2020年8月26日、鹿島アントラーズはFC東京のホームに乗り込み、2020年J1リーグ第26節を戦いました。
FC東京とは7節に戦ったばかりですが、ACLの日程が変更になった関係で、このタイミングで戦うことになりました。
真夏の中2日は選手の身体には危険だと思うのですが・・・。
そんな心配は、鹿島の選手達の熱量が吹き飛ばしてくれました。
内田の想いと共に・・・2020年J1第26節(アウェイ)鹿島VS FC東京戦の記録を残しておきます。
- 2020年J1第26節(アウェイ)鹿島VS FC東京戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- 2020年J1、13試合終了時点での順位表
- 2020年J1第26節(アウェイ)鹿島VS FC東京戦の試合内容と感想
- 今後の鹿島について
- まとめ
2020年J1第26節(アウェイ)鹿島VS FC東京戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 2-1 FC東京
前半46分:オウンゴール
後半3分:エヴェラウド
後半12分:ファン アラーノ
スターティングと交代メンバー
GK31沖 悠哉
DF14永戸 勝也
33関川 郁万
37小泉 慶
39犬飼 智也
MF6永木 亮太⇒後半19分4レオ シルバ
7ファン アラーノ⇒後半38分3奈良 竜樹
20三竿 健斗
26荒木 遼太郎⇒後半45分25遠藤 康
FW8土居 聖真⇒後半19分11和泉 竜司
9エヴェラウド
試合終了の笛が鳴った時、エヴェラウドが精魂尽き果てて崩れたのが気になりました。
本当に怪我をしないようにケアして欲しい。
今、エヴェラウドが離脱したら、ようやく見えてきた鹿島のスタイルが失われてしまいます。
2020年J1第26節(アウェイ)鹿島VS FC東京戦のハイライト
ようやくアラーノに満面の笑みが出た。
今まで、感情があまり表に出ない選手だとは思っていましたが、実は相当に苦しんでいたのでしょうね。
得点後のアラーノの絶叫・・・。
そして得点時に誰よりも早く喜び駈け付けたエヴェラウド・・・。
駆け寄る仲間たち・・・
ファミリーの絆が強くなってる。
2020年J1、13試合終了時点での順位表
13試合を終えて暫定で10位。
今年は中止になった試合も多く、日程も複雑なので、途中での順位は意味がなくなりつつあります。
最後にタイトルを獲ればいい。
諦めてはいけない。
2020年J1第26節(アウェイ)鹿島VS FC東京戦の試合内容と感想
内田の残した言葉がチームにどう影響しているか?
それと、前節の解説者・山本が話していた守備の仕方に変化があるか?
この2つに注目して観戦しました。
前半序盤、一進一退。どちらのチームも中2日という厳しい日程での試合のため、FC東京は前節から6名、鹿島も4名を変えているが、試合は停滞せず、激しい主導権争いになった。
前半11分、鹿島が右サイドから崩しチャンスを作り、最後は荒木が飛び込むが僅かに左へ逸れる。
飲水タイム迄、どちらかと言うとFC東京が押し気味か・・・。
前半26分、永戸のクロスにドンピシャでエヴェラウドが飛び込むが、林のファインセーブで得点ならず。
前半32分、またもエヴェラウドのヘディングは決まらず。
前半終盤、FC東京ペースになり・・・
前半46分、三竿の股抜きでゴール前に出てきたパスに、関川が必死で足を伸ばすがオウンゴールとなる。
後半3分、エヴェラウドが三度ヘディングでシュートを放つが阻まれる・・・がこぼれ球を押し込んで同点!エヴェラウド吠える!!
後半序盤、鹿島の動きが流動的で可能性を感じていると・・・
後半12分、荒木が鋭いスルーパスをアラーノに通し、見事な技術でトラップ&シュート!
アラーノがついにJ初ゴール!鹿島逆転!!
飲水タイム迄、FC東京が選手を次々と変えるが鹿島は崩れない。
後半中盤、一進一退が続く。アラーノが吹っ切れたのか良い動きを見せている。
後半終盤、両チームともに選手を入れ替え、互いに主導権を譲らない。
途中出場の奈良と犬飼と関川の3CBが良い感じだ。
試合終了、今年一番の守備の集中力で鹿島が逆転勝利を飾る。
エヴェラウドとアラーノが輝いた夜!
今年から加入したブラジル人新戦力のエヴェラウドとアラーノ。
エヴェラウドは一足早くチームになじみ、第8節の大分戦でハットトリックを達成していたが、アラーノは苦悩の日々が続いていた。
点が獲れないだけではなく、アシストも出来ず、チームの中で活きる場所を探すのにも苦労している様子だった。
それでも、少しずつ、チームの動きにフィットしてきており、あと少しで・・・
そう思っていたら、今日は素晴らしいプレーの連続でした。
守備への戻り方、立ち位置の選択、パスの精度、動き出し・・・
今まで活躍していなかったのが嘘のようです。
腐らずに努力し続けたから、この日の得点があり、あの絶叫に繋がったのでしょう。
これから、エヴェラウドとアラーノの二人で鹿島の攻撃をどんどん牽引してくれ!
鹿島の守備に粘りが出てきた!
12節のガンバ戦で解説していた山本氏が、「鹿島の守備らしくない」「シュートを打たせ過ぎ」「枠に打たせ過ぎ」と話していて、今年の守備へ感じていた違和感がスッキリした。
そこで、この日の試合は守備の時の選手の様子に注目していたら・・・。
やれば出来るじゃん!
それを強く感じたのは、関川がオウンゴールする直前のプレーでした。
FC東京が右サイドを抉って来たとき、後ろから追いかけた関川はクロスのコースに入ってしっかりとブロックしていました。
思い返せば、このようなプレーが確かに今年は少なかった。
ところがこの日は、この関川のプレーだけではなく、終了間際に左サイドでしっかりとクロスのコースに身体を入れて止めた永戸のプレーなど、シュートを打たせないためのプレーがしっかりと出来ていたと思います。
プレーの1つ1つに、選手達の熱い気持ちを感じました。
魂は確かに宿ったのかも。
今後の鹿島について
連勝しよう。
相手は攻撃力が売りの柏ですが、今日のように気持ちを入れて戦えば勝てる!
■鹿島アントラーズの今後の試合予定
- J1第13節 8/29(土) 19:00 アウェイ VS 柏
- J1第14節 9/5(土) 18:00 アウェイ VS 名古屋
- J1第15節 9/9(水) 19:00 ホーム VS 仙台
- J1第16節 9/12(土) 18:00 アウェイ VS 清水
- J1第17節 9/19(土) 18:00 アウェイ VS C大阪
- J1第18節 9/23(水) 19:00 ホーム VS 湘南
- J1第19節 9/27(日) 17:00 ホーム VS 大分
この後も連戦が続くので、伊藤翔や白崎、復帰途上の名古を含めた総力戦で乗り切って欲しい!
まとめ
荒木は良い選手だ。
あまり活躍し過ぎると、海外の代理人に見つかって連れ去れてしまうのが心配だ。
でも、活躍する姿を見るのは嬉しい・・・。
困ったものです・・・。
世代交代が進むが・・・
ベテラン勢にはまだまだ壁になって欲しい。
壁が高く厚いほど、超えた時の成果は大きいはず。
勝利のみ渇望する!
勝て、アントラーズ!!
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