2022年7月16日、鹿島アントラーズはホームのカシマスタジアムにヴィッセル神戸を迎え、2022年J1リーグ第22節を戦います。
折り返しまではダントツの最下位で、もはや降格は免れないのか？
とまで思われた神戸が、彼らの最後の切り札「吉田帰り」で息を吹き返したようだ。
吉田新監督の元、リーグ3連勝+天皇杯勝利で現在4連勝中・・・
勢いに乗る神戸を迎えた一戦での注目は・・・
- CB（守備）は誰が出場？
- 鈴木優磨は中2日で出場出来る？
- 仲間の状態はどうなのか？
などに注目して観戦したいです。
勝利を願う2022年J１第22節（ホーム）鹿島VS 神戸戦を前に思うことをまとめます。
2022年J１第22節（ホーム）鹿島VS 神戸戦の予想スターティングメンバー
名古屋、札幌と連続ドロー。しかも札幌では今シーズンワーストに近い試合内容でしたが、その理由は天皇杯で垣間見えた。
今年の鹿島は鈴木優磨のチームだ。
彼が出場するかしないかは大きな影響をもたらす。
中2日でスタメンで出るのか？
それとも途中交代なのか・・・。
勝利を掴む2022年J1第22節、鹿島の対神戸戦スターティング予想・・・
2TOPは鈴木とエヴェラウド
中2日は相当に厳しいとは思うが、この試合の後は中断期間なので踏ん張って欲しい。
とにかく先制点！
獲りきって欲しい！！
2列目は、左にカイキ、右に和泉
天皇杯でアラーノは良かったように思うが・・・。
本質は変わってないと思うので、この2人をチョイス。
ボランチは、ピトゥカと三竿
CBの軸を三竿にしたいが、ボランチに三竿を入れてイニエスタに喰いつかせたい。
ピトゥカには積極的に左足を振って欲しと思う。
樋口は天皇杯での先制点に繋がるパスを出しているし、途中交代で威力を発揮して欲しいです。
中村にチャンスはあるだろうか？
SBは左に広瀬、右に常本
レネ監督の序盤のチョイスは広瀬な気がする。
安西はSBでもSHでも出せるので、敢えて手元に置くような気もする。
CBは、ミンテ＆関川
単なる跳ね返しならミンテと関川の組み合わせはJで最強の部類に入ると思う・・・。
正直、今の神戸の攻撃陣をCBだけで0に押さえるのは難しいので、三竿を1列前にしてGKを含めた4人で対応するしかないかなぁ・・・と。
GKは、スンテ
ご家族が来日したようなので、いつも以上に力強いスンテを見たい！
対戦相手の「ヴィッセル神戸」について
本当に不思議なチームである。
あれだけのメンバーで前半戦をダントツの最下位は信じられなかったし、シーズン中に2度も監督を変えて、4連勝で息を吹き返すとは思わなかった。
最後の最後、心の拠り所みたいな感じで、立ち返る場所がある人間は強いと言うが、チームにもその言葉は当てはまるのだろうか？
神戸にとっては、それが「吉田さん」だったのだろう。
吉田孝行監督・・・
あのフリューゲルスが消滅する年の元日決戦で清水から決勝点を挙げて優勝に導いた監督であり、その後合併先のマリノスから一度は放出されるも実力で買い戻させる力もあるし、神戸を残留に導く働きもしている。
実は相当に「胆力」のある人なのだろう。
それにしても、面倒な相手が、面倒なタイミングで息を吹き返してしまった。
2021年度のリーグ順位と成績
鹿島 4位/勝点69 21勝6分11敗 62得点36失点
神戸 3位/勝点73 21勝10分7敗 62得点36失点
※2021年度のJ1は20チームで戦っていました。
昨年は得点と失点がまったく一緒。
勝利数も一緒。
違ったのは、しぶとく引分けて勝点1を稼いだかどうかでした。
2022年度のリーグ順位と成績
鹿島 2位/勝点39 11勝6分4敗 34得点26失点
神戸 16位/勝点20 5勝5分11敗 20得点27失点
実は・・・
失点数は1しか違わないのですね。
しかも直近3試合では神戸は5得点1失点で3連勝。
一方の鹿島の直近3試合は5得点4失点で1勝2分。
う～ん。
勢いは向こうに分があるのね。
ヴィッセル神戸のキーマンと鹿島勝利の鍵は？
対戦するに当たり改めて神戸のメンバーを見て思うのは、「なんでこんなに苦しんでるの？」と言う印象でした。
どう考えても、いや、暴言覚悟で言うならば「誰が監督しても最下位になるのはバグ」にしか思えない。
本当にサッカーって不思議だなぁ。
三竿も言うようにまずはイニエスタ！
ペナルティ近くでは決してファウルせず、でもピッタリと貼りついて、自由に前を向いてプレーをさせないで欲しいです。
3日前の天皇杯でも出場していますが10分もプレーしていないので、疲れはないと思うので、90分フルに出場する可能性もある。
三竿一人で対応せず、組織で追い込んで欲しい。
武藤に注意！
やはりJでは屈指のFWだと思う。「あの代表」にも選ばれたようだし・・・。
フィジカルも強いので、CBはミンテや関川はして、当たり負けしないで頑張って欲しいと思います。
ただ、フィジカルだけではなく機動力も高いので、その点が心配です。
関川もミンテも俊敏性は今一つ。
かと言って先を読んだプレーは微妙・・・。
彼がスピードに乗る前に止めるしかないのかな。
橋本が不気味！
突如、ロシアから舞い戻った橋本選手！
個人的に2017年のアウェイ・FC東京戦で、手痛い目に遭った記憶が強く、嫌な選手と言う記憶が強いです。
そして、吉田監督になってからの3試合はフル出場で、勝利に貢献しているとのことなので、彼の動きにも目を配っておいて欲しいです。
本当に曲者と言う印象なので！
鹿島はクロスとセットプレーで得点を！
神戸の失点の約半分はセットプレーかクロスからです。
カイキのヘッドの強さ、エヴェのヘッドの強さ、この2つを活かすには、優磨のセンスあふれるパス出しと、広瀬のクロスに期待したいし。
また、セットプレーでは神様樋口に託したい！
神戸の守備は決して緩くないので、崩し切って点を獲るのは大変だからこそ、セットプレーは特に大切にして欲しいと思います。
おまけ：大迫・・・
ついにカシマスタジアムに来るのかな。
お願いだから、暴れず、静かにしていてくれ。
鹿島アントラーズと神戸の全対戦戦績
これまで58試合の対戦があります。
鹿島 34勝
神戸 14勝
引分 10
鹿島からみて106得点、59失点です。
全対戦成績では鹿島勝率が58.6％です。
対戦成績では鹿島が圧倒しています。
34勝していますから、圧倒しているように思っていたが・・・
各サイトで取り上げられているが、実はホームで勝てていない。
鹿島のホームでは全27戦：14勝6分7敗 勝率51.9% 52得点31失点
であり、一見、鹿島が勝っているように思うが・・・。
2014年からの9年間だと全12戦：2勝4分6敗であり
勝ったのはルヴァンと天皇杯でリーグ戦では0勝。
しかも最後に勝ったのは2016年の天皇杯です。
何としても、この悪い流れを断ち切らないといかん！
2021年、2022年の対札幌戦の試合記録
この2年はリーグで3戦しております。
昨年のアウェイでの敗戦は手痛かったなぁ。
2021年J1第11節（ホーム）引分
鹿島1－1神戸
相馬体制になって守備の意識が強くなったから1失点で凌げたと言える。
一方、得点は明確なチャンスは少なく、同点になってからは勝利の女神は鹿島寄りに微笑んでいたが、掴み取ることは出来なかった。
↓動画ハイライトを含む試合の記事はこちら
2021年J1第25節（アウェイ）敗戦
鹿島0－1神戸
ACL出場権を手にするためにも、直接のライバルを叩きたいと意気込んで乗り込んだ神戸戦でした。
何度も鹿島はチャンスを作れどもモノに出来ず、最後には負けていました。
鹿島が得意な「気付いたら勝ってる」を相手にやられてしまいました。
↓動画ハイライトを含む試合の記事はこちら
2022年J1第4節（アウェイ）勝利
鹿島2－0神戸
後年、「あの伝説の漢同士の抱擁試合ね」と言われるかもしれないですね。
得点を決め鈴木優磨は、勢いよく岩政監督代行の胸に飛び込みました。
鹿島サポとして生涯忘れないシーンの1つです。
ただ、神戸が絶不調な時期であったのも事実です。
↓動画ハイライトを含む試合の記事はこちら
まとめ
酷暑が続いたかと思うと、今度は梅雨に戻ったような長雨、そして、コロナが再び猛威を振るい始め、鹿島の選手にも感染者が出ています。
選手の皆には、心身共にしっかりケアして、悔いのない試合をして欲しいです。
サポーターに出来るのは・・・
勝利を信じて応援するのみ！
頑張れアントラーズ！
ホームで神戸戦の勝利！！
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