイントの1つがハイボール処理なので、GKだけではなく、周囲の選手の声掛けも重要になると思う。
攻撃では空中戦を活かそう!
京都は失点でもセットプレーとクロスからが多い。約4割だ。
カイキやエヴェの頭を狙って放り込み続け、ダイレクトで決めるもよし!こぼれ球を詰めて仕留めるのもよし!
鹿島の強みを活かして得点に迫って欲しい。
鹿島アントラーズと京都サンガの全対戦戦績
これまで27試合の対戦があります。
鹿島 18勝
京都 7勝
引分 2
鹿島からみて57得点、27失点です。
全対戦成績では鹿島勝率が66.7%です。
総合では鹿島が圧倒しており、勝率も非常に高くなっています。
一方でアウェイではかなり苦戦しています。
12戦:5勝1分6敗 勝率41.7%
ただし、これはサンガの旧ホームグランドである西京極(たけびしスタジアムと言うのかな?)での成績であり、新しいサンガスタジアムには初見参となる!
ガツンと初戦に勝利して、ガンバのホームであるパンソニックスタジアムの様に、相性の良いスタジアムにしてしまおう!
まとめ
チームは色々と変化をしているが、選手は変わっていないので、基本的な部分で大きくは変われない。
その1つが、最終ラインの不安定さがある。
彼だけの責任ではないが、関川の好不調の波が大きいのが要因の1つだと思う。
悪い時には、周囲で上手くサポートして、負のスパイラルに嵌らないようにして上げて欲しいです。
先制、追加、ダメ押し!
相手に勢いを出させないためにも、チャンスにはきちんと仕留めてね!
カイキ&エヴェに期待!
アントラーズが勝つ!!
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