2023年6月4日、鹿島アントラーズは浦和レッドダイヤモンズのホームに乗り込み、2023年J1第16節を戦います。
3回目のアジア王者になった浦和は、直後のリーグ戦こそ敗れはしたものの、チーム状態は悪くないようだ。
きっと、自分達がやっていることに自信があるからこそ、先制されても慌てずにプレーを継続出来て、その結果、追いつき勝ち越す試合が多くなっているのだろう。
一方の鹿島も、連勝中のような神掛かり的な雰囲気は無いにしても、「2023年版の守備からの攻撃」は確立しつつあり、鳥栖戦でこそ2失点したが、大量失点しそうなチーム状態では無いと思います。
好調同士の一戦は、夕方キックオフだけど、きっと天気予報では台風明けの好天となっているので、熱く、蒸し暑い中での試合になりそうな予感です。
2023年J1第16節（アウェイ）鹿島VS 浦和戦を前に思うことをまとめます。
2023年J1第16節（アウェイ）鹿島VS 浦和戦の予想スターティングメンバー
2試合連続でドローだけど・・・
メンバーを変える必要があるかと言うと微妙だ。
ただ、知念が居ないので、ベンチメンバーは色々と変えてくるかも。
3試合ぶりのリーグ戦勝利を狙う鹿島の対浦和戦のスタメンは・・・。
TOPは優磨と垣田
優磨との連携は試合を重ねるごとに良くなっている印象だ。
特典の匂いも増しているし、彼のフィジカルなら浦和の外国人2CBに負けないと思うのですが。
注目は交代選手だ。
染野か？師岡か？
2列目は、仲間と名古
相手の両サイドは若く、機動力も豊富なので、追い込むにはこの2人が最適かと思う。
名古は連続得点を狙い、ゴール前に顔を出して欲しいのだが・・・。
ボランチは、ピトゥカと樋口
ジーコが帰っても、キレキレのピトゥカで居て欲しい。
ブラジル選手アルアルだけはやめてくれ。
ここ数試合、樋口が熱くなる姿が観れるが嫌いじゃない。もっと我を出してもいい。
SBは左に安西、右に広瀬
誕生日を迎え、皆に祝って？もらい、きっと気分上々で走れることでしょう。
冗談はさておき、最近、クロスの質も上がってる気がします。
広瀬のクロスが最近低下気味なので、常本に・・・と思ったが、彼のスッポンDFもどうも低下気味。なので広瀬継続かな。
CBは、植田と関川
結果的に2試合連続で失点に関与する形となった関川。
危機感を抱いているなら、ピリッとしたプレーを見せてくれるはず。
植田は、とにかく全てのハイボールを弾いてくれ。
相手のCKでは相手のデカいCBがやってくるので、頭ごと吹き飛ばしてやってくれ。
GKは、早川
センスは抜群なんだから大丈夫。
足りないのは瞬時の判断。
出るのか、出ないのか・・・。
ミスると一点モノなので、しんどいポジションだけど頑張れ！
浦和戦で鹿島が勝つためのポイント
今期の鹿島と浦和の傾向を見ると、以下のようなポイントが注目点かと思います。
1つはとても気になるポイントです。
- 鹿島は相手陣内でポゼッション出来るか？
- サイドを気にし過ぎて中央を開けるな
- ペナルティ内での争いに注意せよ
鹿島は相手陣内でポゼッション出来るか？
鹿島が主導権を握れるかどうかは、これに尽きると思います。
今の戦い方は、前線から相手をハメて、高い位置でボールを奪取し、波状攻撃を掛けることで相手の守備に乱れを生じさせ、得点力の高いFWが決めきる。
それが出来ないと鳥栖戦のように前半のように守勢に回るし、鳥栖戦の終盤のように出来れば攻撃回数が増すことになります。
実際、鹿島の全シュートのうち1/4が敵陣でのポゼッションからとデータでも出ているので、名古・仲間・樋口・ピトゥカらのプレーに注目ですね。
サイドを気にし過ぎて中央を開けるな
浦和の両サイドバックは本当に良く上がる。
酒井と明本は共に得点にも絡んでいる。
でも、だからと言ってサイドばかりを気にしていると危ない。
データ的には、最終的にシュートに至る浦和の攻撃スタイルは中央からとセットプレーとなっている。
注意が必要だと思う。
ペナルティ内での争いに注意せよ
浦和得点パターンで目引くのが、PKとこぼれ球からである。
どちらも15％程度の割合を占めている。
つまり、ペナルティ内での争いが多く起きている訳であり、PKでの失点が飛びぬけて多い鹿島としては、注意が必要だと思う。
が・・・
注意してもどうにもならないかも知れないので、やはり複数得点を上げるしかないのかも知れません。
おまけ：興梠やるなぁ
昨年の札幌への期限付き移籍で、とうとう彼も引退へのカウントダウンか？などと考えたのは失礼でしたね。すいません。
浦和に復帰した今期は、17年連続でのゴールを決めて満男さんに並んだし、ACLでも歴代5位の27得点となったし、今年37歳になるとは思えない活躍を見せています。
アントラーズサポーターとしては、ちょっと思うところはあるけど・・・
でも、凄いなぁ。。。とは思う。
まあ、次の試合ではやらせないけどね！
鹿島アントラーズと浦和の全対戦戦績
これまで85試合の対戦があります。
鹿島 40勝
浦和 29勝
引分 16
鹿島からみて125得点、104失点です。
全対戦成績で考えると鹿島勝率が47.1%です。
勝利数は鹿島が多いのですが、やっぱり難敵です。
それでも、目前で優勝を攫ったり、チャンピオンシップで優勝を手にしたり、良いイメージもあるのが浦和だと思います。
まとめ
5連勝の後、リーグは連続ドロー、間にあったルヴァンは勝利。
8試合連続で負けなしです。
ここで、アジア王者を叩いて、再び連勝街道を突き進み始めるのか？
それともまた、勝ったり負けたりを繰り返すようになってしまうのか？
浦和戦は、今シーズンの中盤から終盤へ向けた、チームの方向性を決める一戦になりそうな気がします。
埼玉の地で
オブラディを響かせて！
頑張れアントラーズ！！
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