2022年8月21日、鹿島アントラーズは湘南ベルマーレのホームに乗り込み、2022年J1リーグ第26節を戦います。
レネ体制に別れを告げて挑んだ前節は、岩政新監督の下でチームが一丸となって戦い、難敵・福岡から勝利を上げた。
次節の相手は湘南だが、これまた難敵だ。
数年前、湘南のホームで何度か煮え湯を飲まされた苦い記憶が蘇る。
前節、勝利はしたが、守備には相変わらず脆さも見えていたし、不動のSBに成長しつつある常本が練習中に怪我をしたとの情報もあるが・・・。
CB出身の岩政監督の手腕に期待したい。
- 守備に何かしら手は加えられるか?
- 鈴木優磨頼みの攻撃戦術に変化は見られるか?
- 常本はどうなのだろうか?
などに注目して観戦したいと思っています。
勝点3奪取を期待する2022年J1第26節(アウェイ)鹿島VS 湘南戦を前に思うことをまとめます。
2022年J1第26節(アウェイ)鹿島VS 湘南戦の予想スターティングメンバー
出場停止だった三竿が戻って来る。
一方でピトゥカが出場停止である。
三竿をどこで起用するのかで、岩政監督の色が少し見える気がする。
ベンチメンバーに誰を入れるのかも面白い。
勝利を願う2022年J1第26節、鹿島の対湘南戦スターティング予想・・・
2TOPは鈴木と土居
エヴェラウドの強みを活かすには、後半、相手が疲れてからの方が効果的かも。
なので、トップはこの2人かな。
まだエレケは間に合わないだろうし。
2列目は、左にカイキ、右に仲間
カイキの調子がちょっと下降気味な気がするが、それでも得点力に期待してスタメンだと思う。和泉は状態が判らない。万全なら右かボランチで起用もあるかもしれない。
仲間にはガス欠になるまで走り回って湘南の選手を疲弊させて欲しい。
ボランチは、三竿と樋口
舩橋とか中村とか・・・
彼らの起用もあるかと思うが、相方が樋口になることを考えると・・・。
ピトゥカや三竿なら、もう一人が舩橋や中村もアリだと思う。
SBは左に安西、右に広瀬
常本が怪我?をしたのは間違いないようなので、それならスタメンはこの2人になると思う・・・。
残るSBは小田、溝口・・・和泉と言う手もあるけど。
CBは、関川&ミンテ
三竿をボランチに入れることで、この2人の最終ラインにも強さが生れることを期待したい。
GKは、スンテ
湘南戦でも最終ラインへの叱咤激励をよろしくです!
対戦相手の「湘南ベルマーレ」について
湘南と言えば「走る」
そういうイメージだった。
実際、曺監督が指揮をしていた2019年迄は、常にリーグでトップクラスの平均走行距離だった。
しかし、2020年以降はトップ5にすら入らなくなった。
スタイルが変わったのか?と言うとそうではないらしい。
2018年前後の平均走行距離は115キロ前後、今シーズンの平均走行距離も115キロ前後である。
変わったのは、リーグトップクラスの平均走行距離だ。
鳥栖とマリノスが120キロ前後のデータを叩き出している。
また、上記の2チームに引っ張られて、リーグ全体の平均走行距離が上がっているのも印象的である。
もちろん、いっぱい走れば勝てるスポーツではない。
ただ、湘南の持ち味であった「他チームよりも走る」が薄れたことが、ここ数年の湘南の低迷の原因の1つにも思う。
つまり・・・
今の湘南にキッチリ勝って勝ち点3を取れないと、優勝戦線への再浮上は見込めないと思う。
2021年度のリーグ順位と成績
鹿島 4位/勝点69 21勝6分11敗 62得点36失点
湘南 16位/勝点37 7勝16分15敗 36得点41失点
※2021年度のJ1は20チームで戦っていました。
中盤以降は残留争いに巻き込まれ、最後になんとか徳島を振り切ったシーズンだったと言う印象です。
2022年度のリーグ順位と成績
鹿島 2位/勝点43 12勝7分6敗 37得点31失点
湘南 15位/勝点25 6勝7分11敗 19得点30失点
※鹿島は25試合消化、湘南は24試合消化。
得点力も守備力も昨年より悪化している印象である。
少なくとも、先制さえすれば、それほど苦戦するとは思えない。
湘南のキーマンと鹿島勝利の鍵は?
湘南はトップスコアラーの町野(全19点中8点)を怪我で欠いているので、ますます得点力不足に陥ると思う。
また、チーム内でアシストトップの杉岡は鹿島からのレンタルで出場は出来ない。
鹿島としては、心配になる要素はかなり少ない相手ではあるが・・・。
名古屋からきた阿部に注意!
ピークは過ぎたようにも感じるが、阿部がフロンターレに居た時はかなり手こずった印象が強い選手である。
永木と入れ替わるようにして名古屋から移ってきた。
今シーズンもコンスタントに試合に出ているので、コンディションは悪くないはず。
前線で「こいつさえ抑えれば」と言う選手が居ない分、思わぬ選手、思わぬところから脅かされるかも知れないので、関川の集中力を切らさないように「スンテ塾」を90分開講し続けて欲しいと思う。
攻守ともにセットプレーとクロスに注目!
湘南の全失点の半分がセットプレーとクロスからであり、鹿島の得点の約40%がセットプレーとクロスから生まれている。
一方、湘南の得点の約半分がセットプレーとクロスから生まれており、鹿島の失点の約45%がセットプレーとクロスから喰らっている。
前節福岡戦でも、関川は試合中にスンテからクロスの時の守り方を指導されていた。
実際にクロスが上がる時の対応が鈍く失点に絡むことが多い。
何だか「関川」叩きみたいになってしまったが、マジで「関川」が集中して守り続けてくれれば、クリーンシートでの勝利は固いと思う!
頑張れ関川!
おまけ!脩斗さん、元気な姿は見たいけど・・・
鹿島を愛し(小笠原を愛していたのかも)てくれた永木は、残念ながら名古屋へ移籍してしまい対戦出来ない。
だが、山本がいる。
鹿島在籍時に、ここ一番で飛び込んで点を決めた印象が強い。
元気な姿は見たいけど、持ち前のセットプレーやクロスでの強さは「鹿島戦では影を潜めて」欲しいです。
頼むよ、脩斗さん!
鹿島アントラーズと湘南の全対戦戦績
これまで35試合の対戦があります。
鹿島 23勝
湘南 11勝
引分 1
鹿島からみて65得点、42失点です。
全対戦成績では鹿島勝率が65.7%です。
総合では鹿島が圧勝しています。
しかし湘南のホームでは・・・。
全16戦:7勝1分8敗
※勝率43.8%
おぉう!
負け越してるぞ!!
心して挑まないといけません!!!
2021年、2022年の対福岡戦の試合記録
この2年はリーグ戦でのみの対戦となっています。
2021年J1第3節(ホーム)勝利
鹿島3-1湘南
開幕戦の躓きを、一時的に持ち直した試合になりました。
荒木ら若鹿達が必死にチームを盛り上げ、引っ張ろうとしてくれた時期でした。
↓動画ハイライト付きの記事はこちら
2021年J1第23節(アウェイ)勝利
鹿島2-1湘南
ワンちゃんの日!
前半のミドル、終了間際のヘッド、鬼門と感じていたベルマーレのホームでアディショナルタイムに勝ち越し弾を決めたのは嬉しかった。
↓動画ハイライト付きの記事はこちら
2022年J1第5節(ホーム)勝利
鹿島2-1湘南
レネ監督の日本初勝利の試合でした。
不運な形で失点しますが、後半、上田の個人技での同点弾と、アラーノのアラーノらしい動きからの逆転弾でした。
3連勝を飾った試合でしたが、この頃から、不安定さも覗いていたのかも。
↓動画ハイライト付きの記事はこちら
まとめ
岩政監督の初陣を良い雰囲気の中で勝利したのですから、それを続けて欲しい。
次節を含めて9試合!
トーナメント戦の気持ちで勝ち続けて欲しい!
福岡戦でのチームの雰囲気なら、成し遂げることはきっと出来る。
そう信じて応援します!!
頑張れアントラーズ!
勝ち続けた先に栄光が!!
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