lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2022年J1第24節(敗戦)鹿島VSサンフレッチェ広島戦!レネ監督、選手達に何をさせたかったの?~



2022年8月6日、鹿島アントラーズはホームのカシマスタジアムにサンフレッチェ広島を迎え、2022年J1第24を戦いました。

広島には相手のホームで見事なまでに抑え込まれて完敗しているので、鹿島のホームではキッチリとやり返して欲しいと願っていました。

  • 中2日の相手を圧倒出来るか?
  • レネ監督の第2・3の引き出しが開くか?
  • 守備の改善はされるのだろうか?

などなど・・・考えながら観戦していました。

結果は・・・
怒りすら沸いてい来ない敗戦に終わりました。
溜息ばかりの2022年J1第24節(ホーム)鹿島VS 広島戦の試合結果と感想です。

(補足)ブログを書いている最中に、レネ監督と契約解除のニュースが飛び込んできました。

www.antlers.co.jp

 

2022年J1第24節(ホーム)鹿島VS 広島戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー

鹿島 0-2 広島

後半39分川村 拓夢
後半50分エゼキエウ

   

スターティングと交代メンバー

GK1クォン スンテ    
DF6三竿 健斗
20キム ミンテ ⇒後半43分5関川 郁万
22広瀬 陸斗 ⇒後半43分2安西 幸輝
32 常本 佳吾

MF11和泉 竜司    
14樋口 雄太 ⇒後半29分8土居 聖真
17アルトゥール カイキ ⇒後半25分34舩橋 佑
21 ディエゴ ピトゥカ ⇒後半25分33 仲間 隼斗
FW9 エヴェラウド
40鈴木 優磨

このスタメンの選手達の能力・・・
マリノス、広島相手に連続で無得点&複数失点で負けるようには思えないのだが。

 

2022年J1第24節(ホーム)鹿島VS 広島戦の動画ハイライト

カイキのヘッド、エヴェラウドのドリブル突入、少なくともこの2つのどちらかは点に繋げないと、疲労の重なるプレーをしているのでしんどくなる一方だ。

【公式】ハイライト:鹿島アントラーズvsサンフレッチェ広島 明治安田生命J1リーグ 第24節 2022/8/6 - YouTube

 

2022年J1第24節(ホーム)鹿島VS 広島戦の試合内容と感想

試合前からキムミンテの守備に不安を感じつつ、今日こそは「優磨以外」が起点になって得点が生まれるのか?

そればかりを考えてしまっていた。
この時点でやはり普通ではない。

 

前半総括:鹿島は良くも悪くも変わらず・・・

広島が中2日と言うこともあり、前半は多少ペースを抑えていたからか、鹿島の攻撃は何度か可能性を感じさせた。

一方で鹿島の守備は相変わらず、相手のボール保持者へのプレスは鋭いが、他が連動していないから中盤を軽々と経由して一気に最終ラインまでボールを運ばれてしまう。

この日の前半のミンテは「リアクション」が中心だったので、彼の良さが出て「きちんと壁」になっていた。

 

後半総括:不可解な判定といつもの失点パターン

塩谷と三竿のプレーは、何故にハンド→PKとならなかったのか?
基準が判らない。

とくに三竿のプレーは塩谷の件があるので帳尻を合わせたように感じた。

さらにエヴェラウドがドリブルで切り込んだシーンで荒木の脚はボールに一切触れずにエヴェラウドの脚を払っているが、VARにすらならなかった。

何故だ?

そして問題の失点シーン。
ミンテの一番の苦手な「状況に応じたプレー選択」が出来ず、CBが釣り出されたところでグラウンダーのクロスを綺麗に合わせられて失点した。

あ~あ。
学びのないプレーだこと。

2失点目は鈴木のミスからだが、責めることはできん。

 

試合終了:お通夜のような場内挨拶

必死に何とかしようとする選手達の姿を見て、連敗なので褒めたたえる訳にはいかないけれど「頑張った姿勢」に対してまばらな拍手が送られた。

でも、これは本来の鹿島の試合後の姿ではない。

 

広島戦で感じた2つのこと

試合後に小泉社長のツイートが無いのが気掛かりだった。
いつもはどんな試合内容でも、的確な言葉を選んでサポーターに語り掛けているのにである。

そして昼過ぎ、アントラーズからレネ監督との契約解除のニュースが!

そのニュースを踏まえつつ

レネ監督との契約解除について
鹿島(チーム)の問題点について

について触れたいと思う。

 

レネ監督との契約解除について

ネット上ではサポーターたちの熱い議論が繰り広げられている。
サッカー好きにとって、この手の話は最も熱くなり、盛り上がるものなので、盛り上がるのは当たり前ですが・・・。

自分の応援しているチームで起きるのは嬉しくない。

 

今回の解任は妥当か?

今回のレネ監督との契約解除は妥当だと思う。
おそらく、報道陣に自分の考えを出さない(言語化できない)スタイルは、フロントに対しても同じなのだろう。

就任時に「プレゼンが素晴らしいので~」なんて報道があったが、実はその1本しか言語化出来なかったのではないだろうか?

また、就任前に色々とスイスの友人を通して得た話を記事にした時に「在籍している選手の能力やスタイルを掴んで」戦い方を決めるのは得意だけど、「試合途中」で手を入れるのは苦手だ・・・と言う発言を載せました。

この時、戦術が乏しい監督か?
と一抹の不安を抱いたのだが、その通りになってしまった。

 

余りにも短慮ではないか?

新たなる挑戦、改革を行うとしているに、僅か数か月、しかも上位に位置しているのに解任するのは短慮すぎるのではないか?

そういう懸念は確かにある。
ですが、この数か月観ていて、監督が選手に求めているのは「フィジカルが強いこと」、「素早く縦にボールを動かすこと」、それ以外にサポーターには何も見えないのは異常だった。

また、劣勢の時に打つ手が「可能性」すら感じさせないのも、「センス」が余りないようにしか見えなかったのも致命傷だ。

守備の構築は後回しで失点を重ねているが、攻撃スタイルのバリエーションは確実に増えていると言う雰囲気もなかった。

上田が抜けてから、鈴木優磨以外に点に絡む動きが殆どないのがそれを示している。
この日も優磨から何本か得点の匂いのするプレーが生まれたが、他の選手からはほぼ皆無だった。広瀬のクロスに優磨が飛び込んだくらいかな。

とにかく複数の選手で「再現」される攻撃が無いと言うことは、「選手任せ」だからとしか思えない。

 

こういう意見をサポーターが書いていると、「素人のサポーター如きに何が判る」と言う意見を見聞します。
確かにその通りではありますがが、鹿島を愛し、鹿島のサッカーを見続けてきたサポーターの眼力を私は信じています。

別に私の見立てが絶対に正しいとか、素晴らしいとか言いたいのではありません。

ただ・・・
「何かがおかしい?」

そうサポーター達が感じている時は、やはり何か問題があることが多いのは事実だと言う事です。

 

鹿島(チーム)の問題点について

レネ監督との契約解除については妥当だと思うが、レネ監督だけに全責任があるとは思えません。

何しろ、ここ数年の鹿島のフロントはおかしいし、今年はとくに酷かった。

新監督を招聘しておきながら、コロナによって早期入国を果たせず、シーズン途中からの合流になったのは先を見越す力が無さすぎるのが原因だ。

また、シーズン開始直前に町田の期限付き移籍を容認したのは仕方ないとして、ミンテの補強しかしていないのも腑に落ちない。

トドメは上田の移籍と染野移籍だ。
上田は間違いなくいつ居なくなってもおかしくないのに、その事態に対処する素早い動きが出来ないばかりか、染野をヴェルディへ放出(レンタル)したのは不可解を通り越して唖然とした。

素人目にも、ミンテのプレースタイルは「今年の鹿島」のスタイルには合わないと言うのはシーズン序盤に見えていたし、関川もムラがあることは判っていた。

林とブエノに至っては、ポテンシャルはあるかも知れないが経験不足で未知数なのに、このメンバー構成で本当に優勝できると思っていたのだろうか?

今回のレネ監督との失敗劇は、ほぼ全て、フロント(強化部)の責任ではないのか?
レネ監督の志向するサッカーにマッチする選手が居ないのに、その手当をしていないのだから・・・。

 

歯車が狂いだしたのは2017年!

私はここ数年の鹿島フロントの動きがおかしくなったのは、2017年のあの出来事からだと思っています。

それは「石井監督解任」だ。

2016年オフ、鹿島は大型補強に動いた。
昨年、ほぼ日本人だけのチーム構成でリーグタイトル奪取、CWCは準優勝、さらに天皇杯優勝した石井監督の元、連覇の可能性を感じさせるスタートだったが・・・。

急に膨張した戦力を扱いきれずに前半は低迷した。
そしてACLでの敗退を機に、監督を大岩コーチに託した。

プロの世界だから厳しいのは判る。
だが、この人事は素人の目からしても「鈴木満がはやく大岩にしたかった」からの交代劇にしか見えなかった。

別に好みで動くのがダメな訳では無い。
ただ、好みを振りかざすなら、天皇杯が終わり、シーズンが終了した時点でスッキリと「大岩監督就任」にすれば良かったのだ。

それを、2016年の結果で石井監督を継続しておきながら、ACL敗退で石井監督を解任した一連の動きは、私の中ではこのチームの根幹と言える「理念に反していた」ようにしか思えない。

「献身・誠実・尊重」

どうしてもこの理念に当てはまる交代とは思えなかった。

そして、この出来事から、少しずつ鹿島のフロントの目が狂い始め、「自己欺瞞」が強くなっていったように思えてならない。

 

次節、福岡戦はタジアムに行く!

さて、色々と批判めいたことを書いた。
だが、私の人生がアントラーズと共にあることに変わりはない。

次節の福岡戦、ドクターストップが掛かってもスタジアムに行く。

こういう時こそ、スタジアムに座り、手拍子(本当は声で)で選手とチームスタッフへ激を飛ばさないといけない。

レネ監督からはついに感じなかったファミリー感・・・
それを多くのサポーターがスタジアムに駆けつけ、それぞれの方法で、ファミリーへの愛を示せば、鹿島は必ず立ち上がることを私は知っている。

 

改めて、選手もフロントもサポーターも原点に立ち返ろう!

「Spirit of Zico ! 」

「献身・誠実・尊重」

 

2022年J1第24節終了時点の順位表

暫定の順位表は一応載せておくが、今シーズンのリーグ戦は、もはや順位はどうでも良いと思う。
狙うのはただ一つ。
この先に対戦するチームから「やっぱり鹿島はやり難い」と言わせることである。

2022年J1第24節終了時点の順位表(暫定)

 

鹿島の今後について

福岡、湘南、川崎F・・・

3試合3連勝で不死鳥のごとく蘇るのだ!

  • 8月6日(土)18時 第24節(ホーム)VS広島
  • 8月14日(日)18時 第25節(ホーム)VS福岡
  • 8月21日(土)19時 第26節(アウェイ)VS湘南
  • 8月27日(土)19時 第27節(アウェイ)VS川崎F
  • 9月3日(土)18時 第28節(ホーム)VS浦和
  • 天皇杯準々決勝9月7日(水)未定 (アウェイ)VS神戸
  • 9月10日(土)19時 第29節(アウェイ)VS京都
  • 9月16日(金)19時 第30節(アウェイ)VS鳥栖

まずは福

岡戦。
相手の監督は、今のJの日本人監督の中では屈指の名監督だと思う。

どう戦うのが良いのか・・・。

 

まとめ 

来週日曜までの1週間、選手並みに体調管理に努めることにしよう。
万難を排し、スタジアムに駆けつけ、アントラーズを支えたい。

アントラーズを30年応援してきた中で、もしかすると、初めての危機感を覚えているような気がします。
ここで歩み方を間違えると、あっという間に築いてきたモノが崩れ、J2やJ3にまで落ちて行ってしまってもおかしくないような気がします。

2022年夏!
試練の夏だ!!
頑張れアントラーズ!!!

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