2022年12月21日、アントラーズからお別れが発表されました。
DFのブエノが契約満了で退団。
今年のプレー内容を観ている限り、契約延長は難しいと感じていたので、残念ではあるけど仕方ない「別れ」かな・・・とは思います。
ブエノのフィジカルは本当に魅力的だったので、それが華開かなったのは残念でなりません。
鹿島アントラーズ在籍6年
2015年オフ、神戸から移籍したブエノ選手。
助っ人枠だけど、育成枠的な、ちょっと微妙な立ち位置でしたが、リーグ戦でもちょこちょと出場し、そのたぐい稀なるフィジカルの強さに驚かされました。
その後、伸び悩んだこともあり2018年はJ2の徳島へ期限付き移籍をするものの、レギュラーに定着したとは言えぬまま、アントラーズへ戻ってきます。
そして迎えた2019年、たぶん、この年がブエノにとって転機だったと思います。
シーズン終盤、CBで起用されるたびに、並み居るJのFW陣を次々と刈り取っていく様は、ついにブエノが開花した!と思わせる活躍でした。
しかし・・・
2020年、コロナや新監督ザーゴやら・・・色々な事が重なり、ブラジルへ期限付き移籍となりますが、これが残念な結果に。
ブラジルでも羽ばたけず、日本に帰国してからは(身体のキレが失われたまま)かつての動きを取り戻せないまま、お別れとなってしまった印象です。
また1人、リーグチャンピオンを知る選手が去る
在籍期間の割には出場試合数が少ないのですが、それでもブエノは、アントラーズが最後にリーグタイトルを獲得した2016年の雰囲気を「肌」で知る選手の1人でした。
まあ、植田や昌子が戻って来るので、その点での経験を伝えられる選手が居なくなる訳ではありませんが・・・。
ブエノのアントラーズでの思い出
1つの試合を上げるのは難しい。
ただ、出場した試合では、良い意味でも悪い意味でも、爪痕を残すプレーをしていたと思います。
2022年に限ってでも・・・
(良い面)
・初スタメンだったアウェイ神戸戦では、三竿の先制ゴールをアシストしましたが、これも強靭なフィジカルを活かしたジャンプだったと記憶しています。
・ルヴァン・セレッソ戦でも後半リードしつつも相手の猛攻に苦しんでいた時に、途中出場した樋口のCKに見事に合わせてリードを広げたことも印象的です。
(悪い面)
・久々のスタメンだったFC東京戦で、「どうしたのだ?」と心配になるくらいの低パフォーマンスだったのも、ブエノらしいと言えばブエノらしいです。
夢を抱かせてくれる選手ではありました。
ただ、アントラーズで大きく花開くことはありませんでした。
まとめ
鹿島を去る選手には、何かしら「道」を用意するフロントとしては、今回のような契約満了の退団は珍しい気がします。
探しても見つからなかったのか?
早目にフリーにすることで探しやすくさせたのか?
ブエノのサッカー人生に幸ある事を願います。
どこにいても、
怪我をせずに、
サッカーを楽しんで!
どこにいても
ONE FAMILY!
いつかカシマスタジアムで!!
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