2022年5月25日、鹿島アントラーズはホームのカシマスタジアムにサガン鳥栖を迎え、2022年J1リーグ第15節を戦います。
サガン鳥栖戦での個人的な見所は次の3点です。
- 連戦の上田の起用はどうするのか?
- 安西や樋口の状態はどうか?
- 小泉慶に負けない走りを見せられるか!
ルヴァン第6節から中2日で浦和戦、そして中3日で鳥栖戦となる。
両試合においてスタメン起用された中でも、上田と安西の状態が気になります。
どこまで回復していて、強度の高いプレーを終盤まで維持できるのか?
小泉がスッポンのように喰らいついてくると思うので、そこを交わして、ゴールマウスをこじ開けて欲しいです。
2022年J1第15節(ホーム)鹿島VS サガン鳥栖戦を前に思うことをまとめます。
2022年J1第15節(ホーム)鹿島VS サガン鳥栖戦の予想スターティングメンバー
連戦の選手もいるが、レネ監督は怪我とか、痛めたとかではない限り、あまり選手を変えない印象です。
勝利を願う2022年J1第15節、鹿島の対鳥栖戦スターティング予想・・・
TOPは上田と鈴木
上田は疲れもあると思うが、踏ん張って貰いたい。
鳥栖の固い守備をこじ開けるのは、上田のキャノン砲しかない!
2列目は、左にカイキ、右に和泉
直近5試合で4点獲っているカイキを外すとは思えない。
泥臭く走り回っている和泉・・・
そろそろ、サッカーの神様からプレゼントがあっても良いのだがなぁ。
ボランチは、ピトゥカと樋口
パスやキックの精度がイマイチの日でも、守備の強度は変わらないのでこの2人は代えがたい。
コンビ組み始めの頃より、互いの連携も良くなっている気がする。
SBは左に安西、右に常本
安西には怪我を気を付けて欲しい。
常本には海外のスカウトに見つからないで欲しい。
CBは、関川&三竿
浦和戦でのPKは関川の所為ではない。でも、セットプレーで1点獲ってスッキリしたらどうだろうか?
GKは、スンテ
浦和戦でのPKは読みはドンピシャだったので、きっと悔しい想いをしたはず。
ホームでビシッと締めて勝利のガッツポーズを見せてください。
対戦相手の「サガン鳥栖」について
資金難に陥り、諸々の問題が発生し、主力を毎年引き抜かれて、前評判が悪くても、いつもいつもチームとしてのサッカーに大きなブレはなく、難敵としてJ1で戦い続けているサガンは要注意チームである。
そして、鳥栖もまたJ2に降格したことが無いチームとも言われている。
オリジナル10として最初からJ1に居たアントラーズとマリノスは、そもそものスタートがJ1からなのでJ2に降格したことがないのだが、鳥栖は1999年から2011年までJ2を戦場としていて、2012年にJ1に昇格して以来、ずっとJ1で戦っている。
これも凄いことです。
何度も経営破綻の危機が叫ばれ、決して大都市のチームではない鳥栖が、いつも一定の結果を残し続けている。
ユース世代から、鳥栖のサッカースタイルを脈々と植え付けている、クラブ運営の凄さを感じます。
そんな鳥栖に敬意を表して、ホームではしっかりと退けたい!
2021年度のリーグ順位と成績
鹿島 4位/勝点69 21勝6分11敗 62得点36失点
鳥栖 7位/勝点59 16勝11分11敗 43得点35失点
※2021年度のJ1は20チームで戦っています。
鳥栖の守備は固かった。
最終ラインの能力も高いが、チームとして全員攻撃、全員守備が根付いている感じでした。
2022年度のリーグ順位と成績
鹿島 2位/勝点29 9勝2分3敗 22得点14失点
鳥栖 6位/勝点20 4勝8分2敗 15得点11失点
昨年以上に鳥栖の守備は固い気がします。
神戸戦での謎の4失点が無ければ、未だに失点が一桁台だったかもしれません。
どうしてこれほどまでにチームの強度を保ち続けることが出来るのか?
凄いことです。
サガン鳥栖のキーマンと鹿島勝利の鍵は?
鳥栖戦のキーマンと鹿島が勝利するためのポイントは・・・
正直、鳥栖に対抗しようとフィジカル勝負、機動力勝負で真っ向から対決したらガス欠を起こすと思う。
鳥栖の強固な最終ラインをぶち抜け!
前節の川崎F戦で見せた3バックの固いこと・・・。
単純に放り込んでも田代の空中戦の強さは際立ってるので難しい。
裏のスペースを上手くついて、マイナスに戻すなど、工夫が必要だと思う。
もしくは、上田の理不尽なまでの砲撃でぶち抜くか、跳ね返りを押し込む!
苦労人と言って良いのか田代みたいな選手は、精神的にも強いと思う。
一度、どん底を知ってるからこそ、遮二無二サッカーに打ち込むでしょうから。
小泉を筆頭にした中盤でのプレスを回避!
小泉のボール奪取率はリーグ7位と際立っているが、チームとして鳥栖の守備力はかなり高い水準にある。
その要因は、尽きない運動量でのプレスとカバーだと思われます。
正直、まともにやりあう必要はない。
突っかけてくるなら、その裏を狙い続けることで、ボディブローのように出足にブレーキを掛けられるような気がします。
鹿島勝利の鍵は横からの攻撃防御!
鳥栖はセットプレーで4点、クロスで5点、ちなみに直接FKが2点・・・・。
14試合で全15点のうち、11点がセットプレーや横からの攻撃から生まれている。
対して鹿島の守備は14試合で14失点のうち7失点がセットプレーやクロスがからやらてています。
鳥栖の若手で中野と言う将来有望なサイドの選手もいるようですが、とにかくスルスルとサイドを抉られて折り返される回数を少なくすることが大事だと思います。
ここまでの14試合で鹿島は3敗している。
川崎、横浜、そして広島に合計8失点しています。
その3チームに鳥栖は無失点で3引分けです。
次の鳥栖戦、今年の鹿島の今の立ち位置、これから必要になること、などが浮き彫りになるかも知れません。
鹿島アントラーズとサガン鳥栖の全対戦戦績
これまで26試合の対戦があります。
鹿島 15勝
鳥栖 7勝
引分 4
鹿島からみて41得点、18失点です。
全対戦成績では鹿島勝率が57.7%です。
総合では鹿島が圧倒していますが、やはり個人的には2017年の優勝を逃した要因の1つは、アウェイ鳥栖戦での敗戦だと思っているくらい、最近の印象は良くありません。
今回は鹿島のホームなので、キッチリと勝ちきって欲しいです!
2021年度の対鳥栖戦の試合記録
昨年の対戦は4試合ありました。
リーグ戦は1勝1敗、ルヴァン2戦は1勝1分・・・
合計2勝1分1敗という成績でした。
2021年ルヴァンGS第1節(ホーム)
3-0の勝利!
リーグ開幕戦は先制後に3失点して敗戦というショッキングな内容でしたが、ルヴァンではエヴェが決め、和泉と染野も決め、立て直しは可能だと思った試合でした。
まさか、この後、泥沼に嵌るとはなぁ・・・。
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2021年ルヴァンGS第4節(アウェイ)
1-1で引分
ピトゥカの初出場試合であり、小泉がトップ下で躍動した試合であり、小泉が前で時間を作るからか両サイド、特に杉岡がアントラーズで一番躍動した試合でした。
ただ、結果は1-1のドローに終わりましたが・・・。
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2021年J1第15節(アウェイ)
1-2で敗戦
球際の厳しさ、ハイプレッシャーで相手に上回られて、松村のラッキーな形での先制を活かすことが出来ずに防戦一方となり。耐え切れずに立て続けに失点して敗戦。
今は鹿島のエンジンとして稼働している樋口に逆転弾を決められた試合でした。
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2021年J1第37節(ホーム)
1-0で勝利
2015年以来のホーム最終戦の勝利を目指して奮闘した試合でした。
上田の先制点のあと、前半で勝負を決めるチャンスがあったのに逃してしまうと、苦しい試合展開になりましたが・・・スンテの関川への試合中の指導が実を結んで無失点での勝利となりました。
試合後の小泉を囲んでの美しい写真撮影会・・・美しいシーンでした。
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まとめ
次節の鳥栖戦は中3日での試合になる。
厳しい連戦の中での一戦ですが、ホームで戦う以上、絶対に負けられません。
小泉を筆頭に、鳥栖の選手達はメッチャ走ってくると思いますが、こちらも足を決して止めることなく、そして身体だけではなく頭もフルに回転させながら、小泉慶を超えて勝利を掴んで欲しいです!
勝ち続けて
首位にプレッシャーを!!
アントラーズを信じてる!!
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