2022年12月22日、アントラーズから期限付き移籍のニュースが発表されました。
DFの林 尚輝選手が東京ヴェルディへ。
2021年に大阪体育大学から加入した林選手。
181センチ、70キロとフィジカル的にはCBとしては大きくありませんが、プレーがとてもクレバーという事で、鹿島のCBとして成長するのを期待していました。
しかし・・・
2022年はほぼ1年通して怪我に泣かされ・・・
来シーズンはどうしても出場機会を得たいという事で、ヴェルディへの武者修行を選択したようです。
昌子、植田がいる時に、争ってこそ得られるものは大きいと思ったのですが・・・
タクトを振れるCBとして期待したが・・・
2021年、CBの主力として活躍した犬飼・町田・関川もそれぞれ長所を活かして活躍してくれたが、最終ラインで守備のタクトを振るうことはなく、個々の才覚でプレーを全うしている感じが強かった。
そんな中、ルーキーの林が出場した試合では、彼が能動的に守備網を構築しようとしている素振りが見えて、昌子以来の「周囲を動かせる」CBが誕生するかも知れないと期待しました。
しかも、2022年にはコーチに岩政が復帰することもあり、林が関川を飛び越えるくらいの成長を見せるかも知れないとワクワクしたのですが・・・。
残念ながら、ほぼ1年を怪我の治療に費やすことになってしまったのは残念でした。
大卒3年目だからこそ・・・
高卒は4年、大卒は2年で、何らかの爪痕を残せないとポジション争いは厳しくなるとは言われているので、昨年1年は怪我で棒に振ったとはいえ、来季は大卒3年目に当たる林が「プレーすること」を切に願うのは判らなくもない。
行くからには、何としてもレギュラー争いに打ち勝ち、アントラーズから「直ぐにでも戻ってこい」と言われるくらいに活躍して欲しい。
昌子と植田が居るうちに・・・
素晴らしいポテンシャルを秘めている関川が、今一つ、爆発的に花開かない理由の1つは、CBとして指導する先輩が居なかったことも大きいと思う。
スンテがいつもいつもレクチャーしているけど、あくまでもGKとしての指摘やアドバイスであり、やっぱり、横に立って共に守備をし、時に叱られ、罵倒され、時に魅入られ、真似したくなる、そんな先人が居ることで、若いCBの成長は加速するし、何よりも「タイトルを獲る重圧」や、「優勝するチームの最終ラインを形成する重圧」を肌に感じながらプレーする事で、鹿島の歴代のCBに肩を並べると思います。
そういう意味で、林には昌子や植田が健在なうちにアントラーズへ戻ってきて欲しいと思います。
まとめ
先日、岡山に武者修行に出た山田も、今回の林も、アントラーズに戻ってきて活躍することを前提としたコメントを残している、期待しながら待ちたいと思います。
ヴェルディをJ1に引き上げるくらいに活躍すれば、J1でも十分に闘えるはず!
CBは30過ぎても代表に選出されて海外に移籍するくらい活躍できるのだから、今回の移籍は回り道ではない!
まさに急がば回れ・・・だよ!!
待ってるぞ!
カシマスタジアムで会いましょう!!
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