2021年8月21日、鹿島アントラーズはヴィッセル神戸のホームに乗り込み、2021年J1リーグ第25節を戦います。
オリンピックによる中断期間中は各チームがこぞって補強を行いました。
例年にないほど各チームの補強は活発でしたが、群を抜いていたのは金のある神戸でした。
武藤を獲得し、元バルセロナのボージャン、そして、大迫も・・・。
ビジネスの観点から言えば、神戸は別に悪くない。
選手も悪くない。
ただ・・・
金があれば最強!
と言うことは絶対にないことを、鹿島には見せて欲しい。
鹿島が鹿島であるために・・・
勝利を願う2021年J1第25節(アウェイ)鹿島VS 神戸戦を前に思うことをまとめます。
2021年J1第25節(アウェイ)鹿島VS 神戸戦の予想スターティングメンバー
怪我人や流行り病で離脱していた選手も戻り、中断明けに連勝しているので、チームの雰囲気は悪くないはずです。
相馬監督はスタメンFWとボランチの人選が悩ましいところだと思います。
勝利を願うVS 神戸戦の予想スターティングラインナップ・・・。
2トップは、エヴェラウドと荒木
エヴェラウド・・・長崎戦でのあの動きを忘れないで!
2列目は、左に土居、右にアラーノ
徳島戦での和泉のプレーを見て、まだ本調子には感じなかったので・・・。
ボランチは、ピトゥカと三竿!
ピトゥカとレオの可能性の方が高そうだけど・・・
個人的には三竿にはピトゥカから多くのモノを盗んで欲しいので!
SBは左に永戸、右に常本
永戸の奮起に期待したいし、安西に無理させて怪我をしたら一大事です。
CBは、犬飼と町田
林も決して悪くないと思いますが・・・町田の高さも捨てがたい。
それにしても、今年の鹿島のCBはFW並みに点を取りまくっています。
GKは沖
徳島戦でスタンドから見ていて感じたのは落ち着きでした。
確実に成長しているのだと感じました。
対戦相手の「神戸」について
面子はとにかく凄いですね。
次々に補強して、押し出された選手は日本人ならレンタル、外国人は契約解除。
海外のチームのようにドラスティックにビジネスとして選手を保有しています。
あとは、このメンバーが能力を100%発揮したら、どこのチームも叶いませんが、選手を揃えれば最強チームにならないのは、古今東西、サッカーに限ら全てのスポーツに言えることです!
2020年度のリーグの順位と成績
鹿島 5位/勝点59 18勝5分11敗 55得点44失点
神戸 14位/勝点36 9勝9分16敗 50得点59失点
攻撃力はあれど、守備はボロボロの印象でした。
2021年度のリーグの順位と成績
鹿島 3位/勝点41 12勝5分7敗 40得点24失点
神戸 5位/勝点41 11勝8分4敗 36得点23失点
※鹿島は24試合消化、神戸は23試合消化
神戸の方が試合消化数は1試合少ないですが・・・
直接対決で叩けば、鹿島が上に立ちます!
神戸のキーマンと鹿島勝利のキーとなるプレー
鹿島が勝利するためには、以下の点がポイントだと思います。
神戸のボランチと左SB封印
山口とセルジのボランチは脅威ですが、幸いなことにセルジが出場停止なので、怖さは半減します。
それでも、山口と左SB酒井はやはり脅威です。
古橋が不在でターゲットは不足しているので怖さは減りますが、彼らを自由にプレーさせないことが重要だと思います。
鹿島はセットプレーに注意!
鹿島の失点は3割以上がセットプレーからです。
コンディションが良くないイニエスタが出るのか不明ですが、彼が出てくるならFKは要注意です。
鹿島の狙い目はクロスプレー
神戸の失点が昨年から大きく改善したのはCBの菊池の成長があるのだと思います。
彼のような選手を見つけて、獲得して、育てる・・・
神戸も決して金で買うだけではない証拠ですね。
守備は固くなったけど、神戸の総失点の3割はクロスからです。
外からエヴェラウドの頭へドンドン放り込めば、きっとやってくれるはず!
鹿島アントラーズと神戸の全対戦戦績
これまで56試合の対戦があります。
鹿島 33勝
神戸 13勝
引分 10
鹿島からみて104得点、58失点です。
全対戦成績では鹿島勝率が58.9%です。
総合成績は圧倒していますが、やはり2019年天皇杯の決勝(2020年元旦)に敗れてタイトルを獲れなかったショックが大きいです。
直近約3年間の鹿島の対神戸戦の記録
2018年~21年の成績をまとめました。
8戦:3勝3分2敗
※2敗のうち1敗が天皇杯の決勝
※勝ちきれない試合が多くなっています
2020年度の対神戸の試合記録
昨年行われた2試合の記事は以下の通りです。
どの記事も、動画ハイライト付きになっています!
2020年J1第10節(ホーム)
序盤の苦しんでいる時期の対戦でした。
GKの山田のデビュー戦でした。
この頃のザーゴの印象は、若手を積極起用し、交代で試合の流れを動かせる監督という評価をしていました。
2020年J1第33節(アウェイ)
神戸がACLに出る関係で前倒しされた試合でした。
快勝しましたが、タイトルを失った恨みはやはりタイトルを獲ることでしか晴らせないと実感した試合でもありました。
2021年度の対神戸の試合記録
相馬監督になって守備の意識が変わった中で迎えたホームでの一戦でした。
2021年J1第11節(ホーム)
典型的なチャンスをモノに出来ず勝ちきれない試合となりました。
前半、荒木か土居のどちらかが決めておけば勝てたはず!
鹿島の勝利にとって大切な事は『気持ち』
次の神戸戦はなんとしても勝って欲しい。
大迫がどうのではない。
鹿島がこれからも鹿島の流儀を貫くためには勝たなくてはいけない。
そのために重要なのは気持ちです!
2017年夏、当時の鹿島のエースに神戸が食指を伸ばしますが、エースは鹿島で活躍して代表入りを目指すことを選択します。
そして直後の神戸戦2発のゴールを叩きこみ、「勝たなくてはいけない理由があった」とコメントし、サポーターを号泣させました。
今回の試合は選手には金崎のように奮起して欲しい。
金があれば「最強チーム」になるのではない!
という事を見せて欲しいです。
まとめ
中断明けから連勝を続けています。
湘南戦、徳島戦、天皇杯長崎戦と3試合連続で複数得点を上げています。
チームの状態は悪くないと思いますので、キッチリと勝利してまずは3位をガッチリと掴んで欲しいです。
鹿島が鹿島であるために勝利を!
アントラーズ!!
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