2025年6月9日、アントラーズから2つの「ビック」な加入のお知らせがありました。
DFの千田 海人選手が東京ヴェルディから完全移籍で加入!
第14節の町田戦で負傷し、長期の離脱が余儀なくされたCBの関川選手。
昨年から今年にかけて全力でアントラーズのために戦ってくれた郁万の離脱は、そう簡単に埋められるものではないと思っていたけれど・・・
鹿島の強化部と中田FDは今出来る最善の補強をしてくれたと思います。
DFの小川 諒也選手がシントトロイデンから完全移籍で加入!
第19節のガンバ戦で負傷し、これまた長期離脱を余儀なくされたSB安西選手。
アントラーズにとって掛け替えのない劇団の座長!
あの底抜けに明るいキャラクターは余人を持って代えがたし・・・
そう思っていたが、鹿島の強化部と中田FDはプレー面で鹿島の新たな左SBを築ける選手を補強した。
千田選手、小川選手を加え、鹿島は加速する!
鬼木監督の指揮の下で、タイトルへ向かって驀進する!!
そう感じた2025年6月の補強期間になりました。
千田選手について
ヴェルディサポの友人に千田選手のことを聞こうと思って連絡をしたら・・・
彼はとても不機嫌でした。
つまりそれだけ大切な選手だったようです。
それでも、千田選手の特徴を訊ねたところ、五月雨式に堪えてくれました。
- 単純な放り込みの空中戦で負ける気はしない
- 足は遅いがその所為で致命傷になった記憶はあまりない
- 足元は苦手だけど自分でそれを判ってる
- 今どんなプレーが必要か間違えることが少ない
- そちらの植田選手に負けない「男前」だ
友人評の中では、今すべきプレーの選択間違えが少ないというのが、良い点だと感じました。CBというポジションを考えれば、冒険するのが良いとは言い切れないので。
また、J3から叩き上げでカテゴリーを上げてきた選手なので、彼のトレーニングや試合中の言動に一目を置いている若手選手が多いそうです。
おそらくその点も、今回、鹿島の強化部は加味して獲得したような気がします。
2025年に31歳になる植田がいるのに、同世代の、かつプレータイプが比較的似ている選手をあえて獲得するのは、トップチームやユースの若きDF陣に、アントラーズ生え抜きの植田だけではなく、別の視点でも教えを授けたいのかな?
CBの枚数が足りないゆえの即戦力としてだけではなく、そんな理由もあるのではないかと妄想しています。
小川選手について
アントラーズが小川選手を獲得濃厚の一報がニュースに流れた時、「マジでそんなに良い選手が?」でした。
そう感じた理由の一つとしては獲得までの期間の短さです。
安西選手の負傷離脱の時期とCWCに関連する特別移籍期間の短さを考えると、7月の移籍期間まではSBの補強は難しいだろうと感じていましたし、それまでは総力戦で戦うしかないのだろうなぁ・・・と覚悟していただけに、短期間で補強を実現させた鹿島の強化部と中田FDの仕事に対するスピード感と「腕」には驚かされました。
もう一つの理由としては、個人的に小川選手に対して、特別な思い入れがあったからです。
それは、2022年6月に行われた、小川選手の海外移籍を発表するセレモニーでの彼の振る舞いによります。
この日、FC東京のホームで鹿島戦が行われていて、その試合後にセレモニーが行われたのですが、彼は挨拶の冒頭、鹿島サポーターに対して「丁寧」にコメントをしてくれたのです。
ネットで探したら当時の記事が数多く見つかりましたので、私の推しでもある岡島さんの所属する会社の記事を添付させてもらいます。
あいさつ全文が載っていますのでぜひ一読してみてください。
きっと、小川選手の誠実で謙虚な人柄を知ることが出来るのではないでしょうか。
左利きのSBでクロスが正確な選手!
それだけでも貴重な選手なのに、鹿島の大切なフィロソフィーである「献身・誠実・尊重」を既に備えているとなれば、鹿島で活躍するのは間違いありません。
ちなみに、守備に関してマイナスな意見もあるようですが、私は心配していません。
なぜなら、鬼木監督、そして中後コーチがいる2025年のアントラーズでは、守備が不得手と言われたチャッキーも荒木も見事な守備を披露しているのですから!
だから小川選手にも心配ご無用!
活躍する期待しかありませんよ!!
まとめ
後半戦の1試合目は、今年のタイトルの行方を占うことになるだろう広島戦です。
前半戦において広島の地で敗れた時は、その敗戦をきっかけに調子を崩してしまい、その後の連敗につながってしまいました。
ですが今度は鹿島のホームです。
新たに加入した心強い仲間と共に、勝利の凱歌を上げて欲しいです。
カシマスタジアムで
新たなな仲間と共に
勝利の凱歌を響かせましょう!
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