2022年5月7日、鹿島アントラーズはサンフレッチェ広島のホームに乗り込み、2022年J1リーグ第12節を戦います。
サンフレッチェ広島戦の見所は以下の3点です。
- 首位独走!
- レネ監督の選手起用
- 熱さ対策について
ACL組もリーグ戦に戻ってきています。
鹿島としては色々と細かいことは気にせず、1試合、1試合、勝利して勝ち点を積み上げていって欲しいです。
2022年J1第12節(アウェイ)鹿島VS サンフレッチェ広島戦を前に思うことをまとめます。
2022年J1第12節(アウェイ)鹿島VS サンフレッチェ広島戦の予想スターティングメンバー
セレッソ戦から9日間で3試合目になります。
真夏にアウェイ3連戦、しかも中2日・・・とか過酷なことをやらされてきた経験値はありますが、やっぱり疲れは溜まるので、連戦は怪我をしないか心配です。
レネ監督はどんな起用と布陣で挑むのだろうか?
3連勝を目指すVS サンフレッチェ広島戦の予想スターティングラインナップ・・・。
TOPは上田と鈴木
2人ともにジュビロ戦では途中で退いてますので、スタメンで起用されることは間違いないと思います。
上田の爆裂弾が広島戦でも観たい!
2列目は、左にカイキ、右に樋口
カイキはジュビロ戦でフル出場しているが・・・今、ノリに乗ってるのでスタメンで起用したい。しかもジーコが来日しているのだから!
右は樋口を攻撃的なポジションで起用!
松村とアラーノの運動量豊富な2人が控えているのは大きいと思う。
ボランチは、和泉とピトゥカ!
和泉がボランチで起用できれば、樋口が一列前に出れる!
ピトゥカにはやってもらわないと困る!
SBは左に安西、右に常本
安西の控えが欲しいところだ。
常本は攻撃でも必死に変化をつけようとしているのでしばらくはスタメン起用が続きそうな気がします。
右は広瀬が居るのは大きい。
CBは、関川&三竿
三竿はジュビロ戦で終盤に入れ替わられたを反省材料にして欲しい。
CBは一発でいかないでくれよ!怖いだよ・・・。
GKは、スンテ
よろしくお願いします!
ジュビロ戦でも「上げる!大丈夫!」と大きな声が響いていたし、失点後に優磨が悔しがっていた時に宥め役もしてくれて・・・
大黒柱ですよ!!
対戦相手の「サンフレッチェ広島」について
忘れている人が時々いるのだが、サンフレッチェ広島はオリジナル10の仲間だ!
そして実は、Jリーグの前身である日本リーグ時代での優勝回数を含めると、リーグ戦を8回制しており、その回数はアントラーズの8回と並んで最多なのだ。
※J1でカウントすれば広島は3回、鹿島は8回。
それゆえ、鹿島にはリーグ優勝を重ね、●●を含めたとしても優勝回数は単独1位になって欲しいと願っています。
され、広島と言うチームの思い出ですが、イギリス人監督・バクスター氏の元で、1994年のサントリーシリーズを優勝した時の印象が強いです。
年間ではチャンピオンシップでヴェルディに敗れて2位になったが・・・。
その後、2022年時点で代表監督である森保氏が退いた2012、13年に連覇、2015年にも優勝と、3度のリーグ優勝を果たしているが・・・、その時期においても、とりわけ苦手意識を感じることはなかったと記憶しています。
強いと言うよりも、やりにくい相手だった・・・と言う印象です。
2021年度のリーグの順位と成績
鹿島 4位/勝点69 21勝6分11敗 62得点36失点
広島 11位/勝点49 12勝13分13敗 44得点42失点
※2021年度のJ1は20チームで戦っています。
序盤は勢いもあり、第9節時点で4位(2021年の最高順位)を記録、第22節時点でも7位と健闘していたが、そこからもうひと伸び出来ず、終盤は一度も人一桁順位にならずに終戦を迎えています。
守備は大崩れしていないけど、得点力に悩まされた印象です。
2022年度のリーグの順位と成績
鹿島 1位/勝点25 8勝1分2敗 17得点9失点
広島 10位/勝点14 3勝5分3敗 12得点12失点
今年はドイツ人の監督を招聘して1年目の広島です。
守備は昨年と変わらず崩れておらず、かといって課題だったと思われる得点力が改善されたようには思えず・・・。
これから監督の色が出てくるのでしょうか?
サンフレッチェ広島のキーマンと鹿島勝利の鍵は?
広島の印象は、「絶対的な核」は居ないが、質問された人がそれぞれ違う選手をピックアップするくらいに「小さな核」が点在していると感じています。
その中でも特に注意したい選手とプレーを取り上げると・・・。
森島と藤井に注意
トップ下あたりのエリアを根城にする森島と、右のサイド(ウイング的かな)を根城にする藤井の両名にはしっかりと人を付けて欲しい。
攻撃の起点にもなっているし、得点源にもなっている。
左サイドの安西が勇気を持って押し込めるかどうか?
そして、安西が上がる時間を前線が作れるかどうか?
クロスを上げさせない
広島の全12得点の内、5得点がクロスから生まれています。
ただし、深く抉ってから上げるクロスではなく、比較的アーリー気味に放り込んでくる印象です。
しっかりと人を付けて、楽に上げさせないようにすることは大事だと思います。
広島の荒木選手のリベンジに注意
昨年の対戦時、売り出し中だった若手CBの荒木さんは、思うようなプレーが出来ず、失点に絡む動きを繰り返した結果、DFとしては屈辱の途中交代を告げられて、悔し涙を流していた。
あのような涙を流した奴は強くなる。
だからきっと、今回の対戦では、上田や鈴木にガチガチにくると思うので・・・
その脇からカイキがスルッと顔を出して決めてくれることを期待します。
鹿島勝利の鍵は2つ
1つ目は抜け目なく!
広島の一番の失点パターンはこぼれ球からです。
なので・・・
優磨さん!出番です!!
上田の弾丸シュートがGKに弾かれたり、DFの身体で弾かれTところを・・・
美味しく攫ってください。
冗談はさておき、しっかりと各選手がシュートに詰めることが大事だと思います。
2つ目は対処された時間帯の応対
セレッソ戦、ジュビロ戦と、素晴らしい出来の前半から一転、対策を練られた後半は追い込まれるシーンが多かったと思います。
相手の精度が高かったら、連続失点していたかも知れません。
相手が対処してきた時、監督が選手交代等で指示を出すまでの間、選手達でしっかりと対応して欲しいです。
若いチームだからこそ・・・
スンテやピトゥカのリーダーシップに期待したい。
鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島の全対戦戦績
これまで73試合の対戦があります。
鹿島 39勝
広島 23勝
引分 11
鹿島からみて110得点、85失点です。
全対戦成績では鹿島勝率が53.4%です。
オリジナル10ですが、過去に2度J2に落ちたせいか総対戦数は上から6番目です。
極端にホームで強いとかアウェイで弱いという事はありません。
また、広島が優勝した時期でも鹿島は勝てなかった訳でもないので、リーグ開幕以来、総合的には鹿島が優勢・・・で戦って来たと言えます。
2021年度の対広島戦の試合記録
昨年の対戦はリーグ戦のみでした。
1勝1分となっています。
2021年J1第4節(ホーム)
開幕戦は逆転負け、2節はコロナで延期、3節の湘南戦で勝利するものの、4節はホームでドロー・・・。
何よりも、勝ちパターン、得点パターンが見えず、若きエース・荒木が一人で戦っているような状態でした。
↓動画ハイライト付きの記事はこちら
2021年J1第34節(アウェイ)
ACLへ望みを掛けて必死に戦っていた時期でした。
どうしても乗り切れないチームを変えるため、首脳陣はついにGKを沖からスンテに変えました。
2年に渡って沖に期待して育て続けた時間を考えると、苦渋の決断だったかも知れませんが、試合に出たスンテのプレーやパフォーマンスは「さすが」と思わせるものであり、もう一度、GKと言うポジションの継承について考え直す機会にもなった試合でした。
とにかく、攻守のリズムが良くなると、これほどまでに点が獲れるのか・・・
そんな試合でもありました。
↓動画ハイライト付きの記事はこちら
まとめ
鹿島がどんなスタイルで、どんな布陣で来るのだろうか・・・?
と、相手チームが悩み、惑い、戸惑っているうちに襲い掛かって点を獲る!
そして、相手が対処してきたら粘り強く戦いつつも虎視眈々とチャンスを狙い、上田と言う規格外の砲弾でトドメをさす!
気づいたら鹿島が勝っていた。
から・・・
やっぱり鹿島が勝ったか!
に変わりつつある気がします。
アントラーズが勝つ!
広島の地でも上田砲が炸裂する!!
↓オススメの鹿島アントラーズブログランキングはこちらへ!