2023年5月27日、鹿島アントラーズはサガン鳥栖のホームに乗り込み、2023年J1第15節を戦います。
第13節に国立で快勝して5連勝を達成し、勢いに乗ってホームでも連勝を伸ばしたかったのですが、FC東京に連勝も無失点記録も止められてしまいました。
それでも・・・
中3日で迎えたルヴァンGS第5節では、柏を相手に1-0とまたも無失点勝利!
今のアントラーズの守備は盤石なので、大敗することはないでしょうし、連敗もないような気がします。
しかし、リーグタイトル奪還のためには、序盤に躓いた鹿島は勝点を積み上げ続けるしかありません。
上位に喰らいついて行き、シーズン折り返し(残り3試合)時点で勝点差が5以内であれば、かなりチャンスはあると思います。
なので、頑張れ!!
2023年J1第15節(アウェイ)鹿島VS サガン鳥栖戦を前に思うことをまとめます。
2023年J1第15節(アウェイ)鹿島VS サガン鳥栖戦の予想スターティングメンバー
知念が負傷離脱なってしまった。戻るまで1か月、若手FWは知念には悪いがチャンスと思って奮闘して欲しい。
ルヴァンから中2日で迎える鹿島の対サガン鳥栖戦のスタメンは・・・。
TOPは優磨と垣田
FC東京戦では、終盤に優磨が下がってくることがあったが、あれをチームとして止められるかが大事だと思う。
あとは、ベンチメンバーに誰が入るのか?染野か?師岡か?
楽しみだ。
2列目は、仲間と名古
土居はルヴァンで先発しているので、名古だろう。
仲間は休養十分だと思うので、開始からフルスロットルで爆走して欲しい。
ボランチは、ピトゥカと樋口
佐野が戻って来たが、ルヴァンで出場しているし、まだまだ本調子では無いようなので、スタメンは樋口だろう。
ルヴァンの終盤で見せた、ミンテのボランチは、フィジカル勝負が出来ると言う点は面白い選択だと思うが、スタメンからはないだろう。
SBは左に安西、右に広瀬
今シーズンは当初から安西の動きは悪くないと言い続けてきたが、やはり、キレがあるように思う。FC東京戦でのクロスを頻度高く放てるようになれば・・。
広瀬と常本だが、常本がもがいてる感じだ。
スタメン奪回を意識し過ぎるあまり、強みである対人の強さが損なわれているように感じるのは私だけか?
CBは、植田と関川
ルヴァンで昌子をフルで見て、やはり今は植田と関川だと思う。
でも、植田と昌子のコンビには、一朝一夕では手に入らない経験値があり、観ている側の安心感は強い。
ルヴァンのミンテも決して悪いプレーでは無かったし、本当にハイレベルなCB競争が行われている。
GKは、早川
沖のシュートすトップの瞬間的な速度はやはり素晴らしい。
だが、それ以外に「際立った特徴」がないので、早川の牙城を崩すのは難しそうな気がする。
スンテも怪我から戻ってきており、暫くはセカンドGK争いがし烈になりそうだ。
サガン鳥栖戦で鹿島が勝つためのポイント
今のアントラーズが勝利を手にするには、相手がどうこうよりも、自分達のプレー次第だと思います。
勝利のポイントは以下の2点!
- PK献上を怖がらずに当たれるか?
- 攻撃に人を掛けられるか?
PK献上を怖がらずに当たれるか?
鹿島のPKによる失点は際立って多いのは事実である。
14失点中5点がPKによるものであり、割合は35%を超える。
他のチームは・・・
札幌が4(25失点)、ガンバが3(30失点)と続いているが、どちらも失点そのものが多いチームである。
一方、上位陣は神戸が1、横浜FMは0、名古屋が1となっています。
失点の少なさに繋がり、勝点に直結していると思います。
鹿島のPKが多い理由は、タイトな守備をペナルティ内でも行い、その結果、被シュート率が少なくなっている(リーグ3位)ことに関係していると思ったのですが・・・。
被シュート率1位の広島はPK失点0、2位の福岡は1であり、激しい守備をするからPKに繋がると言う訳ではなさそうです。
そうなると・・・理由は2つか。
- 守備の仕方が甘い
- 鹿島は審判に狙われている
まあ、2つ目の理由は冗談として・・・
やはり、PKを獲られるような身体の使い方になっているのは認めるしかないのだと思います。(それを獲るか獲らないかは主審の判断ですが・・・)
とはいえ、いきなり守備の仕方を変えろと言っても、窮屈なプレーになるだろうから、今シーズンはPKを獲られない身体の使い方を意識しつつも、PK獲られるのは覚悟の上で、今のチームの強みである、球際で負けず、例えシュートを打たれても動線に身体を投げ出す・・・ことを続けるのが大切だと思います。
実際、ルヴァン柏戦の前半のように、球際で当たれずにセカンドが拾えない、または高い位置でボールが奪えないと、波状攻撃を喰らって苦しくなるので。
攻撃に人を掛けられるか?
FC東京戦で勝てなかったので、ついつい審判への愚痴ばかりになってしまうが、冷静に考えれば「鹿島が2点獲れば良かった」訳である。
実際、ルヴァン柏戦は勝ちきれたが、鹿島が追加点を獲るチャンスはあった訳であり、獲れないために終盤に肝を冷やすことになった。
そう考えると、やはり今シーズンは当初から危惧されている、「攻撃の形」の作り方になるのだと思います。
一時に比べれば、鈴木優磨の役割が明確化され(抑えているのか?)、その結果、得点に繋がっていました。
FC東京戦でも垣田の得点は中央に優磨が居たことで相手のマークが遅れたのも原因の一つだと思います。
しかし、同じFC東京戦でも終盤になり、思うようにボールが出て来なくなると、ボランチの辺りまで下がってくるシーンが何度か見て取れました。
彼が下がると前線には知念とカイキしか残らず、点を獲りに行こうとして投入したのに迫力不足になってしまいました。
よって、鈴木優磨のポジションをコントロールすることと、同点もしくは負けている時に打てるカードを用意する(藤井や松村)のが大事になると思います。
その場合、守備に比重の高い選手を何人ベンチに入れるのか?
FC東京戦だと、昌子、常本、佐野がいましたが、誰か一人を外すのか?
・・・これは結構な決断になると思うが、監督、どうするだろう。
鹿島アントラーズとサガン鳥栖の全対戦戦績
これまで28試合の対戦があります。
鹿島 15勝
鳥栖 7勝
引分 6
鹿島からみて46得点、23失点です。
全対戦成績で考えると鹿島勝率が53.6%です。
総合的にも、近年も、鹿島が優位ではありますが・・・
アウェイでは嫌な思いが強いです。
2017年V逸の要因の1つは鳥栖戦だった
何度もこのブログで書いているのですが、2017年のタイトルを逃した要因の一つが第28節の鳥栖戦での敗戦だったと思っています。
27節のガンバでは終了間際に劇的な逆転勝ちを収め、優勝へ大きく前進したと誰もが思っていました。
そして迎えた鳥栖戦。
優勝が色濃く見えたからなのか、攻守に渡って精彩を欠いた鹿島は0-1で敗れると、その後、優勝するチームの勢いは取り戻せずに徐々に差を詰められ、最後の最後に交わされてしまった。
あの苦い記憶は、鳥栖のホームで勝ち続けることでしか払拭できない。
勝ってくれ!
まとめ
今はとにかく、1つ1つ、目の前の敵を倒し、勝点を積み上げるしかない。
ルヴァンから中2日で九州への遠征となるので、色々としんどいとは思いますが、勝点3を手にして戻ってきて欲しいです。
負傷した知念を安心させつつ、より強くなって戻りたいと思わせるような勝ち方を、前線の若鹿達が見せてくれたら最高だけどなぁ。
シーズン折り返しまで、少しでも上位と差を詰めておきたい!
中2日はきついから
応援で後押ししたい!
頑張れアントラーズ!!
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