lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2025年天皇杯2回戦(勝利)鹿島VS 群馬戦!鈴木優磨のプロ初ハットで快勝!!~



2025年6月11日、鹿島アントラーズはホームのカシマスタジアムにザスパクサツ群馬を迎え、2025年天皇杯2回戦を戦いました。

リーグ戦前半戦を首位で折り返した代償と言ったら余りに大きすぎるが、レギュラーメンバーに複数の怪我人、しかも長期離脱者が発生している。

その状況が、代表戦にからむ中断期間で少しでも改善されるのかと思ったが、やはり10日間程度ではどうにもならなかった。

この日はベンチ入りメンバーの定員を満たすために、GKを2人ベンチに入れるという状態で試合を迎えました。

千田、小池両選手の加入で盛り上がったが、やはり、チームは「本当」に「野戦病院」と化しているのだと再認識しました。

そんなチームを救ったのはやはりエース!
鈴木優磨のプロ人生で初のハットトリックで鹿島が3回戦に駒を進めました。

2025年天皇杯2回戦(ホーム)鹿島VS 群馬戦の記録です。

 

2025年天皇杯2回戦(ホーム)鹿島VS 群馬戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー

鹿島 4-0 群馬

前半36分 オウンゴール
後半5分 鈴木 優磨
後半10分 鈴木 優磨
後半41分 鈴木 優磨

 

スターティングと交代メンバー

GK1 早川 友基 
DF3 キム テヒョン
25 小池 龍太⇒後半42分32 松本 遥翔
28 溝口 修平⇒後半25分23 津久井 佳祐
55 植田 直通

MF6 三竿 健斗
10 柴崎 岳⇒後半25分20 舩橋 佑
14 樋口 雄太⇒後半34分77 チャブリッチ
17 ターレス
27 松村 優太
FW9 レオ セアラ⇒後半0分40 鈴木 優磨

鬼木監督が考えて、考えて、考えた末のスタメンとベンチメンバーだと思う。
なにしろベンチメンバーにGKを2人入れないと、人数が揃わないのだから。

まさか、田川と荒木が居ないとはなぁ・・・。

そんな状況でしたが、後半から出場した優磨がエースの活躍!
ハットで試合を決めて、若きSBにカシマスタジアムでのデビューチャンスをもたらしました。

松本はここがスタート!
大きく花開くことを期待します!!

 

2025年天皇杯2回戦(ホーム)鹿島VS 群馬戦の動画ハイライト

J3が主戦場の群馬DF陣には、鈴木優磨のヘッドは規格外だったのだろう。
彼らは彼らで、この日の衝撃を糧に成長するかもしれない。

3点目の一連の流れは次のリーグ広島戦でも再現して欲しいです。

 

2025年天皇杯2回戦(ホーム)鹿島VS 群馬戦の試合内容と感想

試合前の記事では、鬼木監督が「誰が出ても鹿島を体現・・・」とあったが、やはり強気の姿勢を打ち出すほかないくらいに、メンバーを揃えるのに苦労していたようだ。

新加入の2名に期待は掛かるが、特に小川に関しては焦って怪我をしては元も子もないので、そこは慎重にならざる得ないのだろう。

 

前半総括:レオの完全復活まであと少しか?

ポストを叩いたシュートは、そこに至るまでの一連の動きは良かったが、シュートの時にホンのちょっと体幹が強いはずのレオの軸がぶれていた様な気がしました。

雨の所為か、それともコンディションか?
特に怪我でもない感じで前半で退いたのは予定通りなのか?

一番気になるところです。

得点自体はなかなか取れなかったが、言葉は悪いが、群馬の選手達の寄せのレベルであれば柴崎が無双するのは当たり前だ。

改めて惚れ惚れした。

 

後半総括:鈴木優磨の真の姿を披露

後半頭からレオに替わってトップに入った鈴木優磨。
柴崎に続き優磨のプレーも、群馬の選手たちにとっては規格外だったのだろう。

まあ、鹿島にとって2点目(優磨の1点目)のような、フィジカルが強いFWがDFが居るのを気にせずに弾丸のように飛び込んでくることはJ3ではまずないのだろう。

そして、鹿島にとって3点目(優磨の2点目)のように、セットプレーを繊細にデザインし、かつ正確なキックと強烈なヘディングを叩きこんでくるような場面にもあまりお目に掛からないのだろう。

この2点は、後半開始直後には群馬の選手達の表情には「まだいける!」という感じが漂っていましたが、それを僅か10分で粉砕することになりました。

それだけに、他の選手達にもゴールを決め切って欲しかったな・・・
と思います。

こういう展開の試合で点を獲ることで、選手は乗れることもあるでしょうから。

そして鹿島の4点目(優磨の3点目)は実に美しかった。

  • キムから前線のチャッキーへロングパス
  • 胸トラしてボールを持ち運び絶妙な位置へクロス
  • しっかり走りこんでしっかりと決めきるエース

これを何度でも再現して欲しい!

そして、鹿島にとっては願ってもないチャンスが到来します。

優磨がプロ人生初のハットを決めたことで大きな余裕が生まれたので、新人SBの松本にカシマスタジアムでプロデビューを経験させることが出来ました。

まずはデビューを喜びつつ、ここから飛躍への階段を上って欲しいと思います。

 

試合終了:監督の表情にはあまり笑顔はなく・・・

嬉しくない訳ではないでしょうが、きっと、鬼木監督の頭の中は3日後の広島戦のことでいっぱいだったのだろうな。

そう感じる、試合後の首脳陣の雰囲気でした。

 

2025年天皇杯2回戦(ホーム)鹿島VS 群馬戦を観て感じたこと

この日の試合を観戦して感じたことを3つ記しておきたい。

CF鈴木優磨はやっぱり凄い!
樋口に復調の兆しあり心強い
松本デビューに隠された想い

です。

 

CF鈴木優磨はやっぱり凄い!

試合の展開的に、優磨が下がってボールを受けたり、引き出したり、さばいたりしないといけない状況にならなかったのもあるし、本人が点を獲ることに喜びを感じて下がらなかったこともあるのでしょうが、ペナルティ内を主戦場にして点を狙い続けると、やはり優磨の存在は際立つ。

試合後のコメントでは、ハットトリックを置き土産に中盤でのプレーに専念・・・とか話していたようだが、この日のCF優磨を見たら、どんな監督も中盤にコンバートはしないだろう。

レオが足に不安を抱え、全力モードになれない今は、もしかしたら優磨を1トップでトップ下にレオを据えて飛び越しOKにした方が、相手にとっては恐怖なのではないか?

そんな風に感じた、CF鈴木優磨の見事なハットトリックでした。

 

樋口に復調の兆しあり心強い

2025年シーズン序盤の樋口は輝いていました。
昨シーズンの鬱憤を晴らすかのように、鹿島の中盤に君臨してチームを牽引し、4連勝を含む6戦負けなしの立役者だったと思います。

しかし、神戸戦、京都戦の連敗と共に樋口も負傷で離脱してしまうと、戻ってきてからは序盤の輝きが戻らず、たぶん、樋口自身ももどかしかったように思います。

そんな樋口でしたが、この日の群馬戦ではようやく「2025年版の樋口」が見られたような気がします。

  • 鋭い出足でボールを奪取
  • ボールを運びつつのパス
  • 完璧なおぜん立てキック

リーグ後半戦の山場である広島戦を前にして、樋口の調子が上向いたのは喜ばしい限りです。

鹿島には良いキッカーが沢山いますが、樋口のキックは図抜けています。
レオや優磨だけでなく、知念や植田にキムもいます。

セットプレーから得点をもっと生み出せるはず!

 

松本デビューに隠された想い

鬼木監督は、一定の基準に達してれば若手起用に躊躇しない監督だと思います。
もちろんその基準は決して緩いものでは無いと思います。

それでも、その厳しい目線と同時に、監督はプロの先輩としての優しさも持ち合わせています。

ヴェルディ戦でプロデビューを果たした佐藤海宏については、試合後にコメントを求められると、「練習を見てメンバーに選んだ。出来ればカシマスタジアムでデビューをさせてあげたかったので」と話していました。

きっと、同じような思考で、群馬戦のベンチに松本を入れたのでしょう。

だから、既に3点差が付いている時から松本をしっかりとスタンバイさせていて、優磨のハットの後にスムーズにピッチに送り出すことが出来たのだと思います。

心強い先輩たちに囲まれて、松本は本当に伸び伸びとプレーしていました。

そんな松本を見ていた私は、あることに思い至りました。

松本は一昨年の暮れに前十字靭帯損傷し、昨年はほぼプレーが出来ませんでした。
必死にリハビリを行って復活した若鹿が、満を持してカシマスタジアムで駆け回りサポーターからエールを送られる姿は、スタンドからピッチを見つめていた師岡関川、それに安西達に対する、「しんどい時期を乗り越えて、必ず戻って来いよ!」という鬼木監督なりのエールなのではないか?

そりゃ考えすぎだよ・・・

と言われるかも知れませんが、ガンバ戦後の監督の沈痛な表情を見ているだけに、監督ならそういう振る舞いをするような気がするのです。

 

まとめ 

J3の群馬相手とは言え、複数得点が獲れたこと。
さらに、松本、樋口、チャブリッチと3人にアシストが付いたこと。

これは後半戦の戦いに勢いをもたらしてくれるはずです。

繰り返しになってしまいますが、2025年シーズンのタイトルを行方は、後半戦開始からの5試合(6.7月)が握っています。

  1. 第19節VS広島戦(ホーム)
  2. 第20節VS町田戦(アウェイ)
  3. 第21節VS岡山戦(ホーム)
  4. 第22節VS川崎F戦(アウェイ)
  5. 第23節VS戦(ホーム)

この5試合が終わり中断期間に入る7月下旬、クラブハウスに集う全ての人々が、自信に満ち溢れた笑顔を浮かべていられるように、応援でサポートしたいと思います。

 

頑張れアントラーズ!
今年は絶対に笑って終えよう!!

 

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