2022年7月2日、鹿島アントラーズは柏レイソルのホームに乗り込み、2022年J1リーグ第19節を戦います。
後半戦初戦は名古屋のホームで1-1。
好調マリノスを追撃するためにも、もう、負けられない!!
と意気込んでいたらとんでもないニュースが・・・。
得点王のベルギー移籍!!
なんてこったい・・・。
- 戦術上田がどう変化するのか?
- 守備陣の立て直しは本物か?
- エヴェラウドのゴールがみたい
などに注目して観戦したいと思います。
柏は前節にマリノスと対戦し、たぶん、予想外の大敗を喫しているため、今度の鹿島戦には相当気合を入れて挑んでくるはずです。
相手の勢いをいなして、点を獲って、勝つ!
言葉で書くと簡単だけど、これがなかなか難しいですなぁ・・・。
勝利を願う2022年J1第19節(アウェイ)鹿島VS 柏戦を前に思うことをまとめます。
2022年J1第19節(アウェイ)鹿島VS 柏戦の予想スターティングメンバー
負傷からようやく戻って来た松村が・・・
再び離脱、全治6週間とのこと・・・。痛い、痛いよ。
これから暑さがさらに過酷になるので、選手のメンタルとフィジカル両面でのサポートをしっかりと行って欲しいです。
2022年J1第19節、鹿島の対柏戦スターティング予想・・・
2TOPは鈴木とカイキ
密かにですが、カイキは1トップでもっと輝くような気がします。
優磨は1.5列目と言うか、今まで同じような役割で良いのかと・・・。
2列目は、左に和泉、右に仲間
名古屋戦終盤に和泉は自ら交代を申し出たのが気になりますが、その後、練習には復帰しているようなので、幸い、故障ではなく熱中症気味だったのかな?
2列目は運動量を求められるので、体調には気を付けながら、駆けずり回って欲しい!
ボランチは、ピトゥカと樋口
名古屋戦のように、ピトゥカと樋口を組ませないやり方もあるのかも知れませんが、今の鹿島には樋口の飛び道具は必要なはず。
SBは左に安西、右に常本
なかなかプレー中に安西の笑顔が見れないのが気になります。
海外移籍前の柏戦で見せたような、切り込んでからのシュートを思い出してよ!
常本は名古屋戦での様子を見る限り、フルで十分にプレー出来そうだった。
CBは、三竿&関川
名古屋戦でスタメン出場させなかった理由が判らないのですが、途中で投入されているからには先日の頭部負傷の影響ではないのでしょう。
監督の目線では、関川とミンテの評価はどうなっているのかな?
聞きたいなぁ。
GKは、スンテ
名古屋戦、勝てなくて本当に悔しそうでした。
後半の飲水タイムで鬼気迫る表情で三竿に喝を入れている姿などを見ると、今の鹿島の守備陣には大切な選手だと実感しました。
対戦相手の「柏レイソル」について
鹿島から「距離で言えば」最も近い場所にあるチームである。(J1在籍歴あるチームの中で・・・)
このご近所さんには、幾度も煮え湯を飲まされたし、時に揉めることもあったけど、長年、鹿島とは火花を散らして来たライバルチームの1つと言っても良い存在だと思う。
また、鹿島と同じく、柏と言えばブラジル選手が主体になっているイメージでしたが、98年にブルガリア人のストイチコフが加入して以降は、ブラジル以外の国籍の選手も獲得しているようである。
そしてあのオルンガ・・・
あれはマジで旋風だった。
昔、ガンバに居たエムボマを生で観た時に受けた衝撃に近かった・・・。
個人的に柏の印象は「武闘派」です。悪気はありません。
でも、「堅守速攻」とか言葉が最も似合わないと思っています。ごめんなさい。
それゆえ、2017年のアウェーでの対戦のように、打ち合いの果てに鹿島が勝利すると、とても気持ち良いのも事実です。
胃は痛くなるけどね。
2021年度のリーグ順位と成績
鹿島 4位/勝点69 21勝6分11敗 62得点36失点
柏 15位/勝点41 12勝5分21敗 37得点56失点
※2021年度のJ1は20チームで戦っていました。
オルンガの穴も埋められず、守備も崩壊し、J2陥落するのではないか?
と他人事ながら心配したシーズンでした。
一方、対戦した時の怖さは変わりませんでした。
2022年度のリーグ順位と成績
鹿島 2位/勝点34 10勝4分4敗 29得点22失点
柏 5位/勝点30 9勝3分6敗 25点19失点
柏の好調さは、守備が改善された事もあるが、攻撃が乗っている点もあると思います。
攻撃は最大の防御なり・・・な訳であり、極端なことを言えば、90分間ずっと、相手陣地でプレーすればまず失点はしない訳であり・・・。
油断ならない選手が揃っています。
武藤とか・・・嫌だなぁ。
柏レイソルのキーマンと鹿島勝利の鍵は?
今度の対戦では守備の要である高橋が累積で出場できないことが、柏の守備陣にどう影響するのか見ものです。
STOP THE マテウス・サヴィオ!
柏の攻撃が好調な理由は、昨年と違い、マテウスの立ち位置がハッキリしたことが大きいような気がします。
昨年までは「便利屋」扱いでしたが、今年は一貫してトップ下(付近)で起用され、攻撃の起点になり、アシスト(3)もするし、何よりもゴール(6)も決めている。
狙い目はそれほどドリブルで仕掛けるタイプではないみたいなので、距離を詰めてタイトにマークしても交わされる心配を余りしなくて良い点でしょうか?
不用意に近づくとトラップで交わされるでしょうが・・・。
鹿島の狙いはセットプレー!樋口に託せ!!
柏の失点の半分(9/19)は、セットプレーからです。
京都戦、名古屋戦と樋口のキックの精度は上り調子なので、ガンガン仕掛けて良い位置でファウルを貰えば貰うほど、鹿島のチャンスになると思います。
仲間が恩返し弾を浴びせるはず!
天皇杯に続いてリーグ名古屋戦でも得点し、乗っている仲間!
きっと古巣の柏から点を奪って3試合連続ゴールを決めてくれるはず!
仲間おじさんの雄叫びが見たいです!!
鹿島アントラーズと柏レイソルの全対戦戦績
これまで60試合の対戦があります。
鹿島 31勝
柏 17勝
引分 12
鹿島からみて108得点、81失点です。
全対戦成績では鹿島勝率が51.7%です。
印象よりも引分けが多かったです。
もっと殴り合いの果てに白黒ハッキリついていたような気がしていました。
2021年度の対柏戦の試合記録
どちらもホームで勝利しました。
スコアもまったく同じ・・・。
2021年J1第8節(ホーム)勝利
鹿島2-1柏
スタートダッシュに失敗し、どん底にまで落ちた中で迎えた一戦でした。
ミスだらけの試合で、観ていてとても辛かったです。
この試合の光明は、舩橋と言う新人に光が差したことでした。
↓動画ハイライトを含む試合の記事はこちら
2021年J1第22節(アウェイ)敗戦
鹿島1-2柏
チーム全体のチグハグさに涙が出る試合でした。
それと、この頃から三竿の表情が曇っていて、彼の精神状態を気にする記述が多くなりました。
それが、あのホーム最終戦での心の叫びに繋がったのかな・・・と。
↓動画ハイライトを含む試合の記事はこちら
2022年度の対柏戦の試合記録
シーズン序盤にホームで対戦しています。
柏がスタートダッシュに成功した中での一戦でした。
2022年J1第3節(ホーム)勝利
鹿島1-0柏
鹿島はプレシーズンマッチを含めるとホームで3連敗しており、シーズン序盤に立ち直れるかどうかのある意味瀬戸際でしたが・・・。
岩政コーチの執念が勝利を手繰り寄せたような気がします。
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まとめ
またしてもシーズン途中でチームの要を失うことになった。
今年はせっかく良い状態だったのに、残念だ。
でも、1人の若者の人生を応援してこそ、歳を重ねた甲斐があるというものだ。
思い返せば、大学サッカーを途中で辞めてプロに入った時に、早くプロになることで海外に行く時期も早くなるから・・・みたいなことを言っていた。
海外で大きく羽ばたき、いつかまた、カシマスタジアムであの規格外のシュートを見せて欲しいです。
絶対に負けられない
理由が出来た!
アントラーズが勝つ!!
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