lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2023年J1第4節(引分)鹿島VS福岡戦!昌子はやっぱり凄かった!!~



福岡戦前の記事で、今シーズンの関川は凡ミスも殆どなく、植田とともにしっかりと最終ラインを形成していると思ったので、復帰した昌子にいきなり変えるのはどうなのだろうか・・・と書きました。

昌子選手、すいません。
やはり、あなたの存在感と指示力は凄かったです。

1つ1つのプレーで比較するなら、関川は植田にも昌子にも遜色ないプレーをしていると思いましたが、チームを勝たせるための「存在感」は、まだまだなのだという事が、誰の目にも明らかな90分だったと思いました。

でも・・・
関川が本気で追い越そうとすれば、追いつかない「差」では無いはずです。
応援するよ、これからも。

約1500日ぶりに、アントラーズサポーターの前に戻ってきた「完璧」に酔いしれる試合となった、2023年第4節(ホーム)鹿島VS アビスパ福岡戦の記録です。

 

 

2023年第4節(ホーム)鹿島VS アビスパ福岡戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー

鹿島 0-0 福岡

 

スターティングと交代メンバー

GK 29 早川 友基    
DF2 安西 幸輝⇒後半41分22 広瀬 陸斗   
3 昌子 源   
32 常本 佳吾    
55 植田 直通    
MF14 樋口 雄太⇒後半24分8 土居 聖真33 仲間 隼斗
15 藤井 智也⇒後半23 松村 優太
21 ディエゴ ピトゥカ    
25 佐野 海舟⇒後半8分2枚目で退場   
FW13 知念 慶⇒後半34分17 アルトゥール カイキ
40 鈴木 優磨⇒後半41分37 垣田 裕暉

スタメンは4戦連続となるが、布陣は変更あり。
藤井と樋口の左右が入れ替わっていたが、上手く機能せず、前半終盤に入れ替えた。

交代メンバーは、入れ替わりが激しい。
それでも、松村はファーストチョイスに近いのかも。

 

2023年第4節(ホーム)鹿島VS アビスパ福岡戦の動画ハイライト

福岡のシュートは4本。そのうち前半17分の山岸のシュート以外は危険なシュートはありませんでした。

ハイライトでは判りにくいので、フルタイムで見返したのですが、要所で植田と昌子が顔を出して塞いでいました。

 

2023年第4節(ホーム)鹿島VS アビスパ福岡戦の試合内容と感想

2022年夏、正式に監督に就任した福岡戦以来の、ホームでの勝利を目指したアントラーズでしたが、勝ちきれませんでした。

またしても観客2万人越えの日に・・・

 

前半総括:耐え凌いだ前半の守備

右サイドで安西とマッチアップしたルキアンを抑えるのに本当に苦労していました。
それでも、先に述べたように山岸に打たれた1発以外は、セカンドボールへしっかり対処していました。

また、左サイドに張った小田は、やはり空中戦に滅法強かった。
それでも、ここもセカンドボールへしっかり対処して難を逃れた印象です。

攻撃はなかなか形が出来ず、知念のフリック(シュートか?)に優磨が飛び込んだシーンや、終盤に左右を入れ替えて息を吹き返した藤井のクロスからの一連の攻撃など、何度か惜しいチャンスは作りました。

 

後半総括:佐野、それはダメだよ。昌子、流石のリカバリー。

色んな意見が昨日からネットを騒がしていますが、そもそも論として、カードを1枚貰っている人間の対応ではなかったのが全てです。

あれは、退場になっても仕方ない。

10人になってから凄みを発揮したのは常本とピトゥカでした。
彼ら2人で4人分、5人分の動きをして、数的優位を感じさせませんでした。

終盤、昌子がミスしてピンチになりかけますが、自分でしっかりカバーしたのは流石だと思いました。

それにしても、知念のCK・・・
決まっていたら、アントラーズで語り継がれるゴールになっただろうに・・・。

 

試合終了:鹿島に壁が戻ってきた

やはり・・・
昌子と植田のコンビは別格でした。
代表クラスの選手の凄さを改めて実感しました。

 

福岡戦で感じた3つのこと

この日の試合を観戦して感じたことを3つまとめておきたい。

佐野、この経験をバネに飛躍してね
知念、痺れましたよ、その狙いに
CB、植田と昌子と関川の争い

 

佐野、この経験をバネに飛躍してね

佐野の退場について色んな意見がネット上で盛り上がっています。
基本、誰かを貶めるような発言でなければ、サポーターは色んな想いを吐き出して良いと思っているので、サポーター仲間の様々な呟きを読んでいると面白いです。

個人的には、監督のコメントと同じく、1回目のファウルでカードなんて出すから「主審のゲームマネージメント」を難しくしたと思います。

仮に出したんなら、さらなる批判が積み重なる覚悟を持って、同基準でカードを出し続け、両チームの選手達に「今日の判定は厳しいぞ」と認識させれば、ゲームは落ち着いたかも知れません。

でも、結局は基準がブレブレで、選手にも監督・コーチにも、さらにはサポーターにまで「???」と混乱させる有様だったと思います。

では・・・退場は判定がおかしいのかと言うと、その点は妥当だったと思います。
少なくとも2枚目のカードは誰も文句が付けようがありません。

佐野自身、山本主審の不安定な判定をもっと理解し、かつ1枚貰っていることを念頭に置いてプレーしないといけませんでした。

しかも、昌子と植田が後ろに控えているのだから、慌てて手を出して倒すようなプレーする必要はありませんでした。

 

まあ、覆水盆に返らずです。

2021年第14節、鹿島はホームでマリノスに5-3と快勝しました。
この時、リードしていて優位な状況なのに、売り出し中だった常本は相手に激しくタックルして2枚目を貰い退場しました。主審は何の因果か同じ山本氏です。しかも1枚目のカードはイマイチ腑に落ちないのも一緒です。

痛い痛い退場になりましたが、その後の常本は誰もが知る通りです。
あの退場を糧にして、さらに飛躍し、鹿島の右SBとして成長を続けています。

だから、佐野も、この経験を「意味」のあるものにするため、飛躍を遂げてください。
(ただし、すぐに海外はいかないでね!)

 

知念、痺れましたよその狙いに

佐野が退場になってから、多くの選手の動きが変化しましたが、知念は頭も高速回転させていました。

ゴールライン際に出そうなボールを猛追し、GKと競り合った結果、CKを獲るまでは「まあまあ」ある話だと思います。

凄かったのは、CKを得た直後に、GKが戻り切る前にゴールを狙ったことです。

惜しくもサイドネットに引っかかってしまいましたが、強かにゴールを狙うその姿に、アントラーズが創立以来続けてきた、貪欲に勝利を目指すマインドを一番感じてしまいました。

ジャンピング胸トラップとか、高速バックヘッドとか、ピッチを所狭しと走る姿とか、痺れるシーンはいっぱいありますが、私の一番はあのCKでした。

 

MVPになり損ねたボールパーソン

もしも知念のゴールが決まり勝利していたら・・・
この日のMVPは知念に素早くボールを渡したボールパーソンにして欲しかった。

コーナーフラッグ付近に立つ知念に、サッと駆け寄り素早くボールを渡すその姿に、知念も何か閃きを感じたのか(妄想だけど)知れません。

点にはなりませんでしたが、カシマスタジアムはボールボーイも秀逸です!

 

CB、植田と昌子と関川の争い

冒頭にも触れましたが、私はこの日のスタメンは植田と関川で継続だと思っていました。なぜなら、関川に替えるだけのミスは無いと思ったから。

でも、甘い考えでした。

勝つためにチームをアップデートさせるなら、「ミスが無いから変えない」ではなく「チームが勝つ可能性を追求して」選手を選択すべきなのに。

前半からちょっと危うい場面もありましたが、10人になってからのチームへの声の掛け方、間の取り方、危険な場所で極力ボールを持たないようにするなど、流石は昌子・・・なプレーは多かったです。

秀逸だったのは後半終盤、GKと呼吸が合わずにもたついたところを山岸にボールを攫われたシーンです。
後ろから追いすがり、攻撃を遅らせて植田らの帰陣を待ち、最後はノーファウルで奪い返しました。

きっと、経験が浅い選手だったら、慌てて追いかけて「ペナルティー内」でファウルをしたに違いありません。

見事なリカバリーだったと感じました。

 

CBの軸は植田だと思うが・・・

昌子と植田、この2人が揃っていると守備が安定します。
でも、「植田の成長」は予想以上のモノでした。

決して派手ではないけど、空中戦では常に顔を出して弾き返すし、ここぞの場所でブロックに入る・・・植田のプレーに、解説の坪井も「さすが」と言ってました。

ちなみに、坪井自身、代表で40試合出ているCBであり、その経験を元にして植田と昌子のプレーにコメントしてくれるので、とても興味深く面白かったです。

では、今後も昌子と植田が継続かと言うと・・・
個人的には「植田が軸」で、状況や相手によって昌子と関川が使い分けられるのではないかと思いました。

今の植田は守備の要だが、昌子の存在感は群を抜いています。一方、関川の飛び道具先輩2人を凌駕しています。

次節のマリノス戦は、岩政監督はどういう選択をするのだろうか?

それと・・・
この3人がいるのだから、昌平から加入した津久井の成長が楽しみです。

 

次の試合はリーグ第5節、アウェイ・横浜Fマリノス戦!

昨年はホームでもアウェイでも完敗でした。
ホームで負けた時は「紙一重だった」と思っていましたが、アウェイで負けた時は完全に「力負け」した感があり、とても悔しかったです。

そんなマリノスですが、今年も強い。

でも、昨年後半のようなドッシリとした強さでは無いと感じています。
これから熟成される前に、昨年の借りを返しておかなくては!

佐野が居ないのは残念ですが、良い選手は他にも大勢いますから!

 

まとめ 

福岡戦・・・
強い時の鹿島だったら、きっと終盤の猛攻で1点取って勝ちきっていた。
昨年までのチームだったら、きっと「何かしらのミス」で負けていて「惜しかった」ムードが漂っていただろう。

選手は闘っていたし、サポーターも戦っていた。
結果としてはドローですが、例え不利な状況でも、強かにプレーし、勝点3を掴む準備は整いつつあると感じました。これがリフォームかはさておき・・・。

 

でも、まだまだです。
あと数歩ではなく、まだ幾つも峠はあるに違いない。

 

まずは・・・
ホームで勝利を上げて、オブラディの大合唱が聞きたい!

 

王者に勝ってこそ
チームの力は上がる!

 

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