2022年4月29日、鹿島アントラーズはセレッソ大阪のホームに乗り込み、2022年J1リーグ第10節を戦います。
セレッソ戦の見所はただ1つです。
- 首位奪還!
近年、鹿島は「この試合は勝たないと!」と言う試合で勝ちきれないことが多くなり、ここ一番での勝負強さが薄れている感じがして危機感を感じています。
でも、今のアントラーズなら、きっとやってくれる!
勝つべき時に勝つ強さを、取り戻してくれる!!
そう信じて応援する、2022年J1第10節(アウェイ)鹿島VS C大阪戦を前に思うことをまとめます。
2022年J1第10節(アウェイ)鹿島VS C大阪戦の予想スターティングメンバー
マリノス戦に敗れて首位から陥落後の最初のチャンスであった名古屋戦では、名古屋の守備偏重の術中に嵌りスコアレスドローを演じて首位奪還は果たせませんでした!
だからこそセレッソ戦では、何としても勝ちきって首位に立って欲しい!
勝利を目指すVS C大阪戦の予想スターティングラインナップ・・・。
TOPは上田と鈴木
上田はルヴァンでは出場せずにメンテナンスしていたので、セレッソ戦では開始から全開でいけるはず!
2列目は、左にカイキ、右にアラーノ
調子を上げているカイキに期待大!
先日のルヴァンカップにおける土居と荒木の様子からは、アラーノに取って代われるとは思えなかった。
アラーノを下げるとしたら、ここに樋口を入れるときだが・・・。
ボランチは、樋口と和泉!
いわゆるボランチ的なプレーかどうかはともかく、今年の和泉は調子が良さそうだ。
中村の起用はあるかもしれないが、いきなりミンテはないと思う・・・が。
SBは左に安西、右に常本
しばらくは両サイドのファーストチョイスはこの2人だと思う。
CBは、関川&三竿
三竿もルヴァンカップではお休みしていたので、休養十分のはず!
ブエノも魅力だが・・・
GKは、スンテ
お願いします!
松村、染野の投入タイミング・・・
さらに荒木が起用されるのかどうか?
色々と注目したいです。
対戦相手の「セレッソ大阪」について
私の中のセレッソの印象は、育て上手!
次から次へと若手が台頭してきて、海外に飛び出していく!
そんな印象が強いです。
対戦相手としては手酷い目に遭った記憶は余りありません。
ただ、勢いに乗せると、押し切られることが多いので、しっかり守って先制点を奪うことに専念して欲しいと思います。
2021年度のリーグの順位と成績
鹿島 4位/勝点69 21勝6分11敗 62得点36失点
C大阪 12位/勝点48 13勝9分16敗 47得点51失点
※2021年度のJ1は20チームで戦っています。
得点力が良かった訳でもなく、失点は極端に多すぎる訳でもなく、10位前後のチームらしい成績だったと思う。
2022年度のリーグの順位と成績
鹿島 2位/勝点19 6勝1分2敗 11得点8失点
C大阪 7位/勝点13 3勝4分2敗 13得点9失点
鹿島よりも得点は多く、失点はほぼ同じですが、ドローが多い。
ただ、川崎に4-1で勝ったので得点力があるように思うが・・・ここ数試合はルヴァンも含めて点は獲れていない。
ただ、守備が崩れている訳ではないので、油断大敵です。
C大阪のキーマンと鹿島勝利の鍵は?
今年のセレッソは乾に注意だなぁ~
と思っていたら、案の定、川崎F戦で大暴れして、やはり要注意人物!
と思っていたら、別の事案で大暴れして謹慎してしまった。
それ以降、セレッソの攻撃から得点力が落ちているのは、良くも悪くも乾の存在が大きかったのだろうか。
原川を抑え込め!
鳥栖で育った選手は本当に厄介である。
うちの樋口君は凄まじいけど、名古屋に移籍した仙頭も良い選手だし、FC東京ではまだ花開いていないが昨年9点獲ってる山下も良い選手だ。
そして・・・
2021年シーズンに鳥栖⇒セレッソに移籍した原川も良い選手。
多分、鹿島も欲しかった選手だと思う。
得点力はそれほど高くないようだが、攻撃の起点になる選手で、今年は既にアシストも3上げている。中盤の底が主戦場のためか、得意ではないからか、ドリブルはほとんど仕掛けないが、長短織り交ぜたパスと、機を見て飛び出してくるのは厄介だ。
個人的には清武よりも危険な選手だと思っています。
昨年は乾からのパスを受けて点を獲られてるし・・・。
仲間が元気なら密着させて潰したいところであるが、誰にその役を託すのか?
17歳に手痛いしっぺ返しを!
17歳の若きFWに、ルヴァンカップの対戦ではホーム&アウェイで見事なまでに得点を奪われてしまった。
怪我で鹿島戦は出場しない・・・
みたいなニュースもありますが、出場してくるならば、スンテを中心とした鹿島の守備陣で、ガツンと抑え込んでおかないと、鹿島戦が得意です~とか言い出しかねないので、教育的指導をして頂きたい!
スンテと関川で挟み込めば、大概の奴は縮こまると思うのだが・・・。
なんならブエノも付けてみるか・・・。
キムジンヒョンの壁を砕け!
攻撃を受ける回数が多いからかも知れませんが、
セレッソのセーブ数は18チーム中で1位である。(被得点ではない)
生半可なシュートでは、防がれてしまうので、先のルヴァン戦で見せたような樋口とカイキのミドルレンジからのシュートも織り交ぜることが重要だと思います。
まあ、上田のシュートは、判っていても止められない威力があるとは思いますので、バンバン打たしてみるのも良いかと思います。
鹿島勝利への鍵は2つ
1つ目はクロス!
試合前までのセレッソの失点の3割はクロスからなので、左右を抉ってクロスをバンバン上げていきたい。
樋口のキックはかなり警戒されるだろうから、安西と常本のクロスの精度が、次の試合では一つ目の鍵になる。
2つ目は土居・荒木、そして染野の奮起!
悩める鹿島の名選手二人の復活に期待したいです。
2人とも、技術はあるのだから、1つの切っ掛けで蘇るはず!
それから染野!
鈴木のこぼれ球を狙ってゴールを決め、是非とも「舌」を出して欲しい!
やったあとはえらい目に遭うかもしれんが・・・
全サポーターが支えてやるからやってみろ!
鹿島アントラーズとC大阪の全対戦戦績
これまで57試合の対戦があります。
鹿島 31勝
C大阪 19勝
引分 7
鹿島からみて84得点、63失点です。
全対戦成績では鹿島勝率が54.4%です。
総合成績では鹿島が優勢ですが、セレッソのホームではけっこう苦戦しています。
28戦:14勝2分12敗 勝率50.0% 得点39失点37
引分けはほぼなく、ほぼ決着がつくのが特徴的です。
2021年度の対C大阪戦の試合記録
昨年はリーグ戦のみの対戦で2試合戦っています。
どちらも、簡単な試合展開ではありませんでしたが、勝ちきっています。
2021年J1第16節(ホーム)
戦術小泉でフル回転したころです。
誰よりも長い距離を走り、誰よりもスプリントを繰り返し、終了間際にはペナルティに飛び込んでシュートまで放っていました。
また、荒木が「とても気持ち良さそう」にプレーしている頃でした。
この日のシュートも本当に上手い!
↓動画ハイライト付きの記事はこちら
2021年J1第26節(アウェイ)
この試合の4日前に行われた川崎戦で、鹿島は先制してからも猛攻を加えるが、再三再四チャンスを潰し、その結果、終了間際に同点、逆転弾を喰らい敗戦して打ちのめされました。
仕切り直しのセレッソ戦も、シュートを打てども打てども中々決まらず、今年は終戦かと思ったところから上田が2発叩き込んで勝利を手繰り寄せてくれました。
↓動画ハイライト付きの記事はこちら
2022年度の対C大阪戦の試合記録
リーグ戦の前に、ルヴァンカップで2試合対戦しています。
どちらの試合でも、敵の若者に名を上げさせることになり・・・。
2021年ルヴァンGS第2節(ホーム)
この試合の直前に行われたリーグ第2節では、川崎を必要以上に警戒して自滅してしまい、どんよりした雰囲気で挑んだセレッソ戦は、気持ちの切り替えが出来ずに川崎戦よりもバラバラなチーム状態で戦い、17歳に名を成さしめて敗れました。
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2021年ルヴァンGS第4節
カイキ、上田と得点を重ねて鹿島ペースだと思っていたら、またしても17歳にゴールを決められるとそこからは防戦一方に・・・。
それでも、出場したばかりの樋口のCKをブエノが決めて勝負あり!
必殺仕事人・樋口が命名された日になりました。
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まとめ
ブログで度々触れているように、最近の鹿島は「ここ一番」で勝ちきれない傾向が強くなっています。
それと共に、タイトルからも遠ざかっています。
次のセレッソ戦はキッチリと勝利して、首位奪還を果たして欲しい!
ACL組がいない時に、勝利を重ねて引き離したい!
アントラーズは勝つ!
大阪の地で首位奪還!!
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