2025年5月11日、鹿島アントラーズは国立競技場に川崎フロンターレを迎え、2025年J1第16節を戦いました。
相手のフロンターレはALCEの決勝まで勝ち上がっており、準優勝に終わったものの、大会で何かを掴んだ様な気がしていました。
また、今シーズンのJリーグでは今一つ波に乗れていない感じではあるが、鹿島戦ではどえらい力を発揮するのは目に見えている。
しかも、長谷部監督には福岡時代に随分と痛い目に遭わされたし・・・。
試合前は嫌な思いしかありませんでした。
一方の鹿島は5連勝中でありますが、けが人が多く、気持ちで勝利を手にしている状況が続いています。
そんな状態のチームですが、勝ち続けていることにより選手のメンタルが良好な点と、今は鹿島の監督が「鬼木さん」であること。
結果は・・・
着実にチームが強さを増していることを感じる内容でした。
6連勝を飾った2025年J1第16節(国立)鹿島VS川崎F戦の記録です。
- 2025年J1第16節(国立)鹿島VS川崎F戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- 2025年J1第16節(国立)鹿島VS川崎F戦の試合内容と感想
- 2025年J1第16節(国立)鹿島VS川崎F戦を観戦して感じたこと
- まとめ
2025年J1第16節(国立)鹿島VS川崎F戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 2-1 川崎F
前半7分 佐々木 旭
前半46分 舩橋 佑
後半20分 田川 亨介
スターティングと交代メンバー
GK1 早川 友基
DF2 安西 幸輝
3 キム テヒョン
25 小池 龍太
55 植田 直通
MF6 三竿 健斗⇒後半0分13 知念 慶
20 舩橋 佑⇒後半33分23 津久井 佳祐
71 荒木 遼太郎⇒後半0分27 松村 優太
77 チャブリッチ⇒後半31分14 樋口 雄太
FW9 レオ セアラ⇒後半17分11 田川 亨介
40 鈴木 優磨
鬼木監督の凄いところは、選手を実に満遍なく起用するところだと思う。
もちろん、一定の基準はあるだろうが、その基準を超えるなら、名前とか実績とかで固定することはない。
それが、今の鹿島の総合力の向上に役立っているように思います。
2025年J1第16節(国立)鹿島VS川崎F戦の動画ハイライト
リアルタイムでは観戦できず、遅れて試合を視聴した。
その際、前半は本当に何失点するのか・・・と言う気持ちになりましたが、ハイライトで見ると改めて胃が痛くなりました。
ありがとう早川!
感謝、感謝、感謝です!!
2025年J1第16節(国立)鹿島VS川崎F戦の試合内容と感想
リアルタイムでチームを応援することが出来ませんでした。
だから、試合開始の時間、そして終了するであろう時間に、仕事机に立て掛けているジーコスピリットの額を拝むのが精一杯でした。
前半総括:かなりやられていたが選手に焦りはなかった!
楽な展開にはならないと思ったのだが、当たらなくても良い予想は当たり、早々にCKから失点してしまった。
ただ、選手の顔には焦りはなかったし、不思議なことに自分自身も「あ~川崎相手に~」と言う気持ちはなかった。
しっかり粘れば点は取れる!
そう感じていました。
・・・が、流石にちょっと怖い場面が多すぎでした。
早川の好守と、守備陣の身体を張ったプレーがなければ、危なかった。
それでも、レオセアラに2回チャンスがあったように、必ず得点チャンスはあると「何故か」確信していました。
終了間際、ここまで耐えたのだから何とか最少失点で前半を終わってくれ~
と願っていたら、舩橋が値千金のプロ初ゴールをフロンターレゴールに叩きこんでくれました。
後半総括:技術や戦術も大事だけど、最後は気持ちだよ!
後半頭から選手交代。
三竿を知念、荒木を松村。
交代した選手が悪いというのではなく、鹿島が勝ち越すための手だと感じました。
鹿島が誇る助っ人のチャブリッチとレオが決めてくれると思っていたら・・・。
まさかのレオが離脱。
交代選手は田川!
町田戦のいいイメージのママで戦ってくれれば~と祈っていたら。
優磨の狙いすましたパスに対して実に見事な飛び出し、実に見事なシュート、鹿島が勝ち越しに成功!
その後も鹿島は攻撃の手を緩めませんでしたが、川崎も3枚同時替えを行い圧力を高めます。
徐々に鹿島陣内でのプレーが多くなり、思わず「目を瞑る」シーンも増えていきましたが、鹿島の選手やサポーターの気持ちを奮い立たせたのは、87分のテヒョンのガッツポーズとアディショナルに足を攣りながらも必死に戦い続ける優磨の姿でした。
試合終了:また1つ借りを返した!
リーグ戦6連勝。
そしてフロンターレ戦3連勝。
まだまだ借金が多いので、等々力でも勝たないとな!!
2025年J1第16節(国立)鹿島VS川崎F戦を観戦して感じたこと
この日の試合を観戦して感じたことを3つ、記しておきたい。
やはり凄いなフロンターレ・・・
荒木と松村に結果が欲しい
鹿島の粘り強さが戻りつつある!
です。
やはり凄いなフロンターレ
悔しいけど、やはり、上手い。
トップスピードに近い状態で、ボールを扱う精度は凄い。
それと、先を見据えた判断力。
前半の鹿島が追い込まれたのは、鹿島の個々の選手の能力が劣ってるのではなく、鹿島の選手達の想定の上をいった川崎の選手達の技術力と判断力だったと思う。
それが結果としてプレースピードが早くなっていた(見えていた?)のだと思う。
何しろ、冷静沈着で技術もスピードもある小池が、相手の寄せの速さを読み誤り、ピンチを招いているのだから。
ただ、耐え続けたことで、鹿島の選手が慣れたのと、疲れから相手の判断力や精度が落ちたことで、後半の逆転に繋がったように思います。
荒木と松村に結果が欲しい
荒木と松村が試合を重ねるごとに変化しています。
この日の荒木は前線で脅威にはなりきれなかったけど、それでも、相手は「そこ」に荒木が居るのは嫌だったはず。
松村は86分にドリブルでサイドを突破してゴール前まで迫るものの打ちきれずに高井のスライディングで阻止されてしまいました。
それでも、相手は改めて松村への警戒を強めたはず。
だから彼らは、チームのためにやれることを懸命にやっていたのです。
でも、出来ることなら彼らにも「歓喜」の「瞬間」が訪れて欲しい。
次の清水戦、彼らのプレーにいつも以上に注目してみたい。
鹿島の粘り強さが戻りつつある!
鹿島が「常勝」の名の通りにタイトルを獲り続けていたころ、80分過ぎて「大丈夫、勝てる」と感じた試合はいつも勝っていた。
最近、そう感じる試合が増えてきました。
正直、最少得点差で試合の終盤に入ると胃がキリキリと痛くなるですが、選手達の表情は「ギリギリの戦い」を楽しんでいる表情をしていて、見ていて頼もしい。
そして、追いつめられれば追いつめられるほど、闘争心が湧くのか、吠えたり、ガッツポーズしたり、などアドレナリンが出まくっているようでメンタルも好調のようだ。
ただ、鹿島が勝負強くなったな・・・と思うのは、終盤の時間の使い方だ。
キープの仕方、プレー選択、痛がってみたり、ファウルをアピールしたり、とにかく相手が嫌がることは「何でもやる」と言う精神。
かつて、他チームの選手やサポーターから、「なんて憎たらしい・・・」と言われた「勝ちに拘る戦い方」が戻りつつあるように感じています。
まとめ
激しく全力で、練習から戦っているからだろうか、けが人が絶えないのは心配だ。
レオセアラも万全では無いようだし、テヒョンも終盤に足を痛めたようで次節の清水戦にプレーできるのか?津久井もヘッドギア付けてプレーしていたし・・・。
鬼木監督が、試行錯誤しながら総合力で戦っているので、これ以上、けが人が増えないことを祈るしかない。
とはいえ、練習の強度を落としたら「鹿島」ではないしなぁ。
難しいところだな。
次節の清水戦はカシマスタジアムへ行く
久しぶりにカシマスタジアムで選手を応援する
頑張れアントラーズ!
背中は支えるからね!!
↓オススメの鹿島アントラーズブログランキングはこちらへ!