2021年8月25日、鹿島アントラーズは清水エスパルスのホームに乗り込み、2021年J1リーグ第26節を戦います。
今シーズン開幕前は、昨シーズンの主力選手の離脱が殆どなく、タイトルが十分に狙える戦力が整ったと意気込んで臨んだ今シーズンの開幕戦は、先制しながら3失点して逆転負けを喫する、痛い、痛い、試合となった。
失点の仕方があまりにも悪すぎて、本当に印象が悪い負け方だった。
そして、チーム状態を建て直せずにズルズルと負けを重ね、鹿島は早々にザーゴ監督を諦めることになった。
前節の神戸戦は、鹿島が鹿島であるために勝たなくてはいけない試合でしたがあえなく敗れてしまった。
だからこそ、この清水戦は何としても勝たなくてはいけない。
心の底から勝利を願う2021年J1第26節(アウェイ)鹿島VS 清水戦を前に思うことをまとめます。
2021年J1第26節(アウェイ)鹿島VS 清水戦の予想スターティングメンバー
先の神戸戦で犬飼がイエローの累積警告に達したので、今節の古巣戦は欠場です。
そうなると、CBは若い選手で組むことになるので、経験値や咄嗟の判断が適切かどうか不安は残ります。
勝利を願うVS 清水戦の予想スターティングラインナップ・・・。
2トップは、エヴェラウドと荒木
エヴェラウド・・・長崎戦でのあの動きを忘れないで!
2列目は、左にカイキ、右に土居
右はアラーノの状態が判りませんので土居さん頑張って!
しかし、居ないとなるとあの神出鬼没な動きは貴重だったことが判る。
左は守備力はともかく、カイキの適正と攻撃力のチェックでスタメンもありかと・・・。
ボランチは、ピトゥカと三竿!
相馬監督はピトゥカとレオを選択するのかと思いますが、個人的には三竿には奮闘して欲しいので!
SBは左に永戸、右に常本
安西の攻撃時のアイデアは素晴らしいのだけど、コンディション調整なのか、守備の時の強度とか判断が今一つな気がします。
CBは、町田と林
今年の鹿島のCBは誰もが点を獲る雰囲気をまとっています。
GKは沖
町田と林(または関川?)と組む最終ラインは、本当に若い。
ミスもあるだろうけど、臆することなく、気持ちは攻めの守備で支えてください。
対戦相手の「清水」について
開幕での対戦時は、完全に鹿島が油断していた。
言葉は悪いけど、どこかで「負けるはずない」とも思っていた。
試合でも実際に先制した。
しかしその結果、完全に緩みが生じたことで、失点してもギアを戻せず、ズルズルと失点を重ねて敗戦してしまった。
昨年は失点を重ねまくる印象でしたが、ロティーナ監督になった今年はかなり改善されています。
それでもまだ、つけ入る隙は十分にあると思うので、チャンスにしっかり仕留めて勝ちきって欲しいです。
2020年度のリーグの順位と成績
鹿島 5位/勝点59 18勝5分11敗 55得点44失点
清水 16位/勝点28 7勝7分20敗 48得点70失点
得点は取れるけど、守備が大崩壊だった印象です。
2021年度のリーグの順位と成績
鹿島 6位/勝点41 12勝5分8敗 40得点25失点
清水 14位/勝点25 5勝10分10敗 25得点34失点
今年は守備は改善されているが、攻撃が今一つです。
サンタナが7得点上げていますが、他は2得点が4人いて、前の怖さがない。
まあ、鹿島も荒木が8点、上田が5点ですが、町田と犬飼も5点ずつで上田に並んでいますが・・・。
清水のキーマンと鹿島勝利のキーとなるプレー
鹿島が勝利するためには、以下の点がポイントになると思います。
清水の唯一の得点源であるサンタナを自由にさせない
とにかく、サンタナにフリーで仕事をさせないことが重要です。
供給源にも、激しくプレスを掛けて欲しいです。
藤本が出るなら要注意!
神戸から押し出されるようにして清水へ期限付き移籍した藤本が出場するのであれば、ある意味「鹿島キラー」みたいになっているので、タイトな守備が必要です。
鹿島はセットプレーとクロスに注意!
鹿島の失点は3割以上がセットプレーからですが、清水の得点の3割以上がセットぷれー、クロスが2割以上で、両方足すと6割に達しています。
犬飼が出場停止なので、CBとGKはしっかりと声を掛け合い対処して欲しいです。
鹿島の狙い目もセットプレーとクロス!
清水の失点は6割がセットプレーとクロスからであり、鹿島の得点の5割がセットプレーとクロスから生まれているので、エヴェの頭と町田や林の頭をフル活用して欲しい!
鹿島アントラーズと清水の全対戦戦績
これまで81試合の対戦があります。
鹿島 38勝
清水 30勝
引分 13
鹿島からみて130得点、115失点です。
全対戦成績では鹿島勝率が46.9%です。
総合成績では5分に近い状態です。
ここ数年、鹿島が優勢ですが、決して油断の出来る相手ではありません。
ちなみにアウェイでの戦績は・・・
鹿島35勝清水16勝引分13、鹿島の勝率は37.1%と分が悪くなっています。
ただし、2017年以降は清水のホームで6戦:5勝1分と圧倒しています。
直近約3年間の鹿島の対神戸戦の記録
2018年~21年の成績をまとめました。
10戦:8勝1分1敗
※唯一の敗戦が2021年の開幕戦です。
2020年度の対清水の試合記録
昨年はカップ戦を含めて3試合対戦がありました。
どの記事も、動画ハイライト付きになっています!
2020年ルヴァンカップGS3節
両チームともにGSでの敗退が決まっていた試合で、若手を積極的に起用した試合になりました。
GK山田のデビュー戦であり、やはり190センチの上背は魅力だと感じた試合でした。
2020年J1第16節(アウェイ)
序盤の苦しみから脱して連勝を重ねている中での一戦でした。
前からの積極的なプレスが嵌って点を獲る・・・
ザーゴの目指すスタイルが垣間見えたように感じたころでした。
2020年J1第32節(ホーム)
ACL出場権獲得のために最後の奮闘を続けている頃で、目標を失っていた清水には完勝した記憶があります。
2021年度の対神戸の試合記録
開幕戦での屈辱はを、ルヴァンのGSで連勝して多少は晴らしていますが、やっぱりリーグ戦での痛みはリーグ戦の勝利で癒して欲しいです。
2021年J1開幕戦(ホーム)
今にして思えば、この時からエヴェラウドの苦悩は始まっていました。
2発のシュートをGKとクロスバーに阻まれていました。
2021年ルヴァンカッププレーオフS第1戦
林の鹿島での初ゴールで競り勝った試合でした。
2021年ルヴァンカッププレーオフS第2戦
先制されるも、アラーノとエヴェラウドのアベック弾で逆転勝ち!
ピトゥカもやはり上手いと感じさせるアシスト。
喜びの詰まった一戦でした。
まとめ
上位を狙うならば絶対に連敗してはいけない。
しかも、下位の相手にシーズンダブルを喰らってはいけない。
エヴェラウドと2列目の攻撃参加と精度が鍵を握ると思います。
敗戦の痛みは勝利で癒す!
行け、アントラーズ!!
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