2020年10月21日、鹿島アントラーズはヴィッセル神戸のホームに乗り込み、2020年J1リーグ第33節を戦いました。
神戸がACLに出場する関係で組み込まれた所為で8日間で3試合になりました。
しかも全てアウェイというとんでもない日程に巻き込まれた我がアントラーズ。
九州では鳥栖に快勝したのに、北海道では札幌に無得点で敗れてしまった。
そして中2日で迎えた神戸戦！
相手は、元旦の天皇杯決勝でタイトルを獲られた神戸が相手である。
タイトルの恨みはタイトルでしか晴らせないが・・・
せめてスッキリ解消して少しは憂さを晴らして欲しいと願いながら観戦しました。
ほぼ完璧な試合運びを見せた2020年J１第33節（アウェイ）鹿島VS ヴィッセル神戸戦の記録を残しておきます。
- 2020年J１第33節（アウェイ）鹿島VS ヴィッセル神戸戦の試合結果、及びスターティング＆交代メンバー
- 2020年J1、33節終了時点（実質25試合目）での順位表
- 2020年J１第33節（アウェイ）鹿島VS ヴィッセル神戸戦の試合内容と感想
- 今後の鹿島について
- まとめ
2020年J１第33節（アウェイ）鹿島VS ヴィッセル神戸戦の試合結果、及びスターティング＆交代メンバー
鹿島 3－1 神戸
前半12分：上田 綺世
前半43分：和泉 竜司
後半16分：藤本 憲明
後半33分：土居 聖真
スターティングと交代メンバー
GK31沖 悠哉
DF14永戸 勝也
28町田 浩樹
37小泉 慶
39犬飼 智也
MF4レオ シルバ
7ファン アラーノ→後半42分26 荒木 遼太郎
11和泉 竜司
20三竿 健斗→後半37分6永木 亮太
FW8土居 聖真→後半42分15伊藤 翔
36上田 綺世→後半23分9エヴェラウド
白崎の負傷離脱で前線をどうするのかと思いましたが・・・
監督は連戦を考慮してエヴェラウドを温存する作戦を取りました。
その作戦は、上田の表情を見れば成功したようです。
2020年J１第33節（アウェイ）鹿島VS ヴィッセル神戸戦のハイライト
札幌戦とは異なり、鹿島の見所満載のハイライトになりました。
良かった。
2020年J1、33節終了時点（実質25試合目）での順位表
既に26節もACLの関係で先に戦っており、25試合を終了しています。
暫定で6位のまま。
残り9試合・・・。
2位のセレッソとの勝ち点差6ですが相手は1試合少なく、4位のガンバとは勝ち点差3ですが相手は2試合少ない。
実質、3勝利分は離れていると考えると・・・。
3位に入るには全部勝ってプレッシャーを掛けるしかない。
2020年J１第33節（アウェイ）鹿島VS ヴィッセル神戸戦の試合内容と感想
神戸戦を観ていたサポーターの誰もが思ったはずです。
中2日でこれだけの試合が出来るなら、何故に札幌戦で出来ないのか？と。
本当に、本当にもったいないです。
前半総括：前線からプレッシャーを掛ける鹿島の術中に神戸が嵌った。
上田と土居のFWに試合前は不安を感じていたが、上田がこの日は見違えるような気迫あるプレーを見せていました。その勢いがチームに連動したのか、序盤から鹿島のプレスが神戸を押し込み続けました。
上田の先制シュート、アラーノと和泉による追加点、どちらも完璧でした。
恐れ入ったのはイニエスタ。どれだけプレッシャーを掛けても、一瞬の隙にとんでもないパスを繰り出してくる。流石に超一流は違う。
後半総括：天敵藤本にこの日も点を獲られるが、鹿島は最後まで気迫を切らさずに勝利を収める。
後半の入りを心配していましたが、この日はレオが効いていて、神戸の中盤に思うように仕事をさせていませんでした。
CKで藤本に1点返されますが、その後のピンチでは町田が身体を張ってゴールを守り、最後は土居がシュートを放って3点目を奪い勝負あり！
何度か危ない場面はありましたが、負けると言う雰囲気は感じませんでした。
試合終了、おそらく、鹿島はやりたいことを完璧に遂行出来たように思います。
上田、途中出場でもやることは一緒だけど？
この日の上田は、怪我で離脱する前の好調時を思い出させました。
前を向いてプレーし、迷うことなくペナルティに飛び込み、足を振りぬく！
他にも何本か決定機がありましたが、1点獲ったことは次に繋がるはずです。
気になるのは・・・
なんで、途中出場時とスタメン時でそこまで変わるのか？
別に不貞腐れているようには思いませんが、何かプレーに思い切りを感じません。
途中出場だと色々と考えすぎるのか？
この日のプレーを今後も持続してくれれば、残り9試合で大きな戦力になるはずです。
町田！それよ、気迫が大事だよ！！
正直、CBのスタメンが犬飼と町田になった時はとても不安でした。
またか・・・
また、エアーポケットみたいな時間が出来てピンチを招くのではないか？と。
でも、この日の町田は違いました。
西にも臆せず身体をぶつけていたし、ゴール前では身体を張ってシュートを防いでいました。
ずっと、彼に期待していた泥臭さや気迫あるプレーを、この日は随所に見せてくれました。
これが出来るなら、続けてくれ！
ポテンシャルは高いのだから！！
すいません。イニエスタ選手・・・。
試合前の記事で私はこんな風に書きました。
日曜の試合にフル出場したイニエスタが中2日でスタメンはないだろう・・・と。
結果は、2試合連続のフル出場で、最後まで危険なパスを何度も繰り出していた。
誠に申し訳ございませんでした。
勝手に老人扱いしたことを謝罪します。
しかし、敵ながら本当に凄い。
前半に古橋に出したロングパス（シュートはGK正面）、後半に西へ出したサイドチェンジのパス（西がトラップミス）などは、思わず声が出ました。
90分全てチェックした訳ではありませんが、おそらく、トラップミスはなかったように思います。
当たり前だけど、全てのプレーの基本なのだと改めて感じました。
うーん、生で観たいなぁ・・・。
今後の鹿島について
アウェイ3連戦が終わり、過密日程の最後の試合はホームです。
相手は中6日間で体力的には十分なはず。
それでも、開幕戦で受けた屈辱は晴らさないといけません！
■鹿島アントラーズの今後の試合予定
- J1第24節 10/24(土) 14：00 ホーム VS 広島
- J1第25節 10/31(土) 17：00 ホーム VS 名古屋
- J1第26節 8/26(水)アウェイVS FC東京2－1で勝利
- J1第31節 11/3(火) 13：00 アウェイ VS 横浜FM
- J1第27節 11/14(土) 17：00 ホーム VS 川崎F
- J1第28節 11/21(土) 15：00 アウェイ VS 仙台
神戸戦でベンチスタートにしたエヴェラウドや荒木が軸になるのかな？
ACL出場権を掴むには、もう負けられない！
まとめ
冒頭にも書きましたが、札幌戦の敗戦が本当にもったいない。
悔しいなぁ・・・。
それにしても、10/10の横浜FC戦から広島戦まで15日で5試合です。
きつい日程ですが・・・、大丈夫！
鹿島はこの何年も同じような境遇で戦ってきました！
最後は勝利への執念！
戦えアントラーズ！！
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