2022年7月6日、鹿島アントラーズはホームのカシマスタジアムにセレッソ大阪を迎え、2022年J1第20節を戦いました。
暑くなるとともに守備に脆さが出ていたアントラーズですが、ここ数試合は改善が見られつつあり、立て直して今シーズンはこの戦力で戦い抜くのかな・・・
と思いながら・・・
- 守備の改善は継続されているか?
- エヴェラウドの復活はなるか?
- 暑さ対策の布陣は?
などに注目して観戦していました。
結果は・・・
やっぱり、梃入れが必要じゃないか?
と言う思いが強くなった2022年J1第20節(ホーム)鹿島VS C大阪戦の試合結果と感想です。
- 2022年J1第20節(ホーム)鹿島VS C大阪戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- 2022年J1第20節(ホーム)鹿島VS C大阪の試合内容と感想
- 2022年J1第20節終了時点の順位表
- 鹿島の今後について
- まとめ
2022年J1第20節(ホーム)鹿島VS C大阪戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 3-3 C大阪
前半35分 OG(ミンテ)
前半46分 カイキ
後半7分 鈴木 優磨
後半25分 加藤 陸次樹
後半32分 ジェアン パトリッキ
後半44分 エヴェラウド
スターティングと交代メンバー
GK1 クォン スンテ
DF5 関川 郁万
20 キム ミンテ
22 広瀬 陸斗 ⇒後半21分2 安西 幸輝
32 常本 佳吾
MF 6 三竿 健斗 ⇒後半21分 14 樋口 雄太
17 アルトゥール カイキ
21 ディエゴ ピトゥカ
33 仲間 隼斗 ⇒後半21分 9 エヴェラウド
FW 11 和泉 竜司 ⇒後半41分 8 土居 聖真
40 鈴木 優磨
連戦なのの出レネ監督は選手を変えてきたし、早目に後退した。
が・・・
裏目に出た。
2022年J1第20節(ホーム)鹿島VS C大阪戦の動画ハイライト
ハイライトで見ると判りにくいが、前半は完全にセレッソペース。
後半は3枚替えるまでは鹿島ペースだった。
追いついたのは奇跡だが。
失点の仕方が常態化しつつあるのが心配だ。
2022年J1第20節(ホーム)鹿島VS C大阪の試合内容と感想
レネ監督は既に堅守に対しては諦めているのか?
守り勝つより、殴り合って1点でも多く取ることを意識しているように思う。
前半総括:本当にセレッソが乗っていた!
前節、川崎を下したセレッソは、本当に好調だった。
暑い夏の連戦なのに、出足が良く、鹿島との競り合いに積極的に前に出ていた。
鹿島としては、なかなか攻撃の形が作れず苦戦していたが、最後の失点だけは耐えていただけにオウンゴールは痛かった。
それでも、前半終了間際にカイキのゴールで追いついたのは大きかった。
後半総括:何度も見たこの失点風景・・・
鈴木優磨のゴールから3枚替えまでは鹿島ペースだったが、変えたことで主導権を失ってしまった。
失点シーンに関して言えば、もう何度も見た感じの光景でした。
ミンテにしろ、関川にしろ、チャレンジするなら交わされないで欲しいし、1人がチャレンジするならもう1人は最悪の時の対処を考えて備えて欲しい。
あれほどアッサリとカウンターを食らうのでは、攻撃陣が何点取ってもキリがない。
試合終了:エヴェラウドのスーパーゴールのも喜べない
本当ならエヴェラウドのスーパーなゴールで盛り上がり、気分上々で札幌へ乗り込んで欲しかったが、試合終了の笛がなんとも虚しかった。
鹿島の守備の問題
この日の試合を観ていて感じた感想はたった一つである。
鹿島のフロントは本当に今の選手でタイトルが獲れると思っているのか?
である。
なぜなら、レネ監督が求めている選手の守備能力に対し、実際の選手の発揮出来る守備能力が合っていない気がします。
ポテンシャルはミンテにしろ、関川にしろ、あるはず。
ただ、どちらも突っ込んでくる相手とのタイマンや跳ね返しにはめっぽう強いが、駆け引きとか、相手の先を読んだ位置取りはたいへん苦手にしているようだ。
それならば、それが出来る選手をCBやボランチに一人は置くべきなのだと思うが、今の鹿島のCBには該当する選手はいない(林は経験値等で難しい)し、レネ監督は唯一出来そうな三竿を固定しようとはしていない。
だから・・・
頭脳派で、かつ指示を出せる守備選手を一人獲得するしかないと思う。
(言うのは簡単でそう簡単に取れるとは思えないが・・・)
もしくはJリーグでは規格外の強さを誇るDFを一人獲るのか・・・
いずれにせよ、守備陣に補強をしない事には、今年、リーグタイトルどころか、天皇杯も獲れない可能性が高いと思った。
補強しないでも獲れるとしたら、エヴェラウドが2020年の彼にいきなり戻れば、殴り勝てるようになるかも知れないが・・・。
2022年J1第20節終了時点の順位表
マリノスとの勝ち点差は5だが、得失点を考えると実質勝ち点差6と考えるしかない。
直接対決まで、これ以上離されずにいけるかどうか・・・。
鹿島の今後について
連戦だから選手を入れ替え、交代を早めたのでしょうが、残念ながら動いたことが結果には繋がらなかった。
ただ、せめて、次の札幌戦でも多くの選手がコンディションを維持してれば、動いたことが少しは良かったと言えるのかな・・・。
- 7月10日(日)14時 第21節(アウェイ)VS札幌
- 7月13日(水)19時 天皇杯4回戦(ホーム)VS G大阪
- 7月17日(日)18時 第22節(ホーム)VS神戸
- 7月30日(土)19時 第23節(アウェイ)VS横浜FM
- 8月6日(土)18時 第24節(ホーム)VS広島
- 8月14日(日)18時 第25節(ホーム)VS福岡
- 8月21日(土)19時 第26節(アウェイ)VS湘南
- 8月27日(土)19時 第27節(アウェイ)VS川崎F
マリノスとの直接対決までは踏ん張って!
まとめ
素人が思う事なんて、監督やコーチはとうに気付いているだろうし、きっとフロントも動いているとは思うのですが・・・。
それにしても、これだけの攻撃陣を抱えながら、首位に立てないのは守備の脆さなので、観ていて悔しくて悔しくて・・・。
夏の疲れを吹っ飛ばすのは勝利だと思うので・・・
何とか北の大地で勝利して戻ってきて欲しいです。
鹿島の守備陣よ
踏ん張れ、奮起せよ!
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