lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2022年J1第19節(勝利)鹿島VS柏戦!鹿島の40番と共にタイトルへ!!~



2022年7月2日、鹿島アントラーズは柏レイソルのホームに乗り込み、2022年J1第19節を戦いました。

守備が崩壊しつつあった鹿島でしたが、中断明けにはかなり改善され、失点は激減しましたが、今度は得点王を移籍で失うと言う痛手が・・・。

それでも、今いるメンバーでタイトルを獲るべく、選手の布陣を入れ替えるなどして柏戦に挑みました。

  • 守備の改善は本物か?
  • 上田に変わる得点源は?
  • 暑さ対策は?

などに注目して観戦していました。

結果は・・・
まさにチーム一丸となった・・・
いや、背番号40がチームを牽引して・・・
勝点3をもぎ取った2022年J1第19節(アウェイ)鹿島VS 柏レイソル戦の試合結果をまとめておきます。

 

2022年J1第19節(アウェイ)鹿島VS 柏レイソル戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー

鹿島 2-1

前半47分 キム ミンテ
   後半18分 武藤 雄樹
後半37分 エヴェラウド (P)

 

スターティングと交代メンバー

GK1 クォン スンテ    
DF5 関川 郁万
20 キム ミンテ
22 広瀬 陸斗 ⇒後半34分34 舩橋 佑
32 常本 佳吾

MF2 安西 幸輝⇒後半0分17 アルトゥール カイキ
6 三竿 健斗
14 樋口 雄太 ⇒後半29分9 エヴェラウド
33 仲間 隼斗 ⇒後半14分21 ディエゴ ピトゥカ

FW 8 土居 聖真 ⇒後半14分11 和泉 竜司
40 鈴木 優磨

レネ監督が大幅に布陣を変えてきた。
戦術上田が無くなったからことで、逆に柔軟になったのかも知れない。

 

2022年J1第19節(アウェイ)鹿島VS 柏レイソル戦の動画ハイライト

鈴木優磨の熱い想いは判っていると思っていたが・・・
判っているつもりだったようだ。

予想の遥か上を行く熱い想いだった。
短いハイライトでもそれが判ります。

 

2022年J1第19節(アウェイ)鹿島VS 柏レイソル戦の試合内容と感想

レネ監督がここまで大胆に変えるとは思わなかった。
試合前は、ワクワクと不安が入り混じる、不思議な感覚でした。

 

前半総括:同じミスは繰り返さない!

鳥栖戦で最後の最後に同点ゴールのきっかけを作ってしまったことを、本当に、本当にスンテは悔やんでいたのだと思う。

マテウス サヴィオのCKが直接ニアへ飛び込んできたところをパンチングではじき返して危機から脱しチームを勢いに乗せました。

その後、鹿島も柏もチャンスをモノに出来ないまま前半終了と思われたところで、鈴木の落としから土居がビックチャンスを得ますが相手GKに阻まれます。

それでもそのチャンスから得たCKでミンテがドーンと決めて先制!
最高の時間に、最高の形で先制しました。

 

後半総括:This is 40

後半、スンテのスーパーフィードから土居が抜け出すものの、最初のトラップが大きくなってしまってチャンスを逸しました。

その後、両チームが選手を交代させると柏ペースに。
一番、取られたくない選手に同点弾を決められ、流れは完全に柏でしたが、なんとか2点目を奪われずに耐え続けると・・・

スローインを受けてペナルティに切り込んだ鈴木優磨の足に相手の足が「当たってしまい」PKを奪取!

PKを任されたエヴェラウドは力でGKをねじ伏せて鹿島が勝ちこし!

最後は両チームが死力を振り絞って戦い続けます。

 

試合終了:終了の笛とともに三竿は崩れ落ち・・・

全てを出し切った・・・
と言うのはこういう姿にこそふさわしい言葉だと思いました。

 

レネ監督の判断基準

レネ監督が大きく動いたのはとても面白かったです。

1つ目は安西をSHで起用したこと。
彼の運動量を活かすためとのことでしたが、逆を言えばSBではその運動量が活かせていないと言うことなのか?
SHでの安西は可もなく不可もなく、前半だけでカイキと交代したので評価がし難いのですが、SHで単なる上下動だけではダメな事を学ぶと、SBで新たな境地を開けるのかも知れません。

2つ目はミンテの連続起用。
一時、信頼を失い、自信も無くしかけていたようですが、ボランチ等で途中投入を繰り返した結果、どうやら信頼も自信もそれなりに蘇ったようです。
その上、ついにCKから鹿島での初ゴールも決め、ここからミンテがさらに開花するかも知れないと思うとワクワクします。

3つ目はピトゥカのスタメン落ち。
コンディション調整でもないのに、ピトゥカに依存しないのは、レネ監督の判断基準の面白いところだと思います。

4つ目は広瀬の台頭。
シーズン序盤、岩政コーチが代行していた時はそれなりにチャンスがありましたが、レネ監督になってからチャンスを得ていなかった広瀬が、ここに来てSBとして起用されていることも、これまたなかなか興味深くて面白いです。

 

とにかくレネ監督は、練習の時から選手の様子をしっかりと見ていて、自分が求めている「動き」が出来るようになれば「起用」する・・・と言う基準がハッキリしているようです。

逆に言うと、それを満たさないと、キャプテンでも外すし、10番でも外すし、掘り出しモノかと期待した中村も外されるし、起用され続けたアラーノも外される・・・。

このやり方は、試合にで出ていない選手にとっては、とてもやりやすいものでないかと思います。

 

やはりCBにベテランの補強を・・・

単に試合経験を積んでいる選手ではなく、栄光や挫折を知っている選手を獲得し、その選手と組ませない限り、関川の成長を加速させることは難しいのではないかと危惧してしまいます。

前半、危うく一発レッドになりかけたシーン以降、彼の動きは迷いと言うか精彩を欠いたようになり、その結果が後半の失点での位置取りや、その後の再三の寄せの甘さに繋がっているように思いました。

潜在能力は高い選手だと思いますので、何とか、今年中に大きく花開かせて欲しいのですがねぇ。

スンテ以外にも横で叱ってくれる人がいればなぁ。

 

鈴木優磨が心配です・・・

アントラーズを愛し、アントラーズを強くするために、サッカー人生での夢を変えてくれまで戻ってきてくれて・・・ありがとう・・・しかありません。

でも、時々、彼の姿を観ていて心配になることがあります。

それは、「近い将来に燃え尽きてしまうのではないか?」と。

余りにも苛烈に燃え盛る炎が、この先、何年も燃え続けるのだろうか?

今年、何かしらタイトルを手にすること、さらには彼と同じような目線と熱量で戦える選手を増やすこと。

この2つが実現出来ないとき、燃え尽きてしまいそうで怖いです。

 

2022年J1第19節終了時点の順位表

とにかくマリノスに付いていくしかない。
付いていけば、何かが起きる・・・はず!

2022年J1第19節終了時点の順位表

 

鹿島の今後について

酷暑の中での連戦がスタートした。
アウェイ柏戦、中3日でホームセレッソ戦、中3日でアウェイ札幌戦、中3日でホームガンバ戦(天皇杯)、中3日でホーム神戸戦・・・。

16日間で5試合を戦い抜かなくてはなりません!

その時、その時、ベストなコンディションの選手を上手く組み合わせて、戦い抜いて欲しいです!

  • 7月6日(水)19時 第20節(ホーム)VS C大阪
  • 7月10日(日)14時 第21節(アウェイ)VS札幌
  • 7月13日(水)19時 天皇杯4回戦(ホーム)VS G大阪
  • 7月17日(日)18時 第22節(ホーム)VS神戸
  • 7月30日(土)19時 第23節(アウェイ)VS横浜FM
  • 8月6日(土)18時 第24節(ホーム)VS広島
  • 8月14日(日)18時 第25節(ホーム)VS福岡
  • 8月21日(土)19時 第26節(アウェイ)VS湘南
  • 8月27日(土)19時 第27節(アウェイ)VS川崎F

第23節から27節までの熾烈な5戦を迎えるまでは、トップと離されずに戦い続けて欲しいです!

 

まとめ 

鈴木優磨の輝きが増していく。
その輝きが増すほどに、先に触れたように燃え尽きないか心配でならない。

情熱が燃えつきるだけではなく、プレーに関わる怪我なども心配だ。

タイトルを
このチームで掴んで欲しい!

頑張れアントラーズ!!

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