2021年10月23日、鹿島アントラーズはFC東京のホームに乗り込み、2021年J1リーグ第33節を戦います。
30周年記念試合で横浜FC相手に無残な敗戦を見せられてから3週間・・・。
チーム状態の改善は出来たのでしょうか?
コロナに悩まされ続けた2021年シーズンも残り6試合になりました。
ACL出場権を得るための3位はかなり遠くなりましたが、最後まで希望を捨てないためには6戦6勝でフィニッシュするしかなく、その第1歩目で躓くわけにはいきません。
さらに、来週半ばに迎える川崎Fとの天皇杯準々決勝で勝利を得るためにも、次のFC東京戦を良い形で勝つ事はとても重要です。
2021年J1第33節(アウェイ)鹿島VS FC東京戦を前に思うことをまとめます。
2021年J1第33節(アウェイ)鹿島VS FC東京戦の予想スターティングメンバー
調子の良い選手、勝利にこだわる選手、相馬監督にはしっかりと練習で見極めて、スタメンを選んで欲しいです。
何はともあれ勝利を願うVS FC東京戦の予想スターティングラインナップ・・・。
トップは、上田
エヴェラウドの復調は今シーズン中には難しそうなので、上田に託すしかない。
ボールの収まりで言うとカイキの方が良かったとは思うのだが・・・。
2列目は、左に松村、中央に荒木、右にアラーノ
荒木に相当の負担が掛かると思うが、これくらい攻撃的なシフトで挑んでみるのもありだと思う。和泉や土居なら攻守共にある程度の計算はできるが、攻撃面におけるサプライズは望めなそうだから。
ボランチは、ピトゥカと三竿!
永木・・・少なくともベンチには入れて欲しい。
SBは左に安西、右に常本
2列目を攻撃的にするので、両SBは守備を計算できる選手が良いかと思う。
左は安西か永戸かで悩むところだが・・・。
CBは、町田と林
犬飼が全体練習に復帰したというニュースもあるが・・・いきなりスタメンは無いと思うがどうだろうか?個人的に期待している林を選択!
GKは、沖
絶対に控えにはスンテを入れておいて欲しい!
対戦相手の「FC東京」について
2020年シーズンは11年ぶりにルヴァンを制したが、リーグではシーズン途中で中盤の要の橋本が抜けた穴を埋めきれず、また、長谷川監督の取った4-3-3は攻撃面では結果を出せず、失点が大幅に増えて2019年よりも順位を落としたように感じます。
私が思うに2021年シーズンは・・・
- 橋本の穴を埋められるのか?
- 失点を減らすことが出来るのか?
に注目していたのではないかと思いますが、どちらも思うような改善は出来なかったように邪推します。その結果が、年間通して10位前後で推移している順位に現れているような気がします。
しかし!
ここにきて状況が変わりつつあるようです。
長友・・・鹿島戦の後に帰って来てよ~。
彼の豊富な経験値が、周囲の選手に及ぼす影響は計り知れません。
ちなみに鹿島から移籍したレアンドロは「彼自身の愚行」によって出場停止である。
チームを去ったファミリーに痛い目に遭わされることが多い鹿島としては、ラッキーかも知れません。
2020年度のリーグの順位と成績
鹿島 5位/勝点59 18勝5分11敗 55得点44失点
FC東京 6位/勝点57 17勝6分11敗 47得点42失点
FC東京の守備が瓦解したと思っていたが、並べてみると鹿島の守備も瓦解していたことを思い出した。
2021年度のリーグの順位と成績
鹿島 6位/勝点53 16勝5分11敗 53得点34失点
FC東京 9位/勝点46 13勝7分12敗 42得点40失点
鹿島の守備はまあまあ改善したが、FC東京の守備は悪化した印象だ。
FC東京のキーマンと鹿島勝利のキーとなるプレーは?
鹿島が勝利を収めるのためには抑えなくてはいけない選手3人と、ポイントなるプレーを考えてみました。
長友が気を付けなくてはいけないのは誰でも判るので、別の人で・・・。
オリヴェイラとアダイウトンの両外国人に注意せよ!
オリヴェイラのようなゴリゴリ来るタイプのFWは、今の鹿島のCB陣が封殺出来るかどうか微妙なところだと思う。
また、オリヴェイラ自身も対鹿島戦で3点取っており、鹿島に対して苦手意識はそれほどなさそうなのも厄介である。勢いに乗せないことが重要!
それから左の2列目でプレーするアダイウトンは、今シーズンのFC東京の攻撃の起点になっていると感じます。7得点2アシストと結果も出しています。
対面するであろう右SBの常本の守備に期待したい。
高萩が出場したら要注意!
今シーズンは出場の機会を減らしているようですが、実は鹿島が苦手とする選手の一人なので、途中出場でも出てきたら早めに三竿あたりに潰して欲しいです。
対鹿島戦は24試合出場して11勝5分8敗の結果を残しており、FC東京の主要選手の中では鹿島にとって非常に相性が悪い選手です。
鹿島はセットプレーに活路を!
鹿島の53得点のうち20点がセットプレーから生まれており、一方のFC東京は40失点のうち10点をセットプレーから失っています。
ここ最近、CKやFKのチャンスで町田の頭が不発なのですが、是非ともFC東京戦では高い打点から相手ゴールに打ち込んで欲しいです!
鹿島アントラーズとFC東京の全対戦戦績
これまで50試合の対戦があります。
鹿島 26勝
FC東京13勝
引分 11
鹿島からみて93得点、69失点です。
全対戦成績では鹿島勝率が52.0%です。
対戦成績では圧倒していますが、印象が良くないのは、2017年にホームでオウンゴールで敗れ、アウェイはドローで合計勝点で5も失ったことに影響しています。
2020年度の対FC東京戦の試合記録
昨シーズンの対FC東京戦は、あまり印象が残っていない。
ホームで2-2のドロー、アウェイで2-1の逆転勝利を収めているが、結果を観ても「あ、あの試合かぁ・・・」とはならなかった。
ブログの記事を読み返してみたら、色々と思い出しましたが!
2020年J1第7節(ホーム)
シーズン序盤、苦しんでいる時に対戦しました。
先制したけど、前半間際に2CKから2失点する状態でした。
あらためてハイライト動画を観ると、守備陣も酷いがこの時のスンテの状態も悪かったのだと感じました。
↓動画ハイライト付きの記事はこちら
2020年J1第26節(アウェイ)
内田の引退試合から中2日で行われた試合でした。本当に何度も書きますが真夏の中2日は絶対に避けて欲しいです。選手の寿命が縮むよ・・・。
エヴェラウドとアラーノのアベック弾で逆転勝利を収め、ザーゴのスタイルが少しずつ形になってきたと感じた試合でした。
↓動画ハイライト付きの記事はこちら
2021年度の対FC東京戦の試合記録
ホームでの一戦は、今にして思えば今シーズンのベストゲームの1つだったように思います。
コンパクトな陣形で相手を追い込み、次々とチャンスを作り、若手が点を重ねていく・・・若鹿達の躍動を感じた試合でした。
2021年J1第13節(ホーム)
CKから町田のヘッド、前半終了間際の松村のミドル、後半上田の位置取りの上手さからの得点・・・。
FC東京がどん底だったとは言え、「快勝」だったと言える数少ない試合の1つです。
↓動画ハイライト付きの記事はこちら
まとめ
FC東京はルヴァンカップを含めると4連敗中ですが、今シーズンのホームで戦った時のようなどん底の状態ではないと思われます。
当たり前のことですが、先に失点さえしなければ、アウェイでも快勝出来ると思いますので、選手に期待したいです。
なにより!
3週間ぶりの鹿島の試合です!
楽しみたい!!
勝利を!
アントラーズ!!
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