2020年8月12日、鹿島アントラーズは2020ルヴァンカップGS第3節を、清水エスパルスのホームで戦いました。
両チームともに、すでにルヴァンカップの敗退は決まっていますが、若手や怪我明けの選手にとっては消化試合ではありません。
レギュラーを掴むための、本調子に戻るための、大切の一戦でした。
この重要な一戦で、鹿島の若鹿達は、先のリーグ鳥栖戦に続いて躍動しました。
ルーキーが輝いた2020ルヴァンカップGS第3節(アウェイ)鹿島VS 清水戦の結果をまとめておきます。
- 2020ルヴァンカップGS第3節(アウェイ)鹿島VS 清水戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- 2020ルヴァンカップGS第3節(アウェイ)鹿島VS 清水戦の動画ハイライト
- 2020ルヴァンカップGS第3節(アウェイ)鹿島VS 清水戦の試合内容
- 2020ルヴァンカップGS第3節(アウェイ)鹿島VS 清水戦に出場した選手の感想
- 今後の鹿島について
- まとめ
2020ルヴァンカップGS第3節(アウェイ)鹿島VS 清水戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 3-2 清水
前半18分:白崎 凌兵
前半42分:宮本 航汰
後半9分:ジュニオール ドゥトラ
後半36分:染野 唯月
後半41分:松村 優太
スターティングと交代メンバー
GK38山田 大樹
DF2内田 篤人→後半24分2 内田 篤人
3奈良 竜樹
5杉岡 大暉
33関川 郁万→後半19分16山本 脩斗
MF6永木 亮太
26荒木 遼太郎
30名古 新太郎→後半0分37小泉 慶
41白崎 凌兵→後半11分7ファン アラーノ
FW15伊藤 翔→後半11分27松村 優太
19染野 唯月
失礼ながら、GKに山田を使うとは想像できなかった。
ザーゴは本当に面白い監督だ。
飲水タイムの時、サブに入っていたスンテが一生懸命アドバイスをしている姿が印象的だった。
他にも、今期、ようやくプレーを見れた選手が何人かいる。
後半に感想をまとめています。
2020ルヴァンカップGS第3節(アウェイ)鹿島VS 清水戦の動画ハイライト
鹿島も清水も、試合前に予想した通り、得点へのプロセスが似ている気がした。
両者の得点シーンを見てそう感じました。
それにしても、染野と松村の初得点は嬉しい。
彼らの飛躍に期待したい。
2020ルヴァンカップGS第3節(アウェイ)鹿島VS 清水戦の試合内容
先に触れましたが、試合前に感じていたように、プレースタイルと言うか、ゴールへ向かうプロセスに似通った部分を感じました。
清水の1点目は、ザーゴが意識している点の取り方に近い気がしますがどうだろう?
前半総括:どちらも選手を大きく入れ替えており、攻撃に比重を掛けているので、スリリングな展開が続いた。
18分の鹿島の先制シーンは、荒木と染野の見事な関係性で縦に突破し、翔さんが丁寧に頭で折り返した時点で勝負ありだった。
22分の山田のビックセーブは見事だった。190センチあるとやはりでかい!
鹿島がチャンスを決めきれないでいると・・・
42分に同点にされる。深く抉られてから折り返され、そのボールに清水の選手が3人も走りこんできており、あれはGKには防げない。
後半総括:次々と選手が変わり、大味な試合展開にはなった。鹿島の勝因はルーキーの力が凄かったことだと思います。
9分に逆転される。名古に変わって出場した小泉が奪われたが奪われて方がまずいよ。
鹿島が選手を変えてゴール前に迫るが、チャンスをモノに出来ない。
スンテが山田に必死にアドバイスを送り3点目は許さない。
ようやく・・・
36分、アラーノのパスを起点に染野の初ゴールで同点になる。
41分、山本の突破→クロスから松村の初ゴールが生まれ逆転する。
最終盤、久々の鹿島るを見た。伝統健在!
2020ルヴァンカップGS第3節(アウェイ)鹿島VS 清水戦に出場した選手の感想
気の抜けた怠慢プレー以外は、選手を非難しないと決めているので、「心に残った」「気になった」点を書くことにする。
スタメン出場の内田
たぶん、100%でやっていないように思う。
それでも、随所で見せたパスの精度はJでは一級品だし、プレーの読みも素晴らしい。
頭と身体がリンクしていないプレーもあり、本人もそうでしょうが、ベストを知っているサポーターも歯痒かったです。
彼の課題は、次にいつプレーするかですね。
これでまた、数ヶ月姿が見えないのであれば、来季はいないかも知れない。
スタメン出場の奈良
尻上がりに調子を上げていった印象だ。
印象ではもっと激しいプレーをするのかと思ったが、かなりクレバーだと感じた。
試合勘の不足?まだ完調ではない?
いずれにせよ、犬飼と町田はプレッシャーを感じたはずです。
それだけのモノを持っていることはプレーで見せてくれた。
スタメン出場の杉岡
個人的には、永戸に大きく差を開けられているようには思えない。
ザーゴが求めるサッカーに、何かが足りないのだろうが、判らなかった。
サイドとCBと両方プレー出来るところを見せたのは大きいと思う。
後半に出場した脩斗のプレーを直接見れたことは、左SBのスタメン争いをしている彼にとって、得るものが大きかったに違いない!
スタメン出場の関川
先のリーグ戦終盤に使われた時も、この試合も、大きなマイナスはない。
ただ、大きなプラスもない。
そうなると、190センチで左利きと言う特徴がある町田が使われるのも判る。
関川は、彼を使わざるを得ない特徴を得るしかないと感じました。
スタメン出場の名古
負傷から帰ってきたのは本当に嬉しい。
テレビよりもスタジアムで観ると、彼の独特のリズムは際立ったいた印象で、面白い選手だと感じていました。
ただ・・・この日は負傷明けだからか、精彩を欠いていた。
身長が全てでは無いが、168センチという身長を考えると、名古の良さはサイドの方が活きるような気がしました。
スタメン出場のGK山田
まさかデビューさせるとは驚きました。
2点取られたけど、デビューおめでとう!
正直、粗削りな部分はあるが、190センチという大型GKは迫力がある。
右手一本で止めたシーンなど、見事だった。
今はまだ、全ての面でスンテどころか沖にも届かないが、彼らにはない、そして彼らが決して身に付けられない「身体のサイズ」を活かせば、チャンスあると思う。
ルーキー3人衆、荒木、染野、松村
間違いなくゴールデンルーキーだ。
海外に引っこ抜かれなければ、数年後に鹿島の中心選手になると思う。
彼らの中でも、荒木が頭一つ抜けている気がします。
視野が広いし、パスのセンスと精度が上手い!
この3人に上田が加わると・・・面白いぞ、これからのアントラーズ!
途中出場のアラーノ
上手いことは上手い。
スペースを見つける動きや、スペースに出すパスは見事だ。
半面、アッサリとミスすることもあり気になる。
それと・・・
染野のゴールが決まった時、ちっとも嬉しそうでなかった。
自分のパスが起点になっているのにだ!
セルジは、チームのゴールが決まると、いつも両手を上げて喜んでいた。
チームに溶け込むのに苦労しているのかな?そんな気がしました。
途中出場の山本と伊東
おかえり脩斗さん、幸敏さん。
みんな、待ってましたよ。
正直、伊東はコンディションが十分ではなさそうでしたね。
それでも、まずはピッチに戻ってきた良かった!
山本は流石です。
3点目のアシスト・・・、縦に切り込んで上げたクロスはやはり一級品!
この試合は永戸が帯同していないのが残念ですが、彼には脩斗のプレーから色んなことを盗んで欲しいと思いました。
今後の鹿島について
先週土曜の鳥栖戦が、鹿島に暗雲をもたらしている。
鳥栖は監督がコロナに感染し、チーム内でクラスターが起きている。
これから、鹿島は全員PCR検査を行うようです。
どうか、皆、無事でいて欲しい。
ジーコの健康にだけは十分に気を使って欲しいです。
■鹿島アントラーズの今後の試合予定
- J1第10節 8/16(日) 18:30 ホーム VS 神戸
- J1第11節 8/19(水) 19:00 アウェイ VS 横浜FC
- J1第12節 8/23(日) 19:00 ホーム VS G大阪
- J1第13節 8/29(土) 19:00 アウェイ VS 柏
Jチームでも感染者が出て、全国的にも感染者が増えている状況なので、いつ、リーグが中断してもおかしくありません。
それゆえ、一戦でも早く、上位に上がらないと!
もう二度と最下位で中断は見たくない。
次の相手は神戸です。
イニエスタ?
西?
知らん。
吹っ飛ばしてやれ!
まとめ
ザーゴは、本当に若手を積極的に使い、チームの底上げを図っている。
目先の勝利に拘り過ぎず、数年後の鹿島のあるべき姿をイメージして指導してくれているのはありがたい。
チームの状態も上向いてきました。
相変わらず、DFに堅さは戻らないけど、攻撃は明らかに昨年までは違ってきています。
しばらく、ザーゴ体制をしばらく見たいので、やはり負けばかりはいかん!
継続は力なりなので・・・
闘志を忘れずに戦い、勝利を目指す姿は見せて欲しい。
行け、アントラーズ!
↓オススメの鹿島アントラーズブログランキングはこちらへ!