2022年7月10日、鹿島アントラーズはコンサドーレ札幌のホームに乗り込み、2022年J1リーグ第21節を戦います。
前節、好調のセレッソ相手に3－3のドローで、首位のマリノスとの差が広がってしまった。
彼らの得失点差は凄まじいものがあるので、実質2試合上の差が付いていることになると思うと、7月末の直接対決まで、これ以上引き離されては大変だ。
- CB（守備）はどうするのか？
- エヴェラウドは復活したのか？
などに注目して観戦したいです。
勝利を願う2022年J１第21節（アウェイ）鹿島VS 札幌戦を前に思うことをまとめます。
2022年J１第21節（アウェイ）鹿島VS 札幌戦の予想スターティングメンバー
セレッソ戦を観る限り、流石にCBの人選は変えると思うのだが・・・
まさかのブエノはもう無いと思うが、イマイチ、レネ監督の頭は読めん。。。
勝利を掴む2022年J1第21節、鹿島の対札幌戦スターティング予想・・・
2TOPは鈴木とカイキ
トップには和泉ではなくカイキだと思う。
絶対にそちらの方が合うと思う。
優磨は本当はベンチスタートにさせたいが・・・。
2列目は、左に和泉、右に仲間
和泉は4アシストしているので後ろからの方が良さが出ると思う。
なまじトップだと動き出しで絶好のチャンスを手にするけど、どうにもシュートが上手くないみたいだから。
ボランチは、ピトゥカと樋口
三竿をCBにすると必然的に樋口になると思う。
ただ、ピトゥカとイマイチ合わないのが不思議だ。
中村にも期待しているのだがなぁ。
SBは左に安西、右に常本
安西の闘争心、向上心に火が付いていることを願う。
広瀬の存在が、偉大なバクアッパーではなく、3SBの一人としてレギュラーを争う状態になったことは、常本にも良い影響を与えるはず。
CBは、三竿＆関川
単なる跳ね返しならミンテと関川の組み合わせは、Jでは屈指の組み合わせだろうけど、J1のCBに求められるのは跳ね返しだけはないので・・・。
GKは、スンテ
失点が多い事をスンテも気にしているはず。
何とか無失点で勝利して笑顔を見せて欲しい。
対戦相手の「コンサドーレ札幌」について
札幌とは5月14日（第14節）にホームで対戦した。
試合前にジーコのトークショーに参加して、気持ちを爆上げしてスタジアムに入り、上田や鈴木のゴールで興奮度100％になって帰りの2時間半のドライブがとても快調だったことを覚えています。
あれから約2か月。
まさか、上田が居なくなるとはなぁ。
可能性はあるとは思っていたが、本当にいなくなるとはなぁ。
ホームで札幌に対戦した際に感じたのは、複数年指揮を取った時のミハイロビッチ監督のチームだと言う印象でした。
攻守に渡って完成度が高まれば高まるほど、その間隙を突きやすくなる・・・
規格外の点取り屋とか、飛び道具があり得ない程に決まるとか、予想外の失点が重ならない限り、点は獲れるし勝てると思えるチームになるのが、不思議です。
もちろん油断は大敵ですが、今の鹿島ならきっと打ち破ってくれるはず。
そんな印象を対戦時には感じましたし、それは今も変わっていないと思います。
2021年度のリーグ順位と成績
鹿島 4位/勝点69 21勝6分11敗 62得点36失点
札幌 10位/勝点51 14勝9分15敗 48得点50失点
※2021年度のJ1は20チームで戦っていました。
一桁順位でシーズンを終えるかと思いましたが、結果は10位でフィニッシュ。
9位のFC東京との勝ち点差は2でした。
2022年度のリーグ順位と成績
鹿島 2位/勝点38 11勝5分4敗 34得点26失点
札幌 14位/勝点23 5勝8分7敗 19得点36失点
先にも触れましたが、今年の札幌の印象も昨年と余り変わらず。
大勝もするし、点もそれなりに獲るけど、手堅い1－0を重ねる印象はない。
きちんと追加点が取れれば、勝てる相手だと思います。
コンサドーレ札幌のキーマンと鹿島勝利の鍵は？
20歳になったばかりの未来を嘱望される大型FWもいますが、今の札幌を相手にする時に気を付けるべきキーマンはこの一人だけかと思います。
とにかく金子選手に前を向かせない！
その時々のチームの布陣によって、トップ下でプレーしたり、右の2列目でプレーしたりするようですが、ドリブルやパスの才能は非凡なものがあるし、アシストも稼いでいるので、まずは全力で金子を潰しに掛かる事が大事ではないかと・・・。
出所さえ押さえれば、左のサイドから飛び込んで来る菅がチャンスを掴むことは少ないような気がしています。
鹿島は攻守共にクロスとセットプレーに集中！
鹿島の攻撃はセットプレーでのカイキの頭、そして樋口のキックの出来だ。
この2つが好調なら、面白いように点が入るはず。
一方で失点もセットプレーになる。
クロスもそうだが、関川が被らないかどうかが鍵だ。
一度ずれるとずっとずれっぱなしになるからなぁ。
おまけ：興梠がいた・・・
今の札幌には彼がいた。
今期はまだ1点だけど、ある意味、鹿島戦だと力を発揮するからなぁ。
しっかりと抑えて欲しいものだ。
鹿島アントラーズと札幌の全対戦戦績
これまで26試合の対戦があります。
鹿島 18勝
札幌 3勝
引分 5
鹿島からみて62得点、20失点です。
全対戦成績では鹿島勝率が69.2％です。
対戦成績では鹿島が圧倒しています。
また、勝率がとにかく高いので、先制、追加点と獲れれば、勝つことは難しくないと思います。
ちなみに札幌のホームでの戦績は
全13戦：8勝3分2敗、21得点11失点、勝率61.5％
札幌のホームでも鹿島が圧倒しています。
2021年、2022年の対札幌戦の試合記録
2021年はリーグで2戦、ルヴァンのGSで2戦、合計4試合の対戦がありました。
2022年は既にホームでリーグ戦を戦って、勝利を掴んでいます。
2021年J1第9節（アウェイ）引分
鹿島2－2札幌
2点先行しながら、札幌に押し込まれ、耐えきれず、追いつかれてドロー。
2点先行しても、あれほど安心感のないリードした試合もなかなかありません。
ザーゴの表情は、既にこのチームでの戦いを諦めた感じで呆けていました。
この試合後にザーゴは解任となったのも納得の表情でした。
最後の最後、荒木にチャンスがありましたが、あれはもう仕方ない。
↓動画ハイライトを含む試合の記事はこちら
2021年ルヴァンGS第3節（ホーム）勝利
鹿島3－0札幌
ザーゴが解任されるきっかけとなった9日前の札幌戦とは打って変わり、相馬監督に引き入られた新チームは若鹿が躍動し、3－0で快勝しました。
しっかりと勝ちきる強さが戻ったように感じた試合でした。
↓動画ハイライトを含む試合の記事はこちら
2021年ルヴァンGS第6節（アウェイ）引分
鹿島0－0札幌
2022年夏現在、鹿島の得点源となっているカイキのデビュー戦でした。
どちらも決め手を欠く中で、後半松村がビッグチャンスを手にしますが決めきれませんでした。
それでも、相馬体制になって負けなしを継続して、ルヴァンGS1位突破を決めました。
↓動画ハイライトを含む試合の記事はこちら
2021年J1第20節（ホーム）勝利
鹿島4－0札幌
相馬体制になってからの勢いが失われつつあり、不安を抱える中で迎えた一戦。
この試合においては鹿島の攻撃が躍動し、最後はエヴェラウドにも得点が生まれ、ホーム300勝を達成しました。
↓動画ハイライトを含む試合の記事はこちら
2022年J1第13節（ホーム）勝利
鹿島4－1札幌
前節、広島戦で手痛い目に遭ったアントラーズですが、試合前にジーコのトークショーもあり、選手もサポーターも熱い想いを秘めて戦った結果、広島戦の惨劇を忘れるような快勝劇となりました。
ただ、スタメンが交代してからは、攻守がチグハグになり不安を覚えました。
↓動画ハイライトを含む試合の記事はこちら
まとめ
酷暑の時期にアウェイ札幌戦があるのは、移動は大変だけど、暑さをしのげるので良いのか知れません。
気温が管理されたスタジアムであれば、鹿島の生命線である「動きのキレ」は最後まで失われないと思います。
理想を言えば、前半に複数得点して、優磨やピトゥカを休ませることが出来れば良いのですがねぇ。
踏ん張れアントラーズ！
マリノスに食らいつけ！！
↓オススメの鹿島アントラーズブログランキングはこちらへ！
