lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2025年J1第20節(引分)鹿島VS 広島戦!最後の最後まで勝利に拘る姿勢!!~



2025年6月14日、鹿島アントラーズカシマスタジアムサンフレッチェ広島を迎え、2025年J1第20節を戦いました。

リーグ前半戦は何とか首位で折り返したので、このアドバンテージを活かすためにはホームで上位陣と対戦するときには勝点3が大事だ。

とくにアウェイで破れている広島ようなチームには、ホームではやり返さないといけないと思っていました。

結果は、チームとしての成長は随所に感じつつも、どちらのチームにとっても嬉しくないドロー決着となりました。

2025年J1第20節(ホーム)鹿島VS 広島戦の記録です。

 

2025年J1第20節(ホーム)鹿島VS 広島戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー

鹿島 1-1 広島

   前半19分 東 俊希
後半47分 レオ セアラ

 

スターティングと交代メンバー

GK1 早川 友基 
DF3 キム テヒョン
25 小池 龍太⇒後半34分17 ターレス
28 溝口 修平⇒後半34分7 小川 諒也
55 植田 直通

MF6 三竿 健斗⇒後半34分10 柴崎 岳
20 舩橋 佑⇒後半22分14 樋口 雄太
27 松村 優太⇒後半22分22 濃野 公人
77 チャブリッチ
FW9 レオ セアラ
40 鈴木 優磨

相変わらず怪我や体調不良者は多いのですが・・・

明るい材料もありました!

その1:濃野の復帰
その2:新戦力・小川のデビュー

今夏の鹿島は歩みを緩めないぞ!

 

2025年J1第20節(ホーム)鹿島VS 広島戦の動画ハイライト

チームが公開している試合のハイライト映像は、微妙な判定のシーンは「あまり細かく」載せないような印象があったのですが、今回の広島戦に関しては、「双方」の「それ」を「色んな感情が湧くような」ハイライトの作りになっていました。

思うに、試合終了後に鬼木監督が審判団と「何か」話しこんでいたのですが、監督が「何に」ついて言及していたのか推測できるようにしたのではないでしょうか。

鹿島のことだけではなく、サッカー界のことを考えて、「双方のファウル」に対して「物を申した」のだ・・・と。

それが、試合後の監督のコメントにあった「ファウルはファウルで取って欲しい」に繋がるような気がしています。

 

2025年J1第20節(ホーム)鹿島VS 広島戦の試合内容と感想

直前の天皇杯2回戦から中2日ではあるが、天皇杯での得点シーンは良い形が多かったので、広島戦でもその良い感覚を継続していて欲しいな~

そして、追撃してくる下位を突き放して欲しいなぁ~

試合前はそんな想いを抱いていました。

 

前半総括:相変わらず不明瞭な判定基準だなぁ

鹿島がいつも不利益を被ってるとは思いません。
前節のガンバ戦での柴崎と宇佐美の絡みとかは、これまた「う~ん」って思う人は多かったでしょうし。

だから、今回の「レオ」のファウルが該当しないのも判らなくはないけど、でも他の試合(他チームも含め)では、PKだったりすることもあるので、いったい基準はどうなってるのよ?と言う「モヤモヤ」が積み重なりました。

そんな「モヤモヤ」を抱えていた前半に鹿島は失点したので気分は良くなかったし、前半終了間際に、前にPKになったような事例が起きたので、いっそう「モヤモヤ」してしまいました。

ただ・・・
試合内容としては鹿島は意図した形で何度も広島ゴールに迫っていたと感じました。

 

後半総括:執念の同点弾と飽くなき勝利への執念

先制したことで、自慢の守備陣で鹿島の攻撃を抑え込みに掛かる広島に対し、鹿島は波状攻撃を仕掛けますが、なかなかゴールには結び付きません。

それでも、攻撃の勢いを減衰させないように選手を変える監督の手腕は見事でしたが、ゴールは遠く、逆に終盤は追加点を奪われそうなシーンもあり「心臓」が止まりかけましたが、守備陣の高い集中力で防いでいました。

時間は過ぎてついにアディショナルタイムに突入。
そこで得たCK
ゴール裏のボルテージはMAXに。
そういう時に、何かが起きるんです。

2017年のガンバ戦で植田が決めた時もこんな雰囲気だったなぁ~

そう思っていたら、今回は植田がヘディングで中へ折り返し、混戦の中でレオが冷静に押し込んで同点!

鹿島が鹿島に戻りつつあると感じたのはこの直後でした。

同点ゴールのボールを柴崎がいち早く抱えセンターサークルへ駆け戻ると、多くの選手が同じように自陣へ戻り、勝ち越し点を狙って試合再開を待っていました。

その姿を見ていたサポーターのロールも途切れず・・・

残念ながら勝ち越し点は奪えなかったけど、きっと、この姿勢は今後の戦いでチームをより強くすると感じました。

 

試合終了:リーダーの役目・・・

疑問があれば有耶無耶にせず、その場で「冷静」に「率先」して確認する。
そして、選手にはサポーターへの挨拶を促し、サポーターには選手への激励を促し、良い雰囲気で試合を「きちんと」終える。

鬼木監督の姿勢は、リーダーとして見習うべき点が多いです。

 

2025年J1第20節(ホーム)鹿島VS 広島戦を観て感じたこと

この日の試合を観戦して感じたことは・・・
審判のことはさておき・・・

3つ+1つ記しておきたい。

優磨とボランチと組み立てと
溝口と小川について
ゴール前でこそ丁寧なプレー
広島の荒木選手
です。

 

優磨とボランチについて

コンディションがとても良いのでしょうね。
前半から実に良くDFライン近くまで下がってボールを受け、相手を背負って溜め作り、攻撃の起点になっていました。さらには、サイドにも進出して、ボールの出し入れに参加したりクロスを入れる起点にもなっていました。

流石は優磨。
優磨にしか出来ないだろう!

そう思いつつも、やっぱり優磨がゴール前に居ないと得点の匂いが減るし、相手からしてもレオ対策に絞れるのでやり難さは薄れるような気がします。

舩橋という選手がせっかくボランチに居るのだから、もう少し、かれに預けても良いと思うのですがねぇ。

それとも、天皇杯の試合後に言っていた「ハットを置き土産に中盤へ・・・」は、あれは冗談では無くてマジだったのでしょうか?

いずれにせよ、あれほどに優磨が下がらざるを得ないのであれば、松村の得点力が上がらないと複数得点が出来ないような気がしました。

 

溝口と小川の鹿島の狙いと

臥薪嘗胆と言うと大袈裟かも知れませんが、溝口にとってはようやく「本来の職場」で力を発揮するチャンスな訳であり、臆せずに思いっきりプレーして欲しいと観戦していました。

序盤は多少のぎこちなさはあれど、徐々に今の鹿島のスピードと強度に馴染んでいきましたが、何か違和感が・・・。

しばらくして気付いたのですが、安西の「残像」でした。

2021年夏に欧州から復帰した安西ですが、2022年以降は、鹿島の左サイドは彼の棲家となっていたのです。

独特のステップ
独特のタッチ
縦へ抜け出すタイミング
クロスを上げる時の仕草

一つ一つの安西のプレーや仕草が、脳裏に映像として焼き付いていることを改めて思い知らされました。

言いたいことは、安西と溝口安西と小川で比べても意味が無いのだと言うこと。

溝口の良さは「攻撃への意識」だと思う。
何度かシュートを放っており、しかも、かなり可能性を感じた。

新戦力の小川は「宝物の左足」を得点に繋げることだと思う。
濃野に出した左足から繰り出したロブ気味のパスは、鳥肌が沸き立つものだった。

右サイドでは濃野が怪我から復帰しており、両サイド共に「攻撃的」な布陣が出来つつあるように感じました。

これはつまり、夏場、スタミナを失い、疲弊する状況の中で、最少得点で守り勝つのではなく、複数得点で打ち勝つのが、最後にタイトルに繋がる・・・と言う首脳陣からのメッセージに感じます。

だからこそ、ボランチの一枚は三竿なのかなぁ~と考えています。
知念でも良いとは個人的には思うのですが・・・。

 

ゴール前でこそ丁寧なプレー

この日の試合の解説は水沼さんと「遠藤康」でした。

思いっきり、鹿島よりな解説に、まあ、広島サポーターは「思うところあり」なのは判らなくありません。

でも、鹿島サポとしては、素直に面白かった半面、納得のいくコメントも多かったと感じています。

その最たるものが、松村への「雑なんだよなぁ~」です。

左サイドでチャンスを作り、ペナルティ内へ何人もの選手が入り込もうとした時に出したパスは、誰もいないエリアへのコロコロパスでした。

「なんでそこがずれるのよ~」

「もどかしいなぁ~」

と言う言葉を、OBとして選手にぶつけて欲しいです。

ゴール前でこそ丁寧に!
相手の圧が強い時に正確なプレーが出来るように!

若手を中心に叱咤激励して欲しいです。

松村を筆頭に、若手の飛躍が無いとタイトルに近づけないから。

 

広島の荒木選手

鹿島以外の選手を(在籍したことがある選手や、代表で良く見た選手は別だが)、ブログで取り上げることはほぼありません。

そもそもちゃんと見ていない選手のことを書くのは失礼だし・・・。

でも、広島の荒木選手にはちょっと思い入れがあります。

2021年11月3日、サンフレッチェ広島のホームで行われたリーグ第34節。
鹿島は4-1で広島に快勝します。

1点目は相手DFのミスを上田が見逃さずにボールを奪取
4点目は相手DFのスキを突いて和泉が突進してファウル(PK)を奪取

この相手DFはどちらも荒木でした。

PKの後で交代を命じられた荒木は、人目を憚らずに泣いていたし、試合後のサポーターへの挨拶でも泣いていた。

サポーターは荒木を罵るのではなく、4番のユニを掲げて叱咤激励していた。

この光景を見て私はブログにこう記していました。

もしかして、我々は一人の選手を超レベルアップさせてしまうのではないか?と心配になりました。

彼がこの日の悔しさと、サポーターの檄を忘れなければ、これから先、鹿島だけではなく多くの点取り屋にとって「大きな壁」になるのかも知れません。

敵ながら、今後の成長に注目したい選手の1人になりました。

ジーコと共に~2021年J1第34節(アウェイ)鹿島VS サンフレッチェ広島戦!鹿島にとって笑顔溢れる一戦となった!!~ - lands_end’s blog

予感は的中。
何ともやり難い、日本を代表するCBに成長したものです。

これからも鹿島の前に立ちはだかりそうです。
なぜなら、彼の顔は「鹿島のCBの顔」ではないから笑、たぶん、鹿島に移籍してこないだろうしなぁ。

まあでも、そんな成長著しいCBが遮二無二なってしがみついていたにもかかわらず、ものともしないで引きずったママでCKをヘディングで折り返した「鹿島のCB植田」は、もっと凄いのだ!

 

まとめ 

後半戦のスタートはドロー発進となりました。
7月の次の中断期間迄の5試合は、タイトルの行方を占う試合が続きます。

町田戦、岡山戦、川崎F戦、そして柏戦・・・。

サポーターとしては、「強くなっていると感じる」と言う優磨や選手の言葉を信じ、彼らの背中にチャントをぶつけて支えたいと思います。

残り18試合!
一つでも多くの勝点を手にするために・・・

 

頑張れアントラーズ!
背中は支えるからね!!
最後は共に笑おうね!!!

 

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