lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2023年J1第16節(引分)鹿島VS 浦和戦!浦和のような浦和でないような・・・!!~



2023年6月4日、鹿島アントラーズは浦和レッズのホームに乗り込み、2023年J1第16節を戦いました。

公式直前に、日本サッカー協会(JFA)の審判委員会が、一選手のピッチ上での振舞いに対し、チームや選手を飛び越してマスコミに愚痴をぶちまけると言う愚行をしたばっかりに、Jでも屈指の好カードが試合前から騒がしいものとなってしまった。

そのためかどうかは知らないが、鹿島と浦和の試合は、イングランドから審判交流プログラムで招聘した「イギリス人」審判に託すことになりました。

試合は、守備が好調の両チームらしく、ガップリと組み合い・・・
スコアレスドローとなりました。

ドローなのに、不思議と選手達の表情に清々しさを感じた2023年第16節(アウェイ)鹿島VS 浦和戦の記録です。

 

 

2023年第16節(アウェイ)鹿島VS 浦和戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー

鹿島 0-0 浦和

 

スターティングと交代メンバー

GK29 早川 友基    
DF2 安西 幸輝 
5 関川 郁万    
22 広瀬 陸斗⇒後半28
分32 常本 佳吾
55 植田 直通    
MF21 ディエゴ ピトゥカ
25 佐野 海舟⇒後半42分15 藤井 智也
14 樋口 雄太⇒後半28分17 アルトゥール カイキ
30 名古 新太郎後半14分33 仲間 隼斗
FW37 垣田 裕暉⇒後半14分8 土居 聖真
40 鈴木 優磨

FWが足りない。
知念が怪我で離脱して、染野や師岡がチャンスを掴むかと思ったら、ベンチにすら入れない。

夏の補強ポイントの1つかな。

 

2023年第16節(アウェイ)鹿島VS 浦和戦の動画ハイライト

ハイライトで感じるのは難しいと思うのですが・・・
90分があっと言う間に感じる試合内容でした。久しぶりの感覚です。

決定機の数では浦和の方が多かったかも知れません。

 

2023年第16節(アウェイ)鹿島VS 浦和戦の試合内容と感想

台風明けで、熱く、蒸し暑い気候になるかと危惧していたのですが、気温は上がったものの湿度はそれほどあがらず、プレーはし易いようでした。

もっとも、ピッチ上の温度は、両サポーターの熱気で煮えたぎっていたかも・・・。

 

前半総括:この試合最大のチャンスを決めきれず

序盤は鹿島ペース。
浦和が「戸惑っている」様子で、サイドからも真ん中らも攻撃が出来た。

迎えた24分、CKの流れから優磨の前にボールがこぼれるが、西川のファインセーブに遭って決めきれず。
試合後に映像で見返して思うのは、あれは優磨は決めないとな。スペースあったし。

徐々に浦和のペースになる。
浦和も、なんていうか、今までのイメージと違う。
後ろはガッチリ、それ以外は可動域が広く、掴みにくい。

前半終了間際にSBの明本がペナルティに飛び込んできて・・・
シュートはサイドバーが守ってくれた。

 

後半総括:岩政監督の博打は見応えあったが・・・

後半も一進一退。
ただ、時間の経過と共に鹿島の攻撃回数は減っていく。

土居と仲間を投入し、続いてカイキと常本を投入。
バランスを崩さないように、でも最善の交代策を打つが得点には繋がらず、最後に博打に出た。

42分に佐野を藤井に替えると、特異のドリブル突破から数回のチャンスを演出するが決めきれない。

すると佐野と樋口が居ない中盤はセカンドボールを拾えなくなり、一方的に攻撃にさらされるが、早川のファインセーブもあり守り切る。

 

試合終了:ドローなのに、選手の表情に充実感があるのは珍しい

もちろん誰もが勝ちたかったと思うが・・・。
90分、しっかりと戦い切った!と言う表情でした。

 

浦和戦で感じたこと

試合を観戦して感じたのは次の3点です。

  • ピトゥカ1人はしんどい
  • 交代枠にFWが欲しい
  • どうした常本?

です。

 

ピトゥカ1人はしんどい

この試合、95分まではピトゥカの能力の高さを感じさせる試合だった。
攻守共に、この日、ピッチに立っていた22人の中でも1・2を争うと思いました。

しかし・・・
終了間際、相手のラフなプレーでキレてしまい・・・
その結果、早川も巻き込むカード祭りを引き起こしてしまった。

あの場面、ピトゥカの短期が原因と言うよりも、42分に佐野が交代してからは、思うようにボールを狩れず、キープ出来ず、イライラが募った結果だと思いました。

仲間は居ましたが、樋口も佐野も居ないと、底に位置するピトゥカへの負担が大きくなるように思いました。

ただ、あのような状況になったのは岩政監督の博打でもあった訳で、それを事前にちゃんと意思疎通が出来ていれば、ピトゥカとしても気持ちを抑えることは出来たように思うのですがねぇ。

 

交代枠にFWが欲しい

交代カードに、純粋なFWが一人も居ないのはどうなのだろう?
カイキがいるが、カイキはちょっと特別枠。

やはり、染野なり師岡なりエケレなりが居ないといけないのに、ベンチ外なのは、今のチームのウィークポイントだと思います。

カイキ投入時に樋口も広瀬も変えてしまったことで、カイキや優磨の頭にピンポイントで放り込める人が居なくなり、垣田も替わっていたので前線でキープも出来ず、攻撃の形が単発でしか見られなかった。

夏・・・補強するのだろうか?

 

どうした常本?

コンディション不良なのか?
ちょっとしたスランプなのか?
スタメン落ちしたショックなのか?

常本がおかしい。

代表に呼ばれても遜色ない対人の強さが影を潜めている。
鳥栖戦でも、浦和戦でも、アッサリと交わされるシーンが目立った。

順調に鹿島の右SBとして成長してきたが、壁にぶち当たっているのだろうか?

彼の対人能力の強さは、これからの暑い時期には必須なので、復活して欲しい。

 

審判について

この日の審判は「審判交流プログラム」で招聘されたイギリス人のアンドリュー マドレイ氏が務めた。

プレミアで笛を吹いているのが納得できるファウルの取り方だった。

激しいチャージでもボールに行ってれば吹かないし、一見、正当なショルダーチャージに見えても、相手を吹き飛ばことに主眼があれば笛を吹く。

プレーしている方も、観ている方も、「サッカーのプレーに集中できる時間を確保」してくれのは有難いことだと思う。

この多くの人々のシンプルな願いを叶えてくれる審判だったから、試合後に高評価が多くなってるのだと思う。

ちなみに、このシンプルな願いである「サッカーを堪能させるための黒子であること」が出来る日本人の審判は本当に少ない。

日本の審判員が全てダメだとは思わない。ただ、総じて「ルール通りのサッカーをさせるための管理者」たらんと振舞う審判が多いのは事実であり、そのようなレフェリングをする人は、日本国内に限らず国外でも評判が悪いと思う。

マドレイ氏のレフェリングは良かったのすが、残念なのはJ1で6試合しか笛を吹かないことである。

これでは、他の審判に影響を及ぼすことなど出来ないのではないだろうか?

かつて、Jで150試合近く笛を吹いたモットラム氏のように、「選手にサッカーをさせる」ためのレフェリングが出来る審判を、長期的に招聘するのは難しいのだろうか?

来季から3部構成全60チームになるJリーグのさらなる発展のためには、審判員の技術と意識の改革は必要不可欠だと思うのだがなぁ。

 

次の試合は天皇杯2回戦・HondaFC戦!

次の相手は「アマチュア」だ。
でも、日本のアマの中でトップレベルのチームであり、完全ターンオーバーをして挑んだらJ1でも足を掬われかねない危険な相手だ。

2010年代後半のような圧倒的な強さは影を潜めているようだが、依然としてJFLで優勝争いをしており・・・。

アントラーズとしては「戦いたくない相手」の1つだと思う。

 

・・・が、天皇杯は優勝すればACL出場権が手に入る。
その点は、J1チームにとってはルヴァンの比ではない重みがある。

 

しっかりと勝ちきって欲しい。

 

まとめ 

タイトルに書いたように、何だか、不思議な感じだった。

ユニフォームもスタジアムの雰囲気も「浦和」だが、プレースタイルと言うか、チームの雰囲気が何か違う。

堅守だけど堅守速攻でもない。
サイドも上がるけどクロス一辺倒でもない。
外国人助っ人の質が平均的にかなり高い。
日本人の若手の活きがよい。

あんまり言いたくないが、今年、いや数年後の浦和はちょっと不気味だ。
次回、カシマスタジアムで戦う時に改めて観察したいと思った。

 

負けてない
勝ててもない
ギアチェンジはどうする?

 

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