2023年7月13日、アントラーズから完全移籍の発表がされました。
DFの常本 佳吾選手がスイスのセルヴェットFCへ完全移籍!
2020年、明治大学在学中に特別指定として登録され、同年、第31節のマリノス戦で途中出場がJでの初プレー。
翌年から不動の右SBとしてプレーした常本が・・・
スイスへ行ってしまった。
大卒でも引き抜かれるとは。。。
Jにとっては厳しい時代になったなぁ。
スイスへ旅立った常本の思い出とエールをまとめておきます。
Jでも屈指の対人の強さ
とにかく対人守備は上手かった。
身体が強いと言うよりも、対峙する選手の特徴を踏まえた「距離感」と、吸い付くような「粘り」が、J屈指のSBに成長させたと思います。
アントラーズサポーターの語り草になっているのは、今を時めくブライトンの三笘がJでも無双していた頃、「ほぼ完璧」に封じ込めた試合です。
あの時の常本は凄かった。
内田が引退したが、常本と言う若い芽が出てきたことを喜ばしく感じた。
攻撃センスを磨いたら海外だと思ってたら・・・
対人と言う守備力だけならJでも屈指の選手に成長した。
しかし、そんな常本にも欠点があった。
それは、攻撃センスとクロスを上げる技術が良くないこと。
守れるならいいじゃん・・・
とは今のJではならないので、攻撃センスを磨いて欲しいと常々願ったものです。
ただ・・・
攻撃センスが上がったら「即海外」は間違いなく、複雑な願いでもありました。
だがしかし・・・
対人の強さだけで「海外」に引き抜かれるとは!
レネさん、止めてよ~。
初出場のマリノス戦を思い出したら・・・
先に述べたように、常本の初出場は彼が若い頃に所属したマリノス戦でした。
正直、常本のプレー自体にはそれほど強いインパクトはありません。
その理由は、あの試合内容が凄まじかったことと、逆転したタイミングで経験値0の若手をSBに投入するザーゴの采配に驚いたからです。
あの試合のようなワクワク感・・・
鳥肌が立つようなシュート・・・
最近の試合では殆ど感じられないのが寂しいものです。
今にして思えば、デビュー戦があのような試合展開だったこと、そしてアントラーズが勝ったこと、それらが合わさって常本の成長を促したような気がします。
まとめ
タイトル獲りたかったね。
何度も貴方の悔し涙を観た気がします。
いつか、タイトルを獲って「嬉し泣き」している貴方を観たかった。
それが本当に心残りです。
スイスを足掛かりにして、ヨーロッパで大きく飛躍してください。
持ち前の守備力はきっと通じるし、度胸の良さも海外でやるには活きるはず!
まあ、たまには風呂にはいれよ~
頑張れ、常本!
代表で輝く姿を期待しています。
そしていつかまた
カシマスタジアムで!
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