2022年5月18日、鹿島アントラーズはガンバ大阪のホームに乗り込み、2022年ルヴァンカップ第6節を戦いました。
既に鹿島の属するグループは、アントラーズとセレッソの勝ち抜けが決定しており、最終節はチームの底上げのための強化試合という位置づけになりました。
だからこの試合は・・・
- 控え組の奮起は如何に？
- 連戦を乗り切るためのマネジメントは？
に注目して観戦していました。
結果としては・・・
連戦でも敢えて送り出した主力と、ここまで控えに甘んじてきた選手達が上手く融合して快勝しました！
キャプテン土居が存在感を示した2022年ルヴァンカップ第6節（アウェイ）鹿島VS G大阪戦の試合結果をまとめておきます。
- 2022年ルヴァンカップ第6節（アウェイ）鹿島VS G大阪戦の試合結果、及びスターティング＆交代メンバー
- 2022年ルヴァンカップ第6節（アウェイ）鹿島VS G大阪戦の試合内容と感想
- 鹿島の今後について
- まとめ
2022年ルヴァンカップ第6節（アウェイ）鹿島VS G大阪戦の試合結果、及びスターティング＆交代メンバー
鹿島 3-1 ガンバ大阪
前半16分上田 綺世
後半13分土居 聖真
後半33分三浦 弦太
後半35分土居 聖真
上田のゴールは一連の流れが美しかったし、土居のゴールは2発共に効果的だった！
そして、リーグでは控えに甘んじている選手達の動きが・・・
主力と変わらぬ雰囲気を醸し出してきたことが良かったです。
スターティングと交代メンバー
GK31沖 悠哉
DF2安西 幸輝⇒後半38分28溝口 修平
5関川 郁万
15ブエノ
22広瀬 陸斗⇒後半21分32常本 佳吾
MF7ファン アラーノ
20キム ミンテ
34舩橋 佑⇒後半30分16小田 逸稀
35中村 亮太朗⇒後半21分14樋口 雄太
FW8土居 聖真
18上田 綺世⇒後半21分19 染野 唯月
正直、上田と安西は休ませて欲しかったが・・・
監督からすると、強度の高い練習が必要と考えて連れて行ったようです。
この日のミンテは、見違えるようなプレーを随所に見せていました。
日々、練習で岩政コーチと良く話しているようなので、効果が出てきたのか？
そして・・・
新人の溝口がプロのピッチに立ちました！
2022年ルヴァンカップ第6節（アウェイ）鹿島VS G大阪戦の動画ハイライト
ハイライトだから、いいとこばかりなので観るのは楽しい。
上田の1点目、土居の2点目もどちらも見事だけど、個人的には土居の2点目が良かったです。打ち切ったところが！
2022年ルヴァンカップ第6節（アウェイ）鹿島VS G大阪戦の試合内容と感想
DFラインは比較的計算が立つメンバーだが、センターハーフから前はもう・・・。
ミンテと中村の組み合わせ、2列目中央に舩橋でその右隣はアラーノが・・・。
さて・・・どうなるのか？
と期待と不安ないまぜでスタートしました。
前半総括：上田は規格外！
試合開始直後はやはり連携に不安定な感じはしたが、思ったよりも悪くない。
ガンバがそれほどアグレッシブに来ないと言うのもあったが・・・。
上田のゴールで鹿島が主導権を手にしました。
ミンテの奪取、中村を経由してアラーノから上田への流れは素晴らしかった。
ゴールを見届けたミンテが、小さくガッツポーズしていた。
後半総括：キャプテン土居！
前半序盤は、今までの土居のプレーとそれほど変わりない感じだったが、上田の得点後からスイッチが入ったように思う。
そして時間が経つにつれて凄みも増していき、後半は実に見事でした。
必死に戦うキャプテンに、サッカーの神様はプレゼントをくれました。
CKから一点獲られたのは関川の反省材料ですが、チームとしては効果的に点を重ね、試合の主導権は渡しませんでした。
試合終了：1位での勝ち抜け！
セレッソが大分に引き分けたため、鹿島の1位勝ち抜けが確定しました。
タイトル掲げるんでしょ？土居キャプテン！
鹿島でスタメンを掴んでからは、監督が変わっても「常に中心選手」として起用されていた土居選手。
まさか、レネ監督が就任して、これほどまでに外されるとは、本人もフロントも意外だったのではないでしょうか。
でも、レネ監督が要求していることは、土居がレベルアップするのに必要なことであり、代表や海外でやるチャンスを得るには必要なことであり・・・。
そう思うから本人も必死に足掻いているのですが、正直端から見ていて、これほど順応性が悪かったのか？と思うほどにアジャストするのに苦労しており、最近は、夏には移籍するのではないかと心配ｍでしましたが・・・
ようやく「何かを掴みつつある」ように思いました。
ただし！
この日の1点目の起点になったのは「悪い土居のプレー」からでした。
中盤でパスを受けるも、相手の寄せにボールをロストし、激しく取り返しにもいかない姿に「おイッ」と呟いたら、ミンテの猛烈なチャージを仕掛けてボールを奪い去り、そこから始まった一連の流れで上田の先制点が決まったので、土居のロストが忘れ去られがちですが・・・
でも、あのプレーは本当にダメだと思う。
ガンバの速攻をミンテがカットしてなければ、ピンチを招いてもおかしくなかったのだから！
2022年はチームキャプテンに就任した土居選手！
その理由は、キャプテンとして「タイトルを手にしたかった」とのこと。
これほどまでに苦しんで、悩んで、そして戦い続けた末にタイトルを手にしたら、きっと感情を剝き出しにして男泣きするんでしょう。
そして、それを見た私もきっと泣くだろう・・・。
頑張れキャプテン！
秋には一緒に泣き笑いしましょう！！
控え選手達の戦い
先日のリーグ札幌戦、後半、多くの選手を交代したらグダグダになってしまった。
能力が・・・
なんて声が多かったけど、私は能力よりも、戦術の理解度と戦術への経験値不足が原因ではないかと書きました。
その考えは、間違っていないと改めて感じつつあります。
ミンテは、センターハーフで起用され続けることで、徐々に身体の強さを活かして良いプレーを見せ始めました。
中村も、得意のパスプレーに、しっかりと肉弾戦を増やしていました。
舩橋は、アラーノと土居に挟まれたトップ下でも、浮つくことなく攻守の要として機能していました。正直、あれほどスムーズにプレーするとは予想外でした。
何よりも、溝口のプロデビュー！
今の鹿島のサイドバックのレベルは決して低くありません。
でも、手が届かないかと言うと・・・チャンスはあるはずです。
小田と溝口が安西と常本とガチンコでポジション争いしたら、鹿島のSBのレベルに留まらず、チーム力としてグンと上がるはず。広瀬もいるしね！
鹿島の今後について
ルヴァンの1位勝ち抜けが決まる裏で、リーグでは首位から陥落した。
とても気分が悪いです。
首位の川崎にプレッシャーを与え続けるためにも、負けられない！
- 5月21日（土）17時 第14節（アウェイ）VS浦和
- 5月25日（水）19時 第15節（ホーム）VS鳥栖
- 5月29日（日）15時 第16節（アウェイ）VSFC東京
- 6月1日（水）19時 天皇杯2回戦（ホーム）相手未定
- 6月4日（土）18時 ルプレーオフS第1戦（アウェイ）VS福岡
- 6月11日（土）15時 ルプレーオフS第2戦（ホーム）VS福岡
※一部で声出し解禁！ - 6月18日（土）18時 第17節（ホーム）VS京都
- 6月26日（日）18時 第18節（アウェイ）VS名古屋
- 7月2日（土）18時半 第19節（アウェイ）VS柏
- 7月6日（水）19時 第20節（ホーム）VS C大阪
- 7月10日（日）14時 第21節（アウェイ）VS札幌
- 7月17日（日）18時 第22節（ホーム）VS神戸
※ル＝Jリーグカップ
浦和、鳥栖、FC東京と難敵が続きます！
タイトルを手にするためには、誰が相手でも負けられない！
まとめ
エヴェラウドが来日した。
そして仲間も負傷から復帰した。
アントラーズのエンジンをグレードアップする準備は整った！
あとは荒木と松村が戻ってくれば敵なしだ！！
アントラーズ
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