2022年9月7日、鹿島アントラーズはヴィッセル神戸のホームに乗り込み、2022年天皇杯準々決勝を戦いました。
岩政監督も、天皇杯獲得を重視する発言をしており、選手選考や布陣、戦術などを楽しみにしつつ、天皇杯での神戸戦と言えば、2019年天皇杯の決勝だ。
天皇杯での屈辱は、天皇杯で晴らして欲しい!
そう願いつつ・・・
- スタメンやベンチメンバーはどうなるのか?
- ターンオーバーするであろう神戸を圧倒出来るのか?
等に注目しながら観戦しました。
結果は・・・
結果オーライ・・・と言う言葉しか出ません。
リベンジを果たした2022年天皇杯準々決勝(アウェイ)鹿島VS 神戸戦の記録を残しておきます。
- 2022年天皇杯準々決勝(アウェイ)鹿島VS 神戸戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- 2022年天皇杯準々決勝(アウェイ)鹿島VS 神戸戦の試合内容と感想
- 天皇杯で感じた2つのこと
- 鹿島の今後について
- まとめ
2022年天皇杯準々決勝(アウェイ)鹿島VS 神戸戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 1-0 神戸
後半17分 鈴木 優磨
スターティングと交代メンバー
GK1クォン スンテ
DF2安西 幸輝
5関川 郁万
6三竿 健斗
22広瀬 陸斗
MF11和泉 竜司⇒後半41分15ブエノ
14樋口 雄太
21ディエゴ ピトゥカ
FW17アルトゥール カイキ
33仲間 隼斗⇒後半22分8土居 聖真
40鈴木 優磨⇒後半30分9エヴェラウド
試合前の監督のコメント通り、GKをスンテに戻しただけで、他のメンバーは浦和戦と同じメンバーだった。
現時点では、このメンバーとこの布陣が一番しっくりくる。
ベンチに名古が入った。
この日は出番は無かったけど・・・。
ベンチ入りまで戻って来た。
大怪我をしたが、彼の変幻ドリブルは健在だろうか?
気になるところだ。
2022年天皇杯準々決勝(アウェイ)鹿島VS 神戸戦の動画ハイライト
前半、樋口からのパスを仕留めきれなかった悔しさを、渾身の力を込めてヘッドで叩きこんだように思いました。
そして決めた後にカイキに対し、最初のクロスの不甲斐なさを指摘するような感じで・・・。
サッカーには真摯に厳しき向かい合っていると感じるシーンでした。
2022年天皇杯準々決勝(アウェイ)鹿島VS 神戸戦の試合内容と感想
新しい鹿島を作る途中・・・
勝利のみを求める訳ではない・・・
とは言え、獲れる可能性があるタイトルにはやはり全力で挑んで欲しい。
そんな想いを込めて観戦しました。
前半総括:一発勝負だからか動きが鈍い・・・
浦和戦の前半のようなプレーをすれば、控え中心になった神戸なら前半に複数得点出来ると思っていましたが・・・。
鹿島の動きは全体的に重く、一方の神戸は失う物がない選手が多いから吹っ切れているのか動きにキレがあり、何度か危ないシーンを作られました。
が、決定機までは作らせずに凌げたことは大きかった。
鹿島の攻撃もキレがなく、丁寧にしようとするからか、トラップやパスにもたつきが見られ、激しい寄せに慌てて雑なパスを出して奪われる状態でした。
後半総括:後半もスイッチは入らず
後半も神戸の勢いは衰えないが、幸いなことに精度の部分でそれほど高くなく、鹿島としては肝を冷やすまではいきませんでした。
今後の日程を考えると、90分以内に決着を付けて欲しいと願っていたら・・・
広瀬⇒カイキ⇒優磨と繋いで先制!
その後は虎の子の1点を必死に守りに入るが・・・
相変わらず関川はクロスに間に合わずにフリーでヘディングさせる弱さを見せるが、佐々木選手の精度が悪くて事なきを得る。
さらに終了間際に立て続けに鹿島のファウルを取る主審。
思わず、それはファウルではないだろ!
って叫んでしまうシーンもあったが・・・
何とか守り切りタイムアップ。
試合終了:トーナメントは勝ち上がりが大事!
ほんとうに「しょうもない」試合内容でしたが・・・
トーナメントなので、まずは勝ちあがる事が一番!
そこを逃さなかったので「良し」としないとですね。
天皇杯で感じた2つのこと
この日の試合を観戦して感じたことを2つまとめておきたい。
動きにキレが重要
両SBの苦悩
動きにキレが重要
先に触れましたが、浦和戦とスンテ以外は全く同じメンバーなのに、これほどまでに躍動感の無い試合内容になるとは思いませんでした。
その理由は色々とあるでしょうが、一番は「身体が重い」だったかと。
練習の所為なのか?
一発勝負のプレッシャーなのか?
とにかく攻守において動きが鈍く、常に神戸の選手にプレッシャーを掛けられている状態でした。
よって、今の鹿島に必要なのは「身体のキレ」になるのですが、それを言い出すとレネ時代に求めていたことと余り変わらなくなるような気がしてちょっとモヤモヤ・・・。
両SBの苦悩
広瀬は安西に変わって左SBに入った時は、見事に両足でクロスを上げ、しかもかなり精度の高いボールを供給していましたが、浦和戦に続き、この神戸戦でも、手前の選手に引っ掛かるクロスが多かったです。
それでも、彼のクロスは上がりさえすれば秀逸なんです。
神戸戦の唯一の得点も、広瀬のクロスがきちんと山を越えて大外のカイキに届いたから生まれた訳であり、今後のリーグ戦と天皇杯を戦う上では、広瀬のキックの復調は必須だと思います。
一方、左の安西・・・もがいてるなぁ。
一時の様に、しょ気ているのとは違うので、メンタルの心配はそれほどないのかも知れませんが、やることなすこと上手くいかないことが多く、ストレスは溜まっているだろうなぁ~と観ています。
でも、素人からしても、彼がサイドでボールを受けた時に「よーいドン」で動き出すリズムが一定で読みやすいのは事実だし、縦を切られると、とても窮屈な感じで横にスライドするか、または慌ててバックパスすることが多いのも事実であり、試合中に何度も「もう少し工夫したらいいのに~」なんて思いながら観ています。
それでも、個人的には観ていて楽しい選手です。
だって、いつも我武者羅に闘っているのは間違いないから。
鹿島の今後について
次は中2日でアウェイ京都戦である。
神戸戦の後、鹿島に戻るのだろうか・・・?
- 9月10日(土)19時 第29節(アウェイ)VS京都
- 9月16日(金)19時 第30節(アウェイ)VS鳥栖
- 10月1日(土)15時 第31節(ホーム)VS FC東京
- 10月5日(水)17時半 天皇杯準決勝(アウェイ)VS 甲府
※カシマスタジアムだけどアウェイ扱い・・・ - 10月8日(土)14時 第32節(アウェイ)VS磐田
- 10月29日(土)15時 第33節(アウェイ)VS清水
- 11月5日(土)14時 第34節(ホーム)VS G大阪
まとめ
時間が経つにつれ、天皇杯準々決勝の勝利の大きさを感じています。
たぶん、岩政監督と鈴木優磨も、この勝利をとても大きなものだと感じているのではないかと思います。
ゴール後の優磨の仕草と、試合後の監督の喜びから、それを感じました。
(サポーターに向けてチームへの想いを・・・)
次はアウェイ京都戦、さらに翌週はアウェイ鳥栖戦と、移動が続きます。
シーズン終盤に入ったので、選手の皆さんには体調面を十分に気を付けて、なんとか1つ、大輪を咲かせて欲しい。
それを強く願います。
鹿島の誇りと
鹿島の強さを
取り戻す旅はまだまだ!
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