2020年8月8日、鹿島アントラーズはサガン鳥栖を聖地カシマスタジムへ迎え、2020年J1リーグ第9節を戦います。
昨年の夏は前途有望だった若鹿3人が海外へ巣立ったピンチに、ベテランの域に達しつつある土居が、まるで覚醒したような活躍を見せて救ってくれた。
結局、完全覚醒は起きぬままでしたが、彼は今年も変わらずに鹿島で戦ってくれている。
その土居や、同じくベテランの遠藤に、チームに喝を入れて欲しいが・・・。
先日の川崎戦で体力を使いきっておりおそらくスタメンは難しいので、鹿島での年数の浅い選手達がどれだけ短期間で「ジーコの喝」を受け止め、ピッチ上で表現出来るかどうかが、今日の鳥栖戦の鍵になりそうだ。
2020年J１第9節・鹿島VS サガン鳥栖戦を前に、思うことをまとめました。
- 2020年J１第9節・鹿島VS サガン鳥栖戦の予想スターティングメンバー
- 対戦相手の「鳥栖」について
- 2020年J１第9節・鹿島VS サガン鳥栖戦における鹿島勝利の「鍵」
- まとめ
2020年J１第9節・鹿島VS サガン鳥栖戦の予想スターティングメンバー
ルヴァンカップを獲るために、ターンオーバーせずに掛けに出たツケが、この鳥栖戦にはのしかかります。
掛けに成功していれば、気持ちも乗っていたと思うのですが。・・・。
個人的希望でしかないVS サガン鳥栖戦の予想スターティングラインナップです。
2トップは、伊藤翔と白崎。
得点を重ねて乗っている翔さんを活かす戦い方をして欲しい。
2列目は、左に和泉、右にアラーノ。
アラーノが出れないならば荒木を使うのが良いと思う。
和泉も疲労困憊かな・・・。
ボランチは永木と三竿。
レオはしばし休みを！
SBは左に杉岡、右に内田。
永戸も休ませないといけないし、更に言えば、右SBを広瀬に頼り続けるのはダメだと思います。バックアップを考えないと。
CBは、犬飼と関川。
これだけ失点続きのチームなのだから、変えても良いのでは？
GKはスンテ。
スンテが体調不良なら、ソガ様ではなく沖にしてくれ！
とにかく、どんな選手が出ても「鹿島の選手として勝利」に拘って欲しい。
対戦相手の「鳥栖」について
昨年、ホームで対戦した時はかつてのエース金崎が居たが、その彼は今年は古巣の名古屋に移籍した。
彼の、シーズン途中での鳥栖への移籍は本当に何だったのだろうか・・・。
鳥栖に対しては、ホームでは嫌な思いはそれほどないが、アウェイではいつも手痛い目にあっています。
だからこそ、ホームではキッチリと勝って欲しい。
サガン鳥栖の今季の状態
12位/勝点7
1勝4分3敗
5得点8失点
一方、我が鹿島は
12位/勝点7
2勝1分5敗
11得点14失点
両チームを比較すると・・・
鳥栖は、鹿島以上に得点欠乏症が続いており、堅守でなんとか4分して勝ち点を手にしている。
一方の鹿島は、失点を止められないことと、堅守のチームから点を獲れないことが、引き分けにも出来ない要因である。
要するに、鹿島が鳥栖の守備を突破出来るかどうかですね。
鹿島アントラーズと鳥栖の全戦績
これまで20試合対戦しています。
鹿島 10勝
鳥栖 6勝
引分 3
鹿島の勝率55％
鹿島から見て30得点、14失点です。
ここ数年のアウェイ以外では、悪い印象はない。
直近3年間の鹿島VS 鳥栖の結果
過去3年の両チームの対戦結果です。
総合成績では鹿島が圧倒していますが、直近ではアウェイの影響で圧倒している数字にはなりません。
2017、鹿島の対鳥栖戦全2戦：1勝1敗
2016年に続き、この年もアウェイで勝てませんでした。
なお、2017年の優勝を逃した要因の１つは、アウェイ鳥栖戦での敗戦だと思っています。
（動画ハイライトあり）2017年4月30日 J1リーグ第9節
鹿島2－1 鳥栖
（ホーム試合）
逆転勝利をおさめ、低空飛行を続けるチームは浮上するかと思いましたが、その後も安定せず、石井監督解任となりました。
※試合の記事はこちらから
（動画ハイライトあり）2017年9月30日 J1リーグ第28節
鹿島0－1鳥栖
（アウェイ試合）
先に触れた、2017年に優勝出来なかった要因の1つです。
前節ガンバ戦で、植田がアディショナルに渾身の撃を放ち、2位以下との勝点を8に広げたあとの大切な試合でしたが、大岩体制になって最低の試合を演じました。
この試合以降、大岩監督の勝負運が落ちていった気がします。
※下記のリンク先記事内にハイライト動画があります。
2018年、鹿島の対鳥栖戦全2戦：1勝1分
この年は、ようやくアウェイで勝利を上げるものの、なんとホームで痛恨の引分！
しかもそのホームでの引分がとても痛い引分になりました。
2位と3位で数億も賞金が違うのに・・・。
（動画ハイライトあり）2018年3月18日 J1リーグ第4節
鹿島1－0 鳥栖
（アウェイ試合）
3年間で3得点と鳥栖をお得意さんにしていた金崎の得点で勝利しました。
獲って欲しいときに点を獲ってくれる選手だった。
※下記のリンク先記事内にハイライト動画があります。
（動画ハイライトあり）2018年12月1日 J1リーグ第33節
鹿島0－0鳥栖
勝てば、2位だったのに！
賞金も3億以上違うのに！
勝利への執着心を感じさせてくれないチームと監督に怒りを感じました。
※下記のリンク先記事内にハイライト動画があります。
2019年、鹿島の対鳥栖戦全2戦：1勝1敗
またしてもアウェイで苦い敗戦を喫しました。
勝てる相手に、勝たなくてはいけない時に、何故か勝てない不思議な監督だった。
（動画ハイライトあり）2019年5月26日 J1リーグ第13節
鹿島0－1 鳥栖
（アウェイ試合）
首位追撃の絶好のチャンスでしたが・・・
大岩監督お得意の「勝たねばならない試合で勝てない」を演じました。
※下記のリンク先記事内にハイライト動画があります。
（動画ハイライトあり）2019年7月20日 J1リーグ第20節
鹿島2－1 鳥栖
（ホーム）
鹿島得点者：前半20分レアンドロ、前半35分白崎 凌兵
ちなみに鳥栖の得点は金崎でした。
移籍者続出、怪我人続出の中、気持ちで勝った試合でした。
こういう勝ち方が出来るのに、肝心なときに勝ちきれないのが大岩体制でした。
※下記のリンク先記事内にハイライト動画があります。
2017－19年の3年間の戦績
6戦して3勝1分2敗！
今の鳥栖は決して本調子では無いようですが、前節にFC東京に2－3で競り勝つなど、調子は上向きかも知れません。
油断大敵です。
2020年J１第9節・鹿島VS サガン鳥栖戦における鹿島勝利の「鍵」
ジーコの言葉通りです。
「勝利に拘る」
「最後まで諦めない」
戦略も戦術も、個々の技術も大変ですが、やっぱり最後は勝つ気持ち。
点を獲る気持ち、点を入れさせない気持ち。
それに尽きると思う。
鹿島は常にそれを追求した姿勢を崩さなかったから、僕らはそんな鹿島の試合を見たいと思い、利便性の良く無い北関東の僻地まで全国各地から集ったのです。
今日の試合では、「原点回帰である闘争心」を見せて欲しい。
まとめ
最近、この台詞を書いてばかりですが、鹿島が鹿島である続けるために勝って欲しい！
勝利に拘ることで、タイトルを手にし続けることで、茨城の片田舎に優秀な選手を集め、全国からサポーターを引き寄せてきたのだから。
戦え鹿戦士達よ！
勝て、アントラーズ！！
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