2021年2月27日、鹿島アントラーズはカシマスタジアムに清水エスパルスを迎え、2021年J1リーグ開幕戦を戦いました。
前日のリーグ開幕戦では、川崎Fが横浜FMに快勝しており、30周年にタイトル奪還を狙う鹿島としては、過去4年勝ち星のない開幕戦にしっかりと勝利して、勢いに乗りたいところでしたが・・・。
開幕戦、しかもホームで、まさかの3失点!
今年も苦しいスタートとなった、2021年J1開幕戦・鹿島VS 清水エスパルス戦の記録を残しておきます。
- 2021年J1開幕戦・鹿島VS 清水エスパルス戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- 2021年J1開幕戦終了時点での順位表
- 2021年J1開幕戦・鹿島VS 清水エスパルス戦の試合内容と感想
- 今後の鹿島について
- まとめ
2021年J1開幕戦・鹿島VS 清水エスパルス戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島1-3清水
後半30分 荒木 遼太郎
後半33分 チアゴ サンタナ
後半38分 後藤 優介
後半43分 オウンゴール
スターティングと交代メンバー
GK 31 沖 悠哉
DF 14 永戸 勝也 →後半42分 27 松村 優太
28 町田 浩樹
37 小泉 慶 →後半42分 22 広瀬 陸斗
39 犬飼 智也
MF 6 永木 亮太 →後半36分 41 白崎 凌兵
7 ファン アラーノ →後半18分 13 荒木 遼太郎
8 土居 聖真 →後半42分 25 遠藤 康
20 三竿 健斗
FW 9 エヴェラウド
18 上田 綺世
私の予想ではスタメンは荒木ではなくアラーノでしたので、逆になりました。
この2人はおおむね予想通りのパフォーマンスでしたが・・・
三竿の攻撃のリズムが悪すぎました。
三竿と永木のボール奪取と攻撃の芽を摘むプレーは良かったのですが・・・。
2021年J1開幕戦・鹿島VS 清水エスパルス戦のハイライト
ちょっと、ショックで、まだ見直せない自分がいます・・・。
【公式】ハイライト:鹿島アントラーズvs清水エスパルス 明治安田生命J1リーグ 第1節 2021/2/27 - YouTube
2021年J1開幕戦終了時点での順位表
昨年と同じく、どん尻からのスタートに・・・。
なんで、自分達で苦しい道のりを作るのかなぁ。
2021年J1開幕戦・鹿島VS 清水エスパルス戦の試合内容と感想
試合前の記事で、昨年の清水とは別物と考えた方が良いと書きましたが・・・
書いた通り別物でした。当たっても嬉しくないが・・・。
前半総括:戦術エヴェラウドを徹底すればよいのに・・・
試合開始から鹿島の選手から気負いを感じた。
良い方へ転がればと思ったが、消極的でミスが多い悪い方へ転んだ感じだ。
前半30分 アラーノのクロスにエヴェラウドがヘッド一撃!
しかし権田のファインセーブにあうも、こぼれは土居の前にこぼれシュートを放つもポスト・・・。
調子の悪いのエヴェラウドでも、清水守備陣はちょっと止められない感じでしたが・・・
相変わらず、鹿島の攻撃は繋ぐことを重視していた。
後半総括:得点直後の同点弾で下を向きすぎだよ!
後半もあまり改善は見られず、何をごちゃごちゃと狭い場所でやっているのだと不満が溜まっていく。
後半9分 土居のシュートはクロスバー・・・今日の土居は厄日だ。
その後、アラーノを下げて荒木を入れるも、なかなか攻撃のリズムは掴めない。
後半30分 左CKをエヴェラウドが合わすとクロスバー・・・こぼれたボールを荒木が蹴りこんで鹿島がなんとか先制!
後半33分 10分間で3失点・・・万事休す。
試合終了:すべては2失点目までの時間の使い方が酷すぎた。
選手の身体が重そうなのは何故?
いったい開幕戦に向けてどういう準備をしたのだろうか?
この日の、鹿島のGK以外のプレーヤー10人の中で、身体にキレを感じたのは、永木くらいだった。狩人らしくボール保持者へアタックしていました。
唯一のミスは、1失点目の際に素早く立たず、中途半端に足を出したボールが相手のチャンスになり失点したことかな。
三竿に関しては、ボール奪取では目立ったがそれ以上にミスも目立った。
特に、リズムを壊すようなパスミスは酷かった。
ブラジル人2人は、まだまだ本調子まで時間が掛かると思っていたら、むしろ、彼らの方がメリハリのついた動きをしていた。
ただし、彼らの調子が良いと言うよりも、良く見えるくらい、日本人選手の動きが緩慢過ぎたと思います。
いったい何のキャンプだったのか?
土居の役目ではないのか?
1失点目にもいろいろと思うことはあるけど・・・でも、どんな試合でも失点はするものである。
しかし、2失点目までの時間の使い方は本当に情けない。
同点になってからどうするのか?
どう戦い、どういう結果をもたらすのか?
それをチームの中で意識の統一を図るのがベテランの仕事ではないのか?
土居よ・・・
シュートが決まらなかったのは仕方ない。
運もある。
しかし、苦しい時にチームに影響も与えられないのであれば、鹿島で過ごしてきた日々は何にもならないではないか・・・。
残念でなりません。
恐れいたことが現実に・・・
シーズン前、鹿島は主力は残り継続性が増すし、ブラジルから優秀は選手が加入するので、優勝候補とされていました。
ですが、かなり不安を感じていました。
その理由は次の3つです。
1:エヴェラウドの残留は積み上げではない
エヴェラウドが残ったことは本当に嬉しいし、彼と共にタイトルを獲りたいが・・・。
彼が鹿島に残ったのは維持ではあっても積み上げとは言えない。
チームとして熟成すれば、昨年よりも良い結果が期待は出来ると思いますが。
2:昨年の失点を繰り返した守備陣への梃入れはゼロ!
本当に良いのだろうか?本当に、犬飼、町田、関川、そして新加入の4人のCBで良いのか?私は確信は持てませんでした。
皆、それぞれ良い選手だし、J1でレギュラーを張れる実力はあると思いますが、鹿島が優勝しているときのCB陣のような、覇気はどうしても感じません。
その点が不安でなりませんでした。
3:新加入のブラジル人が加入できないのであれば昨年よりマイナスでは?
レオが悪い訳ではないけどコロナに掛かって直ぐには試合でフル回転出来ません。
ですが、山本、伊藤翔、奈良、名古など、それなりに試合に出て実績のある選手が移籍してしまいました。
その分、新加入の選手が居れば良いのですが、ブラジル選手は来日できておらず、日本人選手は全員新卒(高卒、大卒、ユース上がり)です。
つまり、主力は昨年最終節のメンバーからレオを引いたメンバーな訳であり・・・
それでタイトルと言うのはどうなのだろう?
少なくとも、相手からすれば研究しやすいチームだと思われ、不安でした。
それでも僕らは信じて応援する
恐れていた不安的中で、どうやら今年も不安定な滑り出しになりそうです。
それでも僕らは信じるしかありません。
開幕戦に負けたチームが最後に優勝したのは2007年まで遡りますが・・・
そのチームは・・・我らがアントラーズです!
2007年に優勝し、3連覇を達成したのですから!
ただし、チームを信じて応援し続けるので、せめて闘う姿勢は常に見せて欲しいと思っていらた・・・試合後に公式TWITTERが良い写真を出してくれました。
そうだ、顔を上げて、前へ進もう!
犬飼や遠藤らが上を向き、サポーターを見ている顔を見て、そう思いました。
【2/27 清水戦】#antlers #kashima #鹿島アントラーズ
— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) February 27, 2021
次は、3/3(水)YBCルヴァンカップ グループステージ第1節 鳥栖戦です。
これからもともに戦ってください。よろしくお願いいたします。#ジーコ #上田綺世#荒木遼太郎#犬飼智也#遠藤康#永木亮太#広瀬陸斗#DAZNhttps://t.co/t3PE6JOYoP pic.twitter.com/HkSQZXU2jp
今後の鹿島について
長い、長いシーズンが始まりました。
暫くは、耐え忍ぶ時期になりそうです。
■鹿島アントラーズの今後の試合予定
- ルGS第1節 3/3(水)19:00 ホーム VS 鳥栖
- J1第2節 3/6(土) 16:00 アウェイ VS G大阪
- J1第3節 3/10(水) 19:00 ホーム VS 湘南
- J1第4節 3/13(土) 16:00 ホーム VS 広島
- J1第5節 3/17(水) 18:00 アウェイ VS 福岡
- J1第6節 3/21(日) 16:00 ホーム VS 名古屋
- ルGS第2節 3/27(土)18:00 アウェイ VS 福岡
※ル=ルヴァンカップ
3月だけでも7試合あります。
しかも・・・福岡へ11日間の間に2回も行くと言う・・・。
言ってはなんですが、なんだよ、この日程!
まとめ
開幕戦の完敗から1日たちますが、未だに心が休まりません。
ドクターストップを掛けた医者からは、止めてよかった。行っていたら心臓止まっていたねと笑われる始末で・・・。
悔しいです!
でも、一番悔しいのは、勝利への執念が3失点するまで感じられなかったこと。
3失点してから、形相変えて相手陣内に攻め込んでも、遅いだよ!
「勝利」
勝利を手にするために我武者羅に戦うことが、鹿島アントラーズの神髄なはず。
スマートにプレーは不要です。勝てないならば!
願いは1つ!
勝利せよ、アントラーズ!!
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