2022年3月6日、鹿島アントラーズは柏レイソルをホームに迎え、2022年J1リーグ第3節を戦います。
プレシーズンマッチで行われた水戸戦、前節の川崎戦、そしてルヴァンのセレッソ戦、強かったはずのホームで無得点での3連敗を喫したアントラーズ・・・。
まさかシーズン序盤で、いきなり正念場を迎えるとはなぁ・・・。
ここで連敗すると、若いチームなだけにズルズルと泥沼に嵌ってしまいそうです。
- 岩政コーチの戦術は？
- 守備陣に良い意味で開き直りが生まれるか？
- ホーム初ゴールを誰がこじ開けるか？
色々と気になる点はありますが、まずはこの3つに焦点を絞って、選手達の背中を手拍子で支えたいと思います。
連敗脱出を願う2022年J１第3節（ホーム）鹿島VS 柏レイソル戦を前に思うことをまとめます。
2022年J１第3節（ホーム）鹿島VS 柏レイソル戦の予想スターティングメンバー
シーズン開幕後、公式戦3試合で、こんなにも守備陣のスタメン選びに苦しむことになるとは思いませんでした。
最終ライン・・・
岩政コーチの選択がとても気になります。
勝利を願うVS 柏レイソル戦の予想スターティングラインナップ・・・。
荒木が躍動するのはどの布陣なのかなぁ・・・
1トップは、上田
ルヴァンのセレッソ戦では、途中出場で他のFW陣との違いを感じさせてくれましたので、あとはゴールと言う結果に繋げて欲しいです。
2列目は、左に鈴木、真ん中に荒木、右に樋口
土居・・・岩政コーチでも土居を変えるのは難しいのか・・・。
セレッソ戦でも精彩を欠いていたので、スタメンから外してみる。
ボランチは、ピトゥカと三竿！
相手のマテウスを潰す役目をこなせるとしたら・・・
三竿に任せるしかないと思うのだが・・・。
SBは左に安西、右に常本
安西・・・
このままだとシーズン終盤まで持たないと思うのだが、首脳陣はどうするつもりなのだろうか？
右は常本か広瀬か・・・で悩みどころですが、個人的には守備力で常本が良いのではないかと。
CBは、ミンテと関川
ここで関川を外すと、前節、彼を起用した意味が無くなると思う。
ミンテはスンテと組ませて、自信を取り戻させないと！
GKは、スンテ
とにかくCBの2人を頼みます！
もしも彼らが・・・弱気なプレーを見せたら鉄拳喰らわしてもいいですよ～
対戦相手の「柏レイソル」について
2017年J1リーグ第33節・・・
たぶん、生涯忘れない試合の1つです。
首位を走るアントラーズは、勝利すればリーグ優勝が決定する・・・。
秋晴れの素晴らしい天気に恵まれ・・・
満員のサポーターに埋め尽くされたカシマスタジアム・・・
時間の経過と共にざわめきが大きくなり・・・
試合終了とスタジアムが大きな溜息に包まれました。
今年のレイソルはスタートダッシュに成功したようなので、アントラーズがキッチリと壁になって止めて欲しいです！
2021年度のリーグの順位と成績
鹿島 4位/勝点69 21勝6分11敗 62得点36失点
柏 15位/勝点41 12勝5分21敗 37得点56失点
※2021年度のJ1は20チームで戦っています。
柏の2021年は、あの怪物オルンガ移籍の穴を埋められなかった。
まあ、2020年の60得点46失点のうち、オルンガが28得点獲っているので、当たり前と言えば当たり前でしょうね。
2022年度のリーグの順位と成績
まだ2試合のみなので何とも言えませんが、昨年崩壊した守備の立て直しに成功した感じがします。
2試合：2勝5得点1失点
ホームで3試合連続無得点中のアントラーズにとっては、厄介な相手です。
柏のキーマンと鹿島勝利の鍵は？
調子の崩している鹿島としては先に失点することが避けたい・・・
マテウスに自由に仕事をさせない！
今の柏の好調の要因の一つが、マテウスが牽引する攻撃陣だと思います。
彼に中盤で自由に采配を振るわせると、短長さまざまなパスが出てくるので、不安定な守備陣がさらに翻弄されてしまうような気がしてなりません。
では、誰を当てるのか・・・
と考えると、ボランチに三竿を入れるしかないと考えます。
荒木がゴールを奪う動きに徹することが出来るか？
今シーズンの荒木の動きを見ていて気になるのですが、「10」と言う背番号らしいプレーをしないといけない・・・と、空回りしているような気がします。
荒木の良さは、ボールを受け取りに下がり、一から作り直すプレーよりも、スペースを見つけて飛び込んでボールを引き出し、自らシュートに持ち込むか、またはより良いポジションにいる選手にパスを出すプレーが秀逸だと思うのです。
ちょうど、ガンバ戦の3点目のような動きは、今の鹿島では荒木以外には出来ないと思うのです。
だから、荒木が後ろに下がった時は、ピトゥカや三竿あたりから、下がって来るな！と追いやるくらいでも良いと思います。
失点する前にミンテを落ち着かせる！
試合の入り方が下手なのか？
韓国人の割には（怒られそう）引きずる性格なのか？
試合の序盤にミスをすると、それを前半の間はずっと引きずっている印象です。
でも、後半になると、安定したプレーを見せるし、流石と思わせる位置取りや対人プレーもしています。
なので、スンテが後ろから大きな声でミンテの心を支えれば、期待したようなプレーを見せてくれる気がするのですがねぇ。
鹿島アントラーズと柏レイソルの全対戦戦績
これまで59試合の対戦があります。
鹿島 30勝
柏 17勝
引分 12
鹿島からみて107得点、81失点です。
全対戦成績では鹿島勝率が50.8％です。
総合成績では鹿島が圧倒しています。
2021年度の対柏戦の試合記録
総合成績では鹿島が柏を圧倒していますが、時々、いや～な負け方をする相手です。
昨年も柏のホームで戦った時は、酷い有様でした。
2021年J1第8節（ホーム）
かつてない最悪の滑り出しとなった2021年シーズンは、序盤にして残留争いの天王山と揶揄される試合を行うことになってしまった。
上田のゴールで先制するも、今シーズン鹿島に移籍した仲間に決められて同点、その後、両者ノーガードの殴り合いも決めきれずに終了かと思った時に・・・
白崎が値千金の勝ち越し弾を決めてくれ、嬉し泣きした試合でした。
↓動画ハイライト付きの記事はこちら
2021年J1第22節（アウェイ）
この時期の鹿島の攻撃は組織として機能しておらず、直前の天皇杯、J3の栃木を相手に不甲斐ない試合展開をしています。
そして柏戦・・・
機能しない布陣を変え、流れを変えようと選手を入れ替えますが、悉く機能せず！
本当に・・・面白いくらい采配が機能しなかった。
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まとめ
新監督も合流していないし、ベテラン勢がかなりチームを離れたし、チームが改革を行っているとは言え、結果が出るまでは時間が掛かるとは思っていたけど・・・。
開幕のガンバ戦で観た攻撃陣に「おもわず」夢が早くも実現すると思ってしまったが、まあ、今年は気長に観戦するとしましょう。
3月に入り、温かい日が増えてきたので、ブラジル人助っ人達のエンジンに火が着くことを願います！
アントラーズの勝利で
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