2022年8月6日、鹿島アントラーズはホームのカシマスタジアムへサンフレッチェ広島を迎え、2022年J1リーグ第24節を戦います。
前節、タイトルを目指す上での天王山だったマリノス戦に完敗した。
点差は0-2だったが、それ以上の差を痛感させられた。
シーズン序盤にホームで0-3で敗れた時は、鹿島の攻撃そのものは機能しており「紙一重」感はあったのだが・・・。
なんにせよこのまま沈むわけにはいかない。
最後までタイトル争いに喰らいつくためには、次の広島戦は何が何でも勝たないといけない。
- アウェイでしてやられた対策は?
- CBは誰が起用されるのか?
- レネ監督の臨機応変な対応は見れるのか?
などに注目して観戦したいと思っています。
勝利を願う2022年J1第24節(ホーム)鹿島VS 広島戦を前に思うことをまとめます。
2022年J1第24節(ホーム)鹿島VS 広島戦の予想スターティングメンバー
コロナや故障で離脱していた選手達も戻りつつあるが・・・
いったいどんなメンバーでどんな布陣を組むのだろうか?
ベンチメンバーを含めて、レネ監督のセンスが問われそうな気がします。
勝利を願う2022年J1第24節、鹿島の対広島戦スターティング予想・・・
2TOPは鈴木とエヴェラウド
とにかく純粋なFW的プレーヤーはこの2人しかいないのだ!
エヴェラウドの活かし方を優磨に見つけて欲しい。
2列目は、左にカイキ、右に和泉
右は和泉か仲間か悩むところだが、復帰早々で無理させて、また怪我で離脱は避けて欲しいとも思う。
ボランチは、ピトゥカと樋口
マリノス戦での樋口はミスで失点した後にとても悔しがっていた。
サッカーで受けた傷はサッカーでしか癒せないと思うので、広島を叩いて傷を癒して欲しいです。
SBは左に広瀬、右に常本
広島の弱点の1つがクロスからの失点が多い事なので、安西ではなく広瀬を起用する気がします。
左SBに誰を起用するか?
それを広島が読み切るかどうかで前半の攻防は決まりそうな気がする。
CBは、三竿&ミンテ
本当に誰にしたら良いのだろう?
どうして補強する動きがないのだろう?
今シーズン一番の鹿島フロントの謎になりつつある。
GKは、スンテ
マリノス戦での1失点目はスンテのフィードミスからだった。
終了後の場内挨拶では足が止まるほどショックを受けていた。
そんなショックを振り払うには、サッカーで勝つしかない!
頼むよスンテ!
対戦相手の「サンフレッチェ広島」について
広島は、間違いなく今年のリーグ優勝候補の1つである強さを備えていると思う。
なぜなら、鹿島が0-2で為すすべなく敗れたマリノスに対し、8/3に行われたルヴァンカップでは、マリノスの面子は鹿島戦とは異なれど、3-1で完勝している。
また、鹿島が今シーズン躓くきっかけとなったのも、広島戦での完敗だ。
今シーズンの鹿島は、序盤は川崎とマリノスにホームで敗れている。
ただし、川崎に対しては妙に力を入れ過ぎての自滅であり、マリノス戦は決めきる事が出来ず後半勢いが落ちたところで、監督の交代が間に合わずに失点を重ねたと思っています。
その後、セレッソとジュビロに快勝して挑んだGW最後のアウェイ広島戦、見事なまでに鹿島の動きを抑え込まれ破れてしまった。
前節のマリノス戦とは異なるが、あれもまた「完敗」だった。
それ以降、他チームが対鹿島の対策を真似ているのか、思うように点を獲って勝てなくなった気がします。
スキッペ監督の選手を纏める手腕と相手の戦術を分析して手を打つ力はかなり高いと思うので、そういう相手にこそ「理不尽」シュートで、もくろみごと吹っ飛ばして欲しいのですが・・・エヴェラウド、打てないか?
2021年度のリーグ順位と成績
鹿島 4位/勝点69 21勝6分11敗 62得点36失点
広島 11位/勝点49 12勝13分13敗 44得点42失点
※2021年度のJ1は20チームで戦っていました。
昨年の広島には、失礼を承知で敢えて言うならば、怖さは全く感じられませんでした。
2022年度のリーグ順位と成績
鹿島 2位/勝点40 11勝7分5敗 35得点29失点
広島 6位/勝点35 9勝8分6敗 30得点24失点
広島が勝つときは完勝に近い形で勝つが、勝てない時は点を獲りきれなくて勝ちきれない印象です。
守備がしっかりしていれば、勝つのはそれほど難しくない相手かも知れないが、今の鹿島はなぁ。
広島のキーマンと鹿島勝利の鍵は?
7月に行われた国際試合のE1に、広島からは大量に選手が選出されていた。
ちらっとみたが、森保監督の選択していた4バックでは、イマイチ良さが出ていないように感じた。
やはり、監督の力量、布陣、チームとしての狙い・・・
それらが選手とピタッと合ってこそ、強さが生れるのだろう。
森島、満田、野津田の3人をどう捕らえるか!
満田にはアウェイで対戦した時に見事なプレーから失点を喫している。
そして森島は前節FC東京戦でどえらいシュートを決めているし、今シーズン7得点と決定力もある。
また、野津田は代表ではパッとしなかった印象だが、今の広島の攻守の要だと思うので要注意人物である。
彼ら一人一人を押さえるのに人を付かせるよりは、鹿島が攻撃の姿勢を取り続けることで、彼らにプレーを自由にさせない方が良いと思う。
なので、やはり先制点は重要だ。
柏に目を光らせて!
柏 好文には要注意だ。
鹿島戦26試合で6得点も上げており、おそらく本人自体は鹿島はお得意様くらいに思っているのではないだろうか?
先のアウェイ戦でも2得点された。
こいつには、誰か1人しっかり付けた方が良いかも知れない。
鹿島はクロス多様と気持ちを切らさないこと!
広島はセットプレーの守備は固いのに、どういう訳かクロスには弱い。
だから、左SBを広瀬にするのも狙い目だ。
カイキの頭目がけてポンポン入れることで、こぼれ球のチャンスも生まれるはず。
あとは、前節のマリノス戦の終盤のような、気持ちの切れたプレーをしないこと。
そして、タイトルを諦めない執念を見せること。
だと思う。
鹿島アントラーズと広島の全対戦戦績
これまで74試合の対戦があります。
鹿島 39勝
広島 24勝
引分 11
鹿島からみて110得点、88失点です。
全対戦成績では鹿島勝率が52.7%です。
やはりオリジナル10の仲間なので対戦数は多いです。
ちなみにホーム・カシマスタジアムでの対戦成績は・・・
全34戦:18勝7分9敗(勝率52.9%)53得点/37失点
あまりホームの利を活かせていない。
2021年、2022年の対広島戦の試合記録
この2年はリーグでのみ対戦しています。
2021年J1第4節(ホーム)引分け
鹿島1-1広島
チームとしてエンジンの回転が上がらず、苦しんでいた序盤に対戦した。
敗戦の憂き目に遭うところを、荒木のゴールでなんとか引分けに持ち込んだが、この時点で既に「優勝」と言う目標が薄れつつあった。
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2021年J1第34節(アウェイ)勝利
鹿島4-1広島
耐え忍んできたスンテをスタメンに戻した試合です。
ここから快進撃を開始して、あと一歩でACL出場権獲得まで行きましたが。
この試合自体は相手のミスをついて先制し、1点返されて慌てずに追加点を獲って押し切った試合でした。カイキとアラーノがとても輝いた試合であり、荒木が城以来の10代での二桁得点を達成した試合でもありました!
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2022年J1第12節(アウェイ)敗戦
鹿島0-3広島
先にも触れた通り、見事なまでの鹿島対策を徹底され、何一つ良い所を出すことなく敗れ去った試合でした。
この頃、首位に立っていたので勝点を伸ばしたかったのですがねぇ。
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まとめ
マリノス戦の敗戦はただの1敗以上のダメージがあった。
でもだからと言って、全てが終わった訳ではない。
今年はコロナ禍でのリーグと言う特殊な環境下で戦っているので、何が起きるか最後まで判りません。
鹿島としては残り11戦、1戦必勝で勝点を積み上げるしかない!
タイトルを掲げる姿が見たい。
頑張れアントラーズ!
諦めない姿勢を見せてくれ!!
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