哀愁的東京 (著:重松 清)を読んだ!
2月、ふと、この本を読むのに相応しい時期だと思いついた。
別れの3月、出会いの4月、そのちょっと前の2月が、この本を読むにはピッタリ合うような気がして、手に取りました。
読み終えた直後に感想文を書いていたのだが、下書きで止っていて、気がついたら8月になっていました。困ったものである。
この本を読むのは2度目です。
最初に読んだのは、約10年前・・・。
30代半ば、仕事が伸び盛りで、独身だった時代である。
今は、40代半ばになる。
その間に、生死に関わる手術を経験し、幸運なことに結婚してくれる人に出会い、さらにありがたい事に父親にまでなることが出来た。
劇的に自分の環境は変わりました。
そんな境遇の自分が、この本を改めて読んで、どんな感想を抱くのか?
とても興味を持って読み返しました。
約10年ぶりに『哀愁的東京』を読み終えたので感想をまとめます。
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