2022年11月最終日、アントラーズから植田復帰のニュースの前に、お別れのニュースも発表されていました。
DFの杉岡 大暉選手が湘南ベルマーレへ完全移籍。
昨年夏に古巣へ期限付き移籍して以降、アントラーズに戻る雰囲気は感じなかったので、ベルマーレに戻るのだろうと予想してはいましたが、正式に発表されるとやはり寂しいものですね。
鹿島アントラーズ在籍1年半
2019年オフ、既に仙台から前年のアシスト王であった永戸を獲得していたアントラーズですが、本人からの強い売込みもあり、永戸と同じく左SBの杉岡を獲得した。
正直、同ポジションに即戦力クラスの選手を同時期に獲得することに疑問はあったが、それまで鹿島を支えてくれた山本とも、新しく獲得した永戸とも、プレースタイルが異なる杉岡の獲得は、面白い試みだと思って楽しみにしていた。
形容するならば・・・
華麗に技術で交わす(ドリブルとかパス)のではなく、重戦車のようにボールと共に相手陣内へ突進し、相手に引っ掛かっても「遮二無二」前へ突き進むと、何故かボールも前に転がってる・・・
そんな印象を彼には抱いていました。(技術が無いとは言ってません!)
また、半年後には東京オリンピックも控えていたので、彼のモチベーションも高いと感じていました。
しかし・・・
コロナでJリーグは開幕直後から中断となりオリンピックは延期、さらにリーグ再開後も新監督ザーゴの求めるサッカーに達していないのか、ほとんど出場機会のないまま2020年シーズンは終わってしまった。
翌年もザーゴの元では出場機会は少なかったが、相馬監督に変わってからは出場チャンスに鹿島での初得点も決め、さらにカップ戦で出場機会を増やしており、年齢も若いので一皮も二皮も向けるかと期待したのですが・・・
夏に古巣ベルマーレに期限付き移籍してしまった。
そのまま2022年シーズンもベルマーレで戦い、お別れとなってしまったのは残念です。
杉岡のアントラーズでの戦績
- 2020 リーグ7試合(537分)、ルヴァン1試合
- 2021 リーグ7試合(442分)1ゴール、ルヴァン7試合1ゴール、天皇杯2試合
※2021年は23節まで鹿島に在籍
ポジションを掴んだとは言えないけど、2021年は出場が増えていたのだけどなぁ。
まあ、夏に安西が戻って来たので、チームとしても強く慰留しなかったのかな。
杉岡のアントラーズでの思い出
やっぱり、2021年5月に行われたアウェイ名古屋戦(21節)です。
公式記録では名古屋に1本のシュートも打たせずに完勝したあの試合で、杉岡は左サイドバックで出場し、鹿島での初得点を決めました。
得点後の杉岡の笑顔と、試合後の彼のインタビューに、ちょっと泣きそうになりました。
嬉しい時にみせる、あの「くしゃくしゃ」の笑顔を、これからベルマーレで沢山サポーターに披露出来るとイイですね。
鹿島戦以外でね!
まとめ
杉岡が正式に移籍したことで、鹿島の左サイドバックは、本職では安西と溝口だけになった。
広瀬も出来ることは出来るだろうし、才能豊かな和泉もプレー出来る・・・
とは言え、いざと言う時のバックアップは必要だと思うのだが、新しい選手の加入があるのだろうか?
それとも・・・
もしかして・・・
センターバックを充実させて3バック・・・かな?
杉岡選手!
アントラーズでの挑戦してくれてありがとう!
これからは敵になりますが、
くれぐれも怪我には気を付けて頑張って!
どこにいても
ONE FAMILY!
カシマスタジアムで会いましょう!!
↓オススメの鹿島アントラーズブログランキングはこちらへ!