2020年7月26日、J1リーグ第7節が開催されました。
第5節、聖地で昨年王者のマリノスに快勝したにも関わらず、第6節は湘南の術中に嵌り、無得点での敗戦となってしまいました。
どんよりしたまま迎えた第7節、近年、相性が悪いFC東京相手に、昨年のホームでのリーグ戦のように快勝して欲しいと願っていたのですが・・・。
セットプレーからの失点を止められずドローとなってしまいました。
2020年J1第7節・鹿島VS FC東京戦の結果をまとめておきます。
- 2020年J1第7節・鹿島VS FC東京戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- 2020年J1第7節・鹿島VS FC東京戦の動画ハイライト
- 2020年J1第7節終了時点の順位表
- 2020年J1第7節・鹿島VS FC東京戦の試合内容と感想
- 今後の鹿島について
- まとめ
2020年J1第7節・鹿島VS FC東京戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 2-2 FC東京
前半34分:エヴェラウド
前半45分:渡辺 剛
前半50分:森重 真人
後半30分:土居 聖真
スターティングと交代メンバー
GK1クォン スンテ
DF14永戸 勝也
22広瀬 陸斗
28町田 浩樹
39犬飼 智也
MF4レオ シルバ ⇒後半39分6 永木 亮太
7ファン アラーノ⇒後半22分11 和泉 竜司
20三竿 健斗
25遠藤 康
FW9エヴェラウド
15伊藤 翔⇒後半22分8 土居 聖真
5人変えられるのに、3人しか変えていない。
ただ、この試合の後半を観ている限り、変えていない判断は妥当だと思う。
むしろ、あれだけ攻めて、決定機も迎えていれば、普通は得点が獲れると考えるのが普通ですし、それを見据えて交代を考えていたら、交代機を逃したのだろうと思う。
ただ、ベンチメンバー、特にDF陣が変わりすぎな気がする。
第7節から遡ると、関川、なし、奈良、杉岡、関川、広瀬・関川である。
第2節は内田をスタメンで使うから、広瀬と関川の2名入れていたのか?
いずれにせよ、DF出身の監督の割には、守備の強さが向上しないのも気になる点だ。
コロコロと変わる人選は、臨機応変ではなく、悩んでいるのか?
2020年J1第7節・鹿島VS FC東京戦の動画ハイライト
やはり、前半終了間際の2失点は痛すぎる。
本当に対策しているのかしら?
ところで、鹿島のYoutube公式チャンネルは、試合のハイライトの掲載方法を変えたのか?
負けた試合は上げないし、FC東京戦も相手の得点シーンはカットしている。
何故だろう?
負けた試合や相手の得点にだって、学ぶべきものあるだろうに・・・。
2020年J1第7節終了時点の順位表
我がアントラーズは再び最下位に転落した。
7節にして、優勝は絶望どころか、最下位とは・・・。
この状況に緊急事態宣言を出して欲しいよ、ホントに。
2020年J1第7節・鹿島VS FC東京戦の試合内容と感想
この日の後半のパフォーマンスは、敗れた第2節の川崎F戦の後半に似た良さを感じた。
これを続けられれば、あと、失点を減らせれば、上位に浮上は出来ると思うが・・・。
前半3分、こぼれ球を永井に持ち込まれれるもスンテがファインセーブで守る。
前半序盤~中盤、GKからのビルドアップに拘り過ぎているのか?思うように攻めれない鹿島でしたが、東京も決定機は作れず。
飲水タイム後、東京優勢は変わらない。
前半34分、中盤でエヴェラウドがボール奪取すると三竿へ。三竿から前の遠藤につないで、右サイドの広瀬へ。広瀬はタイミングを図ってファーにクロスを入れると、エヴェラウドが走りこんで頭でドーン!
これまでの連敗の鬱憤が消し飛ぶくらいの最高の一撃でした。
前半終盤、鹿島ペースになる。アラーノのCKを町田が合わせるもクロスバー。
前半45分、CKから失点。
前半50分、CKから失点。
どちらもスンテが止められる可能性はあったが、ゴール前であんなに気持ちよくヘディングさせる守備も問題だ。
後半序盤、一進一退。オリヴェイラやアダイウトンがゴール前に襲い掛かるが、最後の精度が悪くて助かる。
後半中盤、鹿島は伊藤とアラーノを土居と和泉に交代する。
飲水タイム後、鹿島の動きがスムーズになる。互いに交代選手を入れたが、鹿島の方が動きは良くなった。
後半30分、和泉と遠藤のパス交換、そして遠藤の絶妙な前方への浮き球パスに土居が反応して同点弾!
雰囲気は完全に鹿島ペース。
後半終盤、鹿島が何度もチャンスを得るが、決めきれない。
試合終了、打ち合いの末の2-2ドロー。
2020年J1第7節・鹿島VS FC東京戦を観て感じたこと
前節の湘南戦は本当に酷い内容だった。
某国のギレンさんが鹿島のサポーターだったら、有名な彼の台詞で罵倒されていたに違いない。
それくらい、評価も感想も出来ない酷い内容だった。
ところが今節は、失点シーンは頂けないが、それ以外は見違えるような内容だった。
特に後半は希望を感じさせる内容だったと思います。
それでも、色々と思うことはあります。
セットプレー時のマークを外すDF陣とか、いつもシュートが惜しいで終わる町田とか、交代する時のアラーノの様子とか、得点決めた後に再度ゴール前でチャンス得た土居の消極プレーとか、打っても打っても決まらないこととか・・・。
色々とありますが、この日の試合で一番心に残ったのは、解説の戸田の一言でした。
アナウンサーが、鹿島はチャンスを作れど中々点が獲れないことに触れ、監督が「最後の部分の冷静さが必要」と言っていますが、それは「シュートを打つ際の冷静さが必要ということですよね。」と言うような感想を述べると、解説の戸田は「それもそうですが、ラストパスを出す相手を冷静に見極めることも必要です」と補足しました。
まさにその通りだと思いました。
今年の鹿島は、ペナルティ付近まで攻め込む回数は本当に多いのですが、「決定機」は意外に少ない。
ゴールを決めるのに、誰を使うのか?
ゴールを決めるのに、どこにポジションを取るのか?
この辺りの判断が、熟成されていないと感じました。
逆に言えば、そこが噛み合ってくれば、得点は上がるのでしょうね。
もっとも、今のようにセットプレーの守備がお粗末では、点を獲っても勝ちきれなくなりますがね。
今後の鹿島について
再開して6試合が終了しました。
1勝1分5敗。
想像以上に厳しい年になっています。
■鹿島アントラーズの今後の試合予定
- J1第8節 8/1(土) 19:00 アウェイ VS 大分
- J1第9節 8/8(土) 18:30 ホーム VS 鳥栖
- J1第10節 8/16(日) 18:30 ホーム VS 神戸
- J1第11節 8/19(水) 19:00 アウェイ VS 横浜FC
- J1第12節 8/23(日) 19:00 ホーム VS G大阪
- J1第13節 8/29(土) 19:00 アウェイ VS 柏
次の相手は大分です。
昨年、ホームでもアウェイでも酷い目に遭いました。
倍返ししましょう!
お願いします。
まとめ
エヴェラウドは試合を重ねるごとにチームにフィットしてきました。
あとは、アラーノがポテンシャルを発揮してくれれば良いのですが・・・。
さもなければ、7月31日(金)~8月28日(金)の第2登録期間で選手の補強に期待しないといけなくなります。
あいつ、帰ってこないかなぁ・・・。10番空いてるし。
とにかく勝利!
勝ってくれ、アントラーズ!!
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